目次
英語を学習している時、
一つの単語が複数の意味を持つため、
その場に応じて使い分けなければいけないと分かった時、
ちょっと嫌な(面倒な)気持ちになったことはありませんか?
今回は、英語学習者が
「もう無理!英語難しい!」
と思って英語を諦めてしまうことの多い
頻出単語「Make」を用いた
「動名詞」と「不定詞」について使い方を説明します!
Makeの意味とは?
早速ですが、英単語「Make」は
さまざまな意味を持ちます。
今回は「Make」を使った例文を交えながらご説明していきます。
まず「Make」を辞書で調べると、
大きく分けて「名詞」「自動詞」「他動詞」と
3種類の使い方があります。
基本的な3つの意味
- 名詞・・・作ること(工程)、製造(過程)、型、式、生産量など
- 自動詞・・・移動する、~しようとする、~の状態になる、など
- 他動詞・・・~を作る、~の状態にする、(人に)~させる、など
上記3つの中でも一番覚えやすい、
もしくは覚えている人が多いのが3つ目の
「他動詞」の訳「~を作る」ではないでしょうか。
1つの単語が複数の意味を持つと
最初から全て覚えるのは難しいのですが、
まずこの3種類があることを覚えましょう。
そしてMakeには
動名詞・不定詞2つの使い方があります。
それぞれ分かりやすく説明していきますね!
動名詞とは
次に本題の「動名詞」とは何かをご説明します。
「~詞」と聞くと、分かりにくい表現ですが、
動名詞(どうめいし=名詞の活動を表す)はとても覚えやすいです。
- 動名詞・・・動詞にingを付ける「動詞ing+形」
- 日本語訳・・・「~すること(~する[動詞の部分]+こと[名詞])」
これだけです!
<ポイント>
- 動名詞(~すること)で主語になるため、文頭に用いる
- 補語(主語とイコールになる部分)にも使える
- 目的語(動詞の対象となる語)にも使える
では先述の「Make」と絡めて見ていきましょう。
動名詞(~すること)で主語になるため、文頭に用いる
- Making ~ (Make(動詞)+ ing + ~(名詞))
Making dinner for my family is one of my daily routines.
家族のために夕食を作ることは私の日課です
Making films is my job.
映画製作が私の仕事です
Making a profit is what we have to focus on to continue the business.
利益を出すことは、事業を続けるために重点をおかなければいけないことです
「Making(makeのing形) + 名詞 = ~すること」が
文頭にあることで主語にあたる部分(下線部)を作れば、
残りはどういう状態か、
という文章を作るのみで文章は完成します。
補語(主語とイコールになる部分)にも使える
- 主語 + be動詞 + [making + ~(名詞)]
①の例文を②のパターンに変更した例文をご覧下さい。
私の日課は、家族のために夕食を作ることです
私の仕事は映画製作です。
事業を続けるために重点をおかなければいけないことは、 ①と②の例文を見ると どちらも「~すること」が主語もしくは 動詞(likeなど)の対象が「~すること」になる
私は家族に「夕食をつくること」が好きです
私は映画を製作することを楽しんでいます *「enjoy, finish, mind, give up」 次に不定詞についてご説明します。 不定詞は動名詞のing形の代わりに 不定詞・・・「To + 動詞の原形」 日本語訳・・・「~すること」 これだけです! <ポイント> ①不定詞(~すること)で主語になるため、文頭に用いる ②補語(主語とイコールになる部分)にも使える ③目的語(動詞の対象となる語)にも使える これを先ほど「動名詞」で例文を作った To make dinner for my family is one of my daily routines.
家族のために夕食を作ることは私の日課です To make films is my job.
映画製作が私の仕事です To make a profit is what we have to focus on to continue the business.
利益を出すことは、事業を続けるために重点を 「To + make + 名詞 = ~すること」が ①の例文を②のパターンに変更した例文をご覧下さい。 私の日課は、家族のために夕食を作ることです
私の仕事は映画製作です。
事業を続けるために重点をおかなければいけないことは、 不定詞の場合でも、①と②それぞれ同じ意味になります。 動詞(likeなど)の対象が「~すること」になる
私は家族に「夕食をつくること」が好きです
私は映画を製作したいです。 *「hope, plan, want, decide」 makeには使役の使い方もあります。 文法を勉強してるなら必見です! CHECK IT! それでは先ほどの例文を「ポイント①、②」に Making dinner for my family is one of my daily routines.
家族のために夕食を作ることは私の日課です 私の日課は、家族のために夕食を作ることです To make dinner for my family is one of my daily routines.
家族のために夕食を作ることは私の日課です
私の日課は、家族のために夕食を作ることです Making films is my job.
映画製作が私の仕事です 私の仕事は映画製作です。 To make films is my job.
映画製作が私の仕事です 私の仕事は映画製作です。 Making a profit is what we have to focus on to continue the business.
利益を出すことは、事業を続けるために
事業を続けるために重点をおかなければいけないことは、 To make a profit is what we have to focus on to continue the business.
利益を出すことは、事業を続けるために 事業を続けるために重点をおかなければいけないことは、 このように同じ意味を持つ表現でも 4種類並べてみると分かりやすいかと思うので ちなみに、英語学習をする際によくどこからどこまでが 簡潔に相手に分かりやすく そのため、上記の例文の場合、 例文を複数挙げてみましたが、いかがでしたでしょうか。 「動名詞」「不定詞」の項目は何度も練習が 最初は公式のように覚えるのが大変かとは思いますが、 動名詞や不定詞は英語を学ぶ上では
making a profit.
利益を出すことです
be動詞の前後で文章が入れ替わっているだけです。
(主語と同じ意味の)補語にあたるからです。目的語(動詞の対象となる語)にも使える
行動に対して「Make + ing形」を使うこともできます。
これら4種は「動名詞」のみにしか使えないという決まりがあります不定詞とは
動詞の原形の前に「to」を使用します。
①、②の例文で同じ単語を使用すると下記のようになります。主語として文頭に用いる場合
おかなければいけないことです
文頭にあることで主語にあたる部分(下線部)を作れば、
残りはどういう状態か、という
文章を作るのみで文章は完成します。補語(主語とイコールになる部分)にも使える
to make a profit.
利益を出すことです目的語(動詞の対象となる語)にも使える
行動に対して「to + make」を使うこともできます。
これら4種の「未来を感じさせる動詞」は
「不定詞」のみにしか使えないという決まりがあります
混乱しないように別の記事にまとめました。動名詞、不定詞の例文を使ったおさらい
合わせてそれぞれ動名詞、不定詞にして
まとめましたのでおさらいしましょう。<動名詞の例文>
<不定詞の例文>
<動名詞の例文>
<不定詞の例文>
<動名詞の例文>
重点をおかなければいけないことです
利益を出すことです<不定詞の例文>
重点をおかなければいけないことです
to make a profit.
利益を出すことです
4種類の文章に変えることができます。
比較しながら学習してみて下さいね。
主語か見つけづらい主節をよく目にしますが、
実際英語圏では(特に会話では)あまり使用しません。
伝わるようにするのがポイントです。
①と②どちらも意味としては同じですが、
英文としては①(主語として組み合わされている単語数の少ない方)が
英語圏では多く使われています。まとめ
必要にはなってくるかと思います。
一つ一つの文章がどちらのパターンかを
日ごろから見分ける練習をすると後で楽になります。
必要不可欠な項目なので、ひとつずつしっかり覚えていきましょう!