今回は、「I’m home」という英語フレーズの意味・使い方について分かりやすく紹介します。
私は高校と大学でアメリカ留学をしていましたが、寮生活だったので、この言葉はさほど飛び交ってはいませんでしたが、使わないわけではなかったのでなじみのあるフレーズでした。
どちらかというと、これから留学、ホームステイをする予定の方にはかなり使えるフレーズです。
使われるパターンはかなりシンプルなので、すぐ覚えたのを覚えています。
このフレーズは文の中に含めて使うより、圧倒的にフレーズ単体で使うことが多いです。
では、「I’m home」というフレーズは実際にどのような意味があるのでしょうか。
そして、具体的にどんな時に使われるのか、この後ご説明したいと思います。
「I’m home」 の意味とは?
最初に、「I’m home」の言葉について説明したいと思います。
「I’m home」は、直訳すると、「わたしはおうちです」となってしまいますが(笑)、
もちろんそういう意味はありません。
「I’m home」は、「ただいま」という意味です。
外出先から帰ってきた家族が家に到着し、玄関に入ったときに言う、あの、「ただいま」です。
でも実は、シンプルなフレーズなだけに、
この「I’m home」というフレーズと間違いやすいフレーズがあります。
それは「I’m at home」です。
「at」が入っているか入っていないかで、意味がかなり違うので、この際この違いをここで覚えてしまいましょう。
- 「I’m home」は、「ただいま」という意味
- 「I’m at home」は、「家にいるよ」という意味
になります。
みなさんも、どちらもなんとなく一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
でもなんとなく意味がどっち?となっていた方もいらっしゃるかと思います。
詳しくは次の例文でご紹介させていただきます。
「I’m home」の正しい使い方・例文
このフレーズは、「ただいま」という意味しかないので、どんな時に使うかという説明はもはや不要かもしれませんが、
実は日本でも海外でも、家に帰ってきた時以外にも使う時ありますよね!
それは共通している部分かと思います。
それでは具体的にどんな時?というのをご紹介しますね。
実は、使用頻度としては、大人より子供の方が多いかもしれません。
そして、日本での使い方と少し違うかな、と感じるところは、家に誰かいることを確認し、その相手を探しながら使うことが多いということです。
日本では、家に誰かいることを前提として使いますよね。
(ただいま!ママ、帰って来たよー!)
「I’m home, anybody home?」
(ただいま、誰か家にいる?)
と、多くの場合、「I’m home」だけで終わらず、その後に家族を呼んだり、誰かいるかを確認します。
「We’re home, hey please come and help!」
(ただいまー!ちょっと来て手伝ってくれるー?)
と、ここでもやはり、ただのただいまではなく、家にいる家族に用事があるときに呼び、主語は必ずしも「I」ではないのがわかりますね。
(よし!ただいま!やっぱ実家が一番だわ!)
【例文③】独り暮らしの家で、誰もいないのをわかっていながらいう時
「I’m home! I know nobody is home…」(ただいまー!まあ誰もいないんだけどねー。)
とちょっと寂しい感じですが、実はよくみんな言います(笑)。
間違えやすい表現で、「I’m at home」、と、「at」が入るフレーズがあります。
これは実は、「ただいま!」ではなく、「家にいるよ」という表現になります。
参考までにいくつか例文を紹介します。
(いまどこにいるの?UPSからの荷物を受け取ってほしいの!)
「It’s ok, I’m at home!」
(大丈夫だよ、家にいるよ!)
(ねえお母さん、今日友達を家に連れてってもいい?)
「Yes, I’m at home, so I can cook some cookies for you guys.」
(家にいるから大丈夫よ、みんなにクッキー作ってあげれるよ。)
I’m homeは、家庭では特によく出てくる表現
「I’m home」は、例文でもご紹介したように、家族が家に帰ってくる、ことをメインに、ほとんど家族間で使われることが多いフレーズです。
とにかく「ただいま」という意味なので、英語では当たり前に言うというよりは、家にいる誰かを探しながら口にすることが多いので、その点はもしかしたら日本での使い方と英語圏での使い方は、意味は同じでもちょっとだけ違う部分かもしれません。
ホームステイするときに自分からも使いやすいですし、ぜひ積極的に使ってコミュニケーションをとってもらえればと思います。
そして、「I’m at home」(家にいるよ!)という意味のフレーズととても似ているので、そこを間違えないように、「I’m home」(ただいま)を正しく使ってみましょう。
まとめ
「I’m home」についてまとめると、
- 「I’m home」は、家庭でよく出てくるフレーズ
- 「I’m home」は、シンプルで気軽に使いやすいフレーズ
- 「I’m home」は、家にいる家族を呼びながら使うことが多い
- 「I’m home」は、意外に日本と外国では使い方がちょっとだけ違う
この4つのポイントを押さえておけば、
もちろん留学・ホームステイなどでも使えますし、旅行先で外国人のおうちへ泊まらせてもらう時などに
自然と使えるかもしれません。
「I’m home」(ただいま)と一緒に、「I’m at home」(家にいるよ)という表現も覚えてしまえば、間違えることも
なくなりますね!
では最後にI’m homeのような便利で
2語で表現できる簡単フレーズを紹介しますので、
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