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Hit me up. ってフレーズを聞いたことありますか?
「私を打って?殴って?」・・・
という意味ではありませんよ。
Hit me up. とは、
スラングで、hit の意味を表しており、
「打つ」や「殴る」の意味では使いません。
ビジネス英語はある程度わかるけど、
カジュアルな日常会話はイマイチ苦手・・・
今回は、そんな方にぜひ読んで頂きたいと思います。
Hit me up. は日常よく使うフレーズなりますが、
いったい、いつ使うの?誰にでも使えるの?
などの疑問にお答えします。
Hit me up の意味とスラングについて
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Hit me up. とは、スラングで「連絡してね」という意味になります。
そもそもスラングとは、
辞書などに載っている本来の意味とは違う意味や使い方をして、
日常的にネイティブがよく使う言葉のことです。
家族や友だち同士などの
カジュアルな関係において使われることばです。
ですから、今回のHit me up.は
気軽に「連絡ちょうだいね」というようなニュアンスになります。
そして、たいていの場合が連絡する方法は電話ではなく、
スマホのショートメッセージやLINEやFacebookなどの
SNSを通して連絡するという意味になります。
次にHit me up の使い方や簡単な例文を紹介します。
Hit me up の使い方と例文を紹介
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「私に連絡してね」
先ほど、Hit me up. = 連絡してね という意味と
紹介しましたが、では、誰に?
はい、答えは簡単、「me=私に」が入っていますので、
話し手の私に連絡してね、ということになります。
少し文章を加えて、具体的な例文を見てみましょう。
(何か質問があったら、後で連絡してね。)
◇Hit me up whenever you can.(いつでも良いから、できる時に連絡してね。)
◇I’ll be at home, so hit me up when you need me.(家にいるから私が必要になったら、連絡してね。)
以上のように使います。
そして、どのような方法で連絡するのか
具体的に指定してする場合は次のように言います。
(ショートメッセージで連絡してね。)
◇Hit me up on LINE.(ラインで、連絡してね。)
Hit me up on + ○○=
「○○の方法で連絡してね。」ということになります。
携帯電話の時から使われているショートメッセージを
使うこともまだまだありますが、
最近は、スマホの普及で、
なにかしらのSNSのメッセージ機能を使って
やり取りをすることが多くなりましたね。
その時は、hit me up の後ろに「on」をつけて、
その後、何を使って連絡を取るのかが続きます。
「私が連絡するね」
反対に、「私があなたに連絡するね」
という意味で使うこともできます。
その場合は、間に「you」を入れます。
(後で連絡するね。)
◇Can I hit you up tomorrow?(明日連絡してもいいかな?)
◇I’ll hit you up on LINE after I check out my schedule.(スケジュールがわかったら、ラインで連絡するよ。)
というように使います。
つまり:
- ≪相手に連絡してもらう場合≫…Hit me up.
- ≪自分が相手に連絡する場合≫…Hit you up.
となります。
日本語と違って、英語は、
『誰が誰に何をする』ということを明確にする言い方をするので、
これさえ理解すれば大丈夫です。
HMUもHit me upと同じ意味
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ネイティブからこのようなメッセージを受け取った場合、
意味わかりますか?
そうです、この大文字で書かれている箇所は
「Internet Slang」と言って、
日本語でもインターネットスラングとそのまま訳されていますが、
要は、インターネット上で使うスラングのことで、
Facebook やtwitter など様々なSNSで使われているスラングです。
では、最初の例文をまず、通常の文章にしてみましょう。
↓
Hit me up! I got something to tell you as soon as possible.
(連絡して!大至急、あなたに伝えないといけないことがあるの。)
という意味になります。
ですから、ASAP= as soon as possible
そして、HMU=Hit me up となります。
それぞれのフレーズのそれぞれの
単語の頭文字をと取って、大文字で表します。
今回のHit me up に関しては、さらに、
HMUL=Hit me up later. があります。
また、ASAPは、実際に会話でも使えます。
“エイエスエイピー”とアルファベット読みで発音します。
(できる限り、すぐに戻ります。)
ほかにもネイティブと楽しく英会話するために、
ぜひ流行りのスラングを勉強してみてください。
いまアメリカで人気になってるスラングをまとめました↓↓
次に、Hit me upとよく似た意味の例文を紹介します。
Hit me up とよく似ている例文
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Text を使う
Hit me up 以外に連絡してね、の意味にあたるのは、
(メッセージしてね。=連絡してね)
という言い方があります。
名詞の『text=文字列』の意味が、
携帯電話の登場で、ショートメッセージ機能を
使って連絡する時のことを「Text」を動詞のように使うようになりました。
日本では、早くから携帯電話で使えるメール機能がありましたが、
海外の携帯電話にはメール機能は搭載されず、
ショートメッセージで送っていたことが背景にあります。
ですから、Text me. もスラングになりますが、
誰でも使っている定着したフレーズになります。
自分が連絡を取る場合は、
I’ll text you. (メッセージを送るね。)
という使い方をします。
Contact を使う
では、元来、連絡を取るという表現は、
動詞の「contact=連絡をとる」を使います。
(後で連絡してね。)
◇Please contact me on FB.(フェイスブックで連絡してください。)
また自分が連絡する場合は、
(LINEで後ほど連絡します。)
となります。
動詞の「contact」はスラングではありませんので、
いつでもどのような場面でも使うことができます。
まとめ
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今回はスラングのHit me up. について紹介しました。
まとめると、
- Hit me up. =私に連絡してね。
- Hit you up. =私が連絡するね。
同じ意味で、言い換える例文は、
|
という内容でお届けしました。
例文は、シンプルで簡単な文章ばかりでしたので、
ぜひ、友だち同士などのカジュアルな会話で使ってみてくださいね。
また、HMU=Hit me upという
インターネットスラングについても少し触れました。
ことばはその時代や文化を反映するものですから、
特に今回のようなスラングは、大きく影響されますね。
英語やその他の外国語でも、学ぶということは、
単に話せるようになるだけではなくて、
その時代に合った使い方を学ぶことがとても大切だなぁと思わされました。
Hit me up! って意味が分かればとっても使いやすいですよね。
どんどん使ってみてくださいね!