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こんにちは。
私はタイの首都バンコクに住んでからもう5年が経ってます。
私がタイに移住することが決まっときは、
「生活費」のことは1番気になるポイントでした。
インターネット上では、
「タイでは月5万円もあれば悠々自適な生活ができる」
というような文言が飛び交っているのもちらほら見かけます。
日本とタイとでは、物価格差がありますからね。
果たして本当にこのような格安の金額で
タイで暮らすことが出来るのでしょうか?
1年間タイに住んでる私が
実際に、この地でのリアルな生活費を大公開します!
結論を先に申し上げると、
食費や家賃を抑えれば月5万円生活も可能ですが、
決して贅沢できるわけではありません。
なんなら我慢をたくさんする必要がでてくるかもしれません。
※添付の写真はすべてタイで撮ったものなので、楽しみながら読んでくださいね^^!
1人暮らしにかかる生活費は?
では実際にどれくらい費用がかかってくるのか、
バンコクで暮らすに当たっての家賃、水道光熱費、食費などを詳しく紹介していきます。
今回は私のような30代の女性がバンコクの郊外でマンションの一室を借りて一人暮らしをした場合を想定して、お話ししていきますね。
居住費用は毎月のメインの支出となるので
家賃、水道光熱費がいくらなのか一番気になるところですよね。
今では日本人が経営している不動産仲介業者も多くありますしインターネットで簡単に
賃貸情報が調べられるので、日本からでも安心してお部屋探しができます。
私はインターネットで部屋を探し、
現地スタッフとメールをやりとりし契約まで至りました。
では実際いくらかかったのか見ていきましょう!
気になる家賃はいくら?
バンコクでは賃貸物件の中で、
家具家電付きの単身者向けコンドミニアムを借りる日本人が多いようです。
市街地だと約35平米程度の広さで10,000バーツ位(約3万円)からあります。
ただし、場所によって値段が変わるので郊外に住むともう少し安くなります。
私が借りているコンドミニアムは市街地から少し離れたバンナーと言う新興エリアにあり、
約30平米で1ヶ月8,850バーツでした。
最寄り駅まで徒歩15分位です。
市街地までは30分あれば行けるのでアクセス面での不便は全く感じませんが、
家賃が安いからか6階なのにアリなどの虫が大量発生した経験があります。
市街地に住みたい、キッチン付き、ジムやプール付き、
日本人が多いコンドミニアムが良いという方は
10,000バーツ以下の部屋は見つからないかもしれません。
CHECK IT!
安さにビックリ!水道代
水道代は日本に比べてとても安いです。
バンコクは暑いので私は朝、帰宅後、夜と1日に3回シャワーを浴びることもありますが、
それでも1ヶ月200バーツ(約700円)くらい見積もっておけば充分でしょう。
水道代は安いですがそのまま飲むとお腹を壊すことがあります。
飲料水はコンビニで買っても10バーツ(約50円)と激安なのでぜひ積極的に購入しましょう。
CHECK IT!
高すぎる!電気代
電気代は日本とあまり変わりません。
(変わらないということは高い!)
私の部屋には大きすぎるエアコンが付いていますが、
私はエアコンの風が苦手なのでオプションで扇風機を借りています。
これは電気代節約にもなりますね。
6階は窓を開ければ風が入ってくるので
熱い夏場でも扇風機で充分に生活が出来ます。
ただ、外の空気が汚いのは少し気になりました。
CHECK IT!
外食文化!リアルな食事情に関して
毎日欠かせないのが食事ですね。
タイ料理がいくら好きだとはいえ,
毎食タイ料理ではいつか限界がきそうです。
では私がバンコク生活で何を食べているのかご紹介します。
屋台メシは美味しくて安い!
タイは外食文化なので、朝から屋台が立ち並びます。
私が朝食によく食べているのはその場で好きな具材を選んで作って貰えるオムレツです。
タイの家庭料理でこれは本当に美味しいと感じられます。
ライス付きで20バーツ(約70円)という安さです。
それでも、毎朝だとさすがに飽きてくるので、
カットパインなどのフルーツを食べることも少なくありません。
お昼はフードコートでレッドカレー、カオマンガイ、パッタイなどが
50バーツ(約150円)で食べられるのでよく行っています。
ディナーは家の近くの美味しい屋台でライスヌードルやカオパッドを食べています。
これは40バーツ(約140円)くらいです。
屋台はなんと言っても安くて美味しい。
ですが、タイ料理が大好きな私でも毎日屋台飯というのはさすがに体に変調をきたします。
観光で来ているならまだしも、実際に住むとなると話は違いますね。
CHECK IT!
タイ料理以外にもたくさんある?
バンコクにはタイ料理屋以外にも、日本食、韓国料理、中華、イタリアンなどなんでもあります。
ファーストフードももちろんありますし、
有名なチェーン店も多くあるので食事に困ることはありません。
むしろ選択肢が多すぎて何を食べようか迷うくらいです。
週の半分はローカルフードや屋台飯で、
あとは親子丼やうどんなどの日本食もよく食べているというのが、
私に限らず現地在住の日本人の共通な食生活ではないでしょうか。
値段はお店によりけりですが100バーツ~300バーツくらいで
いろんな国の料理が楽しめます。
屋台と比べると値段が全然違いますね。
毎日屋台で買えば食費は1ヶ月3,000バーツ程で抑えることは可能ですが、
実際に住んでみるとそうはいきません。
食費だけで10,000バーツ(約3万5000円)はみておきたいです。
CHECK IT!
月5万円で本当に暮らせるの?
このように色々な出費項目から考えていくと、
贅沢せずに不自由の無い普通の生活をバンコクで送った結果、
5万円では到底暮らせないというのが正直な印象です。
- 家賃8,850バーツ
- 水道光熱費500バーツ
- 食費10,000バーツ
- ショッピング1,500バーツ
- 観光1,500バーツ
足すと22,350バーツ(約7万7千円)です。
では、よく言われている「月々5万円での生活」とは、一体どんな暮らしなのでしょうか。
CHECK IT!
月5万での生活モデル
遊びも観光もいろいろと我慢?
人それぞれライフスタイルは違うのでなんとも言えませんが、
- 毎日毎食屋台飯を食べて、
- コンドミニアムではなくゲストハウスのドミトリーに住み、
- 遊びや買い物にも行かず、友達と合うことなく引きこもる生活
こういう我慢をする生活なら、月5万円で過ごせるかと思います。
でもこんな暮らしを望んでいる人ってあまりいない気がします。
こういう暮らしをしたい!と考えている人には良いですが
長くは続かないと個人的には思います。
5万円以内に収めて、いい暮らしをしたいからタイに行くわけですよね。
5万円以内に収めた結果、
ひどい生活環境になってしまったら本末転倒です。。。
友人などとルームシェアをすれば、月々5万円生活も可能かも?
既にご紹介した通り、生活費の中で最もウェイトを大きく占めるのが「家賃」となります。
例えば私のように単身ではなく、
ご夫婦や友人などとルームシェアをするのはどうでしょうか?
単純に一人当たりの家賃割合が半分になるので、
月々5万円生活も可能かもしれませんね。
さらに2人で暮らす場合は自炊もしやすいでしょうし、
光熱費に関しても2人だから人の場合の倍になるということはありません。
CHECK IT!
「2人で10万円生活」の方が、よっぽどリアリティある話です!
まとめ
タイの首都バンコクでの生活についてインターネットでは様々な情報が飛び交っています。
タイで実際に5万円で過ごしている人ももちろんいることでしょう。
ですがその情報だけを頼りにしてしまうと、
実際に住み始めてから想像と違う・・・
と落胆する可能性があるのだけは念頭に入れておいてください。
この記事を少しでも参考にして頂き、
自分はタイでどんな暮らしをしたいのか、
それには実際にいくらかかるのかを考え直してみてはいかがでしょうか。