目次
Hey, guys! こんにちは!
あなたは
- 集中しないと英語が聞きとれない
- 耳に入ってきても右から左へ抜けてしまう
- 英語のスピードについていかない
こんな悩みをお持ちだと思います。
私も英語リスニングが聞きとれない・・・と悩んだことがありました。
集中すると、ものすごい労力使うんですよね。
「こんなずっと集中してらんない!にんげんだもの。」
だから私は相田みつをのように
「人間だからしかたない」と受け止めた上で
「じゃあどうしたら良いんだろう?」と考えました。
英語リスニングの簡単な対処法を知った結果、
海外の映画館でもストレスなく
映画を見れるようになったんです。
今回は、そんな「集中しないと聞きとれない」と
悩むあなたに
- 集中しないと聞きとれない理由と簡単な3つの対処法
- 話せるフレーズは聞きとれるということ
これらを分かりやすく解説します。
今日からできることも紹介するので
「聞いたことが右から左に抜ける状態」から抜けだして、
英語をたのしく聞きとれるようになりましょう!
聞きながら意味を考えてしまっている
もしあなたがリスニング力をつけるために
「日本語に訳すスピードを上げないと!」
なんて思っているなら、
今すぐにその考えを捨ててください。
聞き取れない最大の理由は
リスニング中に英語から日本語に変換しているからなんです。
「意味を考えなきゃ聞き取れないでしょ」
と思うかもしれませんが、
よく考えてみてください。
日本語で訳すような大変な作業をしていたら
「そりゃ頭はパンクするわ」と思いませんか?
そんなに脳をイジメないであげて!(笑)
英語脳とは?
この図は
上:リスニングが苦手という方の脳内
下:英語脳になっている脳内
です。
もし英語を聞いた瞬間に意味が
思い浮かかぶようになったら
ものすごく楽になりますよね!
このような状態を一般的に、英語脳と言います。
聞き取れない人は「Apple」を耳にしたら
まず「Apple = りんご」と日本語に訳して
りんごのイメージ作り出しています。
一方で、英語脳になってる人は
「Apple」と聞いた瞬間にりんごのイメージが湧きます。
これが英語脳です。
英語脳になっていないと
「日本語に訳す」という作業が増えるので
時間も労力もかかります。
ただ、実はあなたも一部の英語では
英語脳で聞きとれてるんです。
例えば「Hello.」こう言われたら
わざわざ日本語に変換しなくても
瞬時に意味がわかりますよね!
なので、英語脳で聞き取れるよう脳を
トレーニングしてあげることが必要なんです。
英語脳になる3つのトレーニング
私がオススメするトレーニング方法は
英語を英語のまま理解する英語脳トレーニングです。
英語脳トレーニングはいくつもありますが、
なかでも私がオススメするのは「洋画」や
「海外ドラマ」を使ったトレーニング。
なぜかというと、自分の好きな動画で勉強できるからです。
では、そのオススメの3つのトレーニングです!
- 吹替か日本語字幕で見てじっくり内容を知る
- 英語字幕で見る
- 慣れたら字幕なしで見る
このステップで楽しみながらリスニング力を鍛えます。
ただし、2・3では必ず英語脳を
意識しながら見ないと意味がありません。
どう英語脳を意識するというかというと
日本語に訳さず、英語を英語で理解するようにするです。
はじめは、ついていけないと思うので
「英語字幕で鑑賞」
これを何度も繰り返すことになると思いますが
好きな映画なら何度でも見れると思います。
楽しみながらがんばってみてください!
英語学習というと、
どうしても退屈というイメージを
持ってしまいませんか?
大変な思いをすると
「勉強した感」は得られるかもしれませんが
実は自分が好きなことをしていたほうが
圧倒的に上達しやすいんです。
ただし、専門性の高い内容のものはオススメしません。
まずはディズニーやホームアローンのような
簡単なものから始めると良いでしょう。
どちらの英語も簡単なフレーズ・英単語ばかりなので、
挫折することはなくなりそうですね!
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英語の音の強弱を意識する
英語では重要な単語が
- 大きく
- はっきり
- ゆっくり
補助的な単語は
- 小さく
- 弱く
- 早く
- 脱落して
話されること、知っていましたか?
日本語では強弱がなく、
すべての音が同じに発音しますが、
英語では違います。
リスニング中は、
- 内容を理解するのに大事な単語だけをキャッチ
- 「the」や「and then」などの内容のない単語はスルー
これをすると驚くほどに楽になります。
控えめに言っても、
私はこれで2倍リスニングが楽になりました!
この重要な単語は内容語といって、
補助的な単語は機能語といいます。
これから2つについて詳しくお話します。
内容語と機能語の違い
まずは、それぞれの代表的な品詞をみてみましょう。
内容語 (強) |
名詞・動詞・形容詞・副詞 |
機能語 |
人称代名詞・冠詞・前置詞・接続詞・助動詞・be動詞 |
そして、例文をみて、分解してみると
(私はだいたい朝食にパンを食べるよ)
この中で強く言われるのは内容語であるこちら
- usually(副詞)
- eat(動詞)
- bread(名詞)
- breakfast(名詞)
一方で、弱く話されるのが機能語であるこちら
- I(人称代名詞)
- for(前置詞)
です!
まずは、どの品詞が強く発音されるのか覚えましょう。
そして次に、品詞の使われるタイミングを覚えてしまいましょう。
とはいえ、最初にすべて覚えるのは大変ですよね。
重要な単語をキャッチできるよう意識するだけでも
大きく変わると思うので、ぜひ挑戦してみてください!
体にしみついてさえしまえば、もうこっちのもんです!
英語特有のリズムに慣れていない
また、英語のリズムに慣れていないことも
英語が聞き取れない理由のひとつです。
リズムのない日本語を話すわたしたちにとって
むずかしく感じるかもしれませんが
慣れてさえしまえばカンタン!
しかも、このリズムは上記でお話した
この強弱によって作り出されています。
内容語は、大きく・はっきり・長く 機能語は、小さく・よわく・短く |
なのでリズムに慣れると
「あ、これ(内容を理解するのに)大事な単語だ」
と直感的に分かり、
ずっと神経を使わなくても聞き取れるようになります。
もう一度、同じ例文をみてみましょう。
(私はだいたい朝食にパンを食べるよ)
分かりやすくするために、オーバーにお伝えします(笑)
アィ ユーージュアリー イーート ブレッッド フォ ブレックファスト
このように大事な単語を強調します。
くり返しますが、大事な単語は、
大きく・はっきり・長く話されます。
ここで英語のリズムになれるための
オススメのトレーニング方法をご紹介します!
英語のリズムに慣れるトレーニング法
英語のリズムに慣れるトレーニングとは、
一定のリズムで手をたたきながら音読すること。
内容語を発するときに手をたたきます。
手をたたくリズムがくずれていたら
それは英語のリズムになっていないということです。
なので一定のリズムになるよう何度も何度も練習して
体にしみこませましょう!
なにか英文を聞いてるときでも良いです。
聞きながら手を叩いてみてください。
そうすると(内容を理解するのに)大事な内容語のときに
リズムがとられていることが分かると思います。
オススメの動画があるのでよかったら見てみてください。
話せるフレーズは聞き取れる
これまで、
- 聞き取れない理由
- トレーニング方法
をお伝えしました。
そして、もうひとつだけ聞きとる上で
大事なポイントを最後にお伝えします。
それは、自分が話せる英文は、
必ず聞きとれるということ.。
「How are you?」
「How old are you?」
これを聞いた時に、
おそらくあなたは集中しなくても聞きとれるはず。
なので平行してアウトプットをすると
より効果的にリスニング力が高まるのでオススメです。
まとめ
この記事のポイントは
- 集中し続けなくていい。にんげんだもの。
- 日本語に訳してはいけない
- 英語は英語で理解する
- 大好きなジャンルの映画で、英語脳トレーニングをする
- 日本語字幕→英語字幕→字幕なしで映画鑑賞
- (内容を理解するのに重要な)内容語に意識を置く
- 英語特有のリズムに慣れる
- 自分が話せることは必ず聞き取れる
リスニングは、ちょっとした知識とトレーニングで
必ず力をつけられるものです。
実際、私も
「どうして私だけ聞きとれないんだろう?」って悩んだ時期がありました。
でも、今では海外の映画館で楽しめるまでになりました。
それは、英語特有のルールを知り
良いトレーニング方法に出会ったからです。
「あの時にこのトレーニングに出会えていなかったら、
今頃どうなっていたんだろう。」
なんてゾッとします。笑
なので、あなたにもできるはず。
ぜひ、楽しくリスニングのトレーニングをしてみてくださいね。