「私も」って英語で何という?「Me too」を使わない!ネイティブの正しい返事とは?

【監修】
英語講師ベル


塾講師を経て、書籍「英文工学」を執筆し、amazonランキング1位を獲得。英語を効率的に学習する「メルマガ」は5000人に購読され様々なメディアで取り上げられる。英語セミナーは累計1,500人が受講する人気講座となっている。
さらに近年では、英語学習アプリ「トークトレーナー」を制作し地上波テレビで取材を受ける。

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Hi, guys! こんにちは!

突然の質問ですが、
あなたは何度も「Me too」を使っていませんか?

 

「私も!」というフレーズを使いたいときに
「他に良いフレーズないかなー」と思っている方に朗報です!

実は「私も」の英語フレーズは、
10通り以上もあるんです。

 

私がイギリスに留学をしていた時
「 ”Me too” ってめっちゃ万能!」
なんて思いながら

何かあるごとに
「Me too! Me too!」と連呼していました(笑)

 

でも1ヶ月が過ぎた頃、
なんとなく毎度「Me too」と
言うことに気が引けてきたんです。

なぜならネイティブの先生達や他の留学生は、
私ほど「Me too」を使っていなかったからです。

 

 

そこで今回は、ネイティブがよく使う「私も」の英語表現を4つ紹介します!

 

この記事を読めば

  • 英語での表現の幅を広げられる
  • 「Me too」を使わずにネイティブのように自然な英会話ができる
  • 外国人ともっとリアルな英会話をする

こんなことができるようになります!

 

「私も」の英語表現の覚え方も紹介するので
ぜひ最後まで読んでみてください。

 

「Me too」と「Me neither」の違い

まず「Me too」以外の
フレーズをご紹介する前に
重要なことをお話をさせてください。

 

「Me too」はどんな時でも
使える便利なフレーズではないのです!

 

もしかすると知らぬうちに
間違った使い方をしているかもしれません。

 

例えばこんな時に
「Me too」を使っていませんか?

間違った例

相手:I don’t like durian. 「俺、ドリアン好きじゃないんだよね」

自分:Me too!「私もそう!」

実は、上記のようなシチュエーションで

「Me too」を使うと
相手の頭上に「?」が浮かんでしまいます。

 

私が海外生活が始まったばかりの時は
上記の間違った使い方をやってしまってました(笑)

 

丁寧に上記の文章を見てみると、
相手は「I don’t like 〜.」と否定文で話しています。

そう、否定文の時は「Me too」は使えないんです。

 

じゃあどうしたらいいの?
って思いますよね。

とても簡単です!

正しい例

相手:I don’t like durian. 

「俺、ドリアン好きじゃないんだよね」

 

自分:Me too!  Me neither! 

「私もー!」

このように「too」を「neither」に変えると
否定文に対しての
正しい「私も」の言い方になります!

 

発音は「ニーザー」です。
イギリスの発音だと
「ナイザー」になります。

発音の確認は動画で確認してみてください。
(時間が設定済みなのですぐに me neither を聞き取れます)

 

よって「Me too」が使えるのは
相手が肯定文を使っている時。

正しい使い方

相手:I like durian. 「俺、ドリアン好きなんだよね」

自分:Me too!「私もー!」

 

まとめると

  • 肯定文に対しての返事は 「Me too.」
  • 否定文に対しての返事は 「Me neither.」

 

相手が否定をしているのか
肯定をしているのかを
聞き取った上で使い分けてみましょう!

 

※豆知識

ネイティブの人は「Me neither」ではなく
「Me either」と言ったりしますが
正しい文法ではありません。

英会話であれば「Me either」を
使ってもさほど問題はないかとは思いますが、
どうせなら正しい文法で話してみましょう!

 

「Same 〜 me」の使い方

 

「Me too」や「Me Neither」以外に
シンプルで簡単なフレーズとして
「Same 〜 me」があります。

 

  1. Same as me.
  2. Same with me.

 

この2つは使い時を少し気をつければ
便利で初心者にも使いやすいフレーズだと思います。

 

実際に、私も「Me too」ばかり言い過ぎいることを
気にしていた時期があったので
このフレーズを積極的に使っていました。

 

Same as me

相手と同じ物や品質を持っている時に使います。

相手:I have the newest MacBook. 

「俺、最新のMacBook持ってるんだぜ」

 

自分:Same as me! 

「俺も!」

 

Same with me

相手と同じシチュエーションにいる時に使います。

相手:I don’t have enough money to buy a house. 

「お金なくてマイホームは買えない」

 

自分:Same with me. 

「僕もだよ」

「同じ」という意味の「same」を使うので
簡単に覚えれられそうなフレーズですね!

 

私の感覚ではMe tooよりも
sameを使ったフレーズのほうがよく使われますので、
ぜひ使い分けできるようにしてみてください。

 

 

ネイティブが多用する「So」と「Neither」の違い

 

上記で説明した
「Me too.」「Me neither.」や
「Same 〜 me.」の他に

ネイティブスピーカーの中で
メジャーなのがこちら。

 

  • So + ( be動詞 / 一般動詞 / 助動詞 )  + I.
  • Neither + ( be動詞 / 一般動詞 / 助動詞 ) + I.

 

映画や会話の中で
こんな「So do I.」という
フレーズを聞いたことはありませんか?

A:I usually go to bed at midnight. 

「いつも僕は寝るのが深夜なんだよ」

 

B:So do I. I can’t stop playing a game until late. 

「俺も。遅くまでゲームがやめられないんだよね〜」

かなりよく使われているフレーズなので
これまで聞いたことがなくても一度知れば、
このフレーズがよく聞こえてくると思います。

 

正直私が初めて聞いた時は、
倒置されているからか

「なんでこの順番なの!?」

と違和感でなんだか気持ち悪かったです(笑)

 

「ピンとこない」
「難しそう」

 

って思われた方もいると思います。

 

実際少し難易度は高めですが
ルールさえ把握してしまえば
あとは応用するだけなので頑張って覚えてみましょう!

 

肯定・否定の使い方

まず、絶対に覚えなければいけないことを紹介します。

 

それは相手が話した内容が
肯定文と否定文のどちらなのか?
によって使う単語が変わる
ということ。

 

 

なのでこちらを必ず!頭に叩き込んでください。

  • 肯定文なら「So
  • 否定文なら「Neither

 

肯定文の例

相手:I’m from Tokyo. 「東京出身なんですよー」

自分:So am I. 「私もです!」


否定文の例

相手:I’m not from Tokyo. 「東京出身ではないんですよー」

自分:Neither am I. 「私もです!」

「使ってみたけどなんだかややこしい」と思った方は
まずは肯定文に対しての
「So」だけを覚えて使ってみてください。

 

覚えた当初、私は可能な限り
会話の中で使うようにしていました。

でも両方使おうとすると
どうしても頭で考えるから言葉にするまでに
時差が発生するんですよね(笑)

 

「(今、否定文だったから、否定文の時は、えーっと、 So じゃなくて、うーん)Neither am I!」

 

といった感じで会話のリズムが崩れてしまい
使うのが億劫になってしまった経験があります。

なので、一気に so,neither の両方使おうとしないのがコツ。

 

まずは「So ◯◯ I.」だけを使って
否定文に対しては「So ◯◯ I.」は使わないよう意識すること。

 

「So ◯◯ I.」に慣れてきたら
「Neither ◯◯ I.」を使い始めるとイージーです!

シンプルに習得していきましょう!

 

be動詞・一般動詞の使い方

上記で述べた

  • 肯定文なら「So」
  • 否定文なら「Neither」

を頭に叩き込んだら
シンプルにするために肯定文に絞ってご紹介します!

※否定文で使いたい時は
「So」を「Neither」に変えて使ってくださいね。

 

まずは「So ◯◯ I.」の◯◯の部分に入る単語を
現在形のbe動詞一般動詞
2点に絞って使い分けていきましょう!

 

  • 相手が be動詞  を使っていたら「So am I.」
  • 相手が 一般動詞  を使っていたら「So do I. 」

となります。

 

例文を見たほうが
理解しやすいので思うので紹介します。

 

be動詞

相手: I am scared of ghosts. 

「俺おばけが怖いんだよ」

 

自分:So am I. 

「私もよ」

一般動詞

相手: I miss you. 

「君に会いたいよ」

 

自分:So do  I. 

「私もよ」

このように
相手が使う動詞の種類(be動詞なのか、一般動詞なのか)に合わせて、
「am」「do」のどちらを使うか判断します。

 

時制ごとの使い方

ひとつ前の「be動詞・一般動詞」では
現在形に絞っていましたが

「So ◯◯ I.」 の◯◯に入る単語は
相手が使う時制に合わせる必要があります。

 

現在形・過去形・完了形・未来形で比較してみます。

現在形

相手:I’m excited. 

「わくわくするよ」

 

自分:So am I! 

「私も!」


過去形 

相手:I was excited. 

「わくわくしてたよ」

 

自分:So was I! 

「私もしてた!」


完了形 

相手:I have been excited. 

「今までわくわくしてたよ」

 

自分:So have I! 

「私も今までしてた!」

未来形 

相手:I will be excited. 

「これからワクワクするよ」

 

自分:So will I! 

「私も!」

まとめると、相手が話した文の時制が

  • 現在形  だったら「am」か「do」
  • 過去形  だったら「was」か「did」
  • 過去完了形だったら「have」
  • 未来形  だったら「will」

となります。

 

「もっとややこしくなった〜」と思われた方へ
スッキリする覚え方があるので安心してください!

 

疑問文で文頭にくる単語ありますよね!

その単語こそが
「So ◯◯ I.」 の◯◯に当てはめるべき単語
なのです!

 

どういうことかというと
様々な時制で疑問文を見てみると

  • Am I wrong?
  • Do I know you?
  • Was I correct?
  • Did I mention this before?
  • Have I told you?
  • Will I ever find love again?

 

◯◯に当てはめる単語
疑問文の文頭にあるのが分かると思います。

 

単語をひとつひとつに覚えるよりも
ルールを覚えると応用が効くため効率が良いですよね。

ルールを意識して覚えてみることが
英語力向上に繋がりますので
ぜひ覚えてみてください!

 

ここまで

  • 「肯定・否定」
  • 「be動詞・一般動詞」
  • 「時制」

これらに合わせて
単語を選ぶ必要があると説明しましたが
もう一つだけ覚えて欲しいものがあります。

 

動詞の前に助動詞がついていたら、
助動詞を優先
して使わなければなりません。

 

次で説明します!

助動詞での使い方

最後は、
「So ◯◯ I.」 の◯◯に助動詞をいれるパターンを
紹介します。

 

相手が話した言葉に
助動詞が含まれている時は

上記で説明した
「時制によって単語を変える」が通用しません。

 

相手が助動詞を使っているなら
それに合わせて最優先で助動詞を使います

 

まずは、助動詞がどんなものだったかおさらいします。

助動詞はその名の通り
動詞を助ける品詞で、
動詞の原形と合わせて使います

 

メジャーな助動詞はこちら

  • can「〜できる」
  • should「〜すべき」
  • would「〜だろう」

 

can

相手:I can fly. 「おれ飛べるんだぜ」

自分:So can I!. 「私も!」


should 

相手:I should work harder. 「私はもっと仕事をがんばるべきだわ」

自分:So should I. 「私もそう!」


would 

相手:I’d like some coffee. 「コーヒー欲しいな」

自分:So would I. 「私も」

 

助動詞があるかないかを判断する必要があるものの
助動詞がある場合は時制を無視して
そのまま助動詞を使えば良い
ので案外シンプルですね!

 

So と Neither の一覧表

難易度の高かった「So 〜 I.」と
「Neither 〜 I.」の一覧表はこちらです。

是非活用してみてください。

 

 

肯定

否定

現在

過去

完了

未来

現在

過去

完了

未来

be

動詞

So am I.

So was I.

So have I.

 

So will I.

Neither am I.

Neither was I.

Neither have I.

 

Neither will I.

一般

動詞

So do I.

So did I.

Neither do I.

Neither did I.

助動詞

can

So can I.

Neither can I.

助動詞

should

So should I.

 

Neither should I.

助動詞

would

So would I.

Neither would I.

 

よく使われる「私も」という英単語

 

ひとつ前は少し難易度が高かったですね。

ここでは、「私も〜」と
英会話で伝えたいという方に3つ紹介します!

 

よく使われる単語がこちらです。

  • also
  • too
  • as well

 

例文を見てみましょう。

 

also

also

相手:I used to have two dogs. 

「2匹の犬を飼っていたの」

 

自分:I also used to have a dog! 

「私も1匹飼っていたわ」

 

too

too

相手:I got a flu shot yesterday. 

「昨日インフルエンザの予防接種を受けたんだ」

 

自分:I’ll get a flu shot today, too. 

「僕も今日受けに行くよ」

 

as well

as well

相手:I like summer the best. 

「夏が一番すき」

 

自分:I like summer the best of all seasons as well. 

「私も四季の中で一番夏が好き」

「also」は基本的に文中いれますが
「too」や「as well」は文末につけます。

 

凄くシンプルですよね!

慣れてしまえば便利なので是非使ってみてください。

まとめ

「私も」の言い方はいくつもありますが
ひとつひとつ使い慣れて
ワンランク上の英会話をしたいですよね!

 

【ポイント】

  • 「Me too.」は否定文では使えない
  • 「Me neither.」は否定文の時に「Me too.」の代わりにを使う
  • 「Same as me.」相手と同じ物や品質を持っている時に使う
  • 「Same with me.」は相手と同じシチュエーションにいる時に使う
  • 「So 〜 I.」は肯定文に対して使う
  • 「Neither 〜 I.」は否定文に対して使う
  • 「also」は文中に使う
  • 「too」は文末に使う
  • 「as well」は文末に使う

 

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