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今回ご紹介するのは、本当によく使うフレーズの「Let’s see」の意味と使い方についてです。
英語の授業で聞いたことがある人も多いですよね。
日本人にも馴染みがあって発音しやすいフレーズです。
私もカナダにいた頃は、なにかと「Let’ see」と言っていた覚えがあります。
実は、「ええと」というほかにも、
ネイティブたちが頻繁に使う「Let’s see」の表現もあるんです。
今回は「Let me see」との違いや言い換えのフレーズを、細かく解説していきますね。
では、さっそく見ていきましょう!
Let’s seeの意味とは?
英語の授業でもおなじみなので、意味を知っている人も多いのではないでしょうか。
Let’s seeは、「みてみましょう」という意味のほかに、
「ええと」「どれどれ」という意味があります!
注意深く考えたり、何かを思い出そうとしているときによく使う英語表現ですね。
似たような表現に「Let me see」もありますが、
この「Let’s see」は複数人で考えるときに使う表現になります。
どういうこと?と思いますよね。私も最初はそう思いました(笑)。
解説していきますね。
Let’s seeは何の略?
では、どうして「Let’s see」が複数人で考える「ええと」という意味になるのでしょうか?
実は「Let’s see」には「Us」が隠れているんですね。
なので、本来は「Let’s see us」となって複数人での時に使える表現になるわけです。
ちなみに「Let’s see」を解体すると、「Let us see」になります。
「See」には「見る」「わかる/理解する」という意味がありますよね。
なので、直訳すると「私たちに理解させて/見せて」となり、
それが転じて「ええと」「見てみましょう」という意味になります。
意味が判明したところで、早速使い方を例文とともに見ていきましょう!
Let’s seeの使い方
「Let’s see」の使い方はとても簡単です!
単体で使う場合と、あとにフレーズが続く場合があります。
単体で使う場合
「そうだな〜」と考えながら時間稼ぎをする時に使うので、このフレーズ自体に特に意味はありません。
A: So, where do we go?
(で、どこに行く?)
B: Well, let’s see, what about new cafe close to the station?
(ええと、そうだな、駅近くの新しいカフェはどう?)
フレーズをくっつける場合
実は、「Let’s see」にはフレーズをくっつけて使う場合もあります。これは本当によくネイティブたちも使う表現です。
例えば、英語の授業で新しいフレーズを学習しているとき。
(では、このフレーズの例をみてみましょう)
また、他にもこのような使い方もあります。
(私たちのカフェも冬の嵐で店を閉めるのかな?)
B: I have no idea. Let’s see what happens.
(ん〜、どうかな。様子を見てみよう。)
この「See what happens」は「See how it goes」でも言い換えることができます。
この表現をもっとくだいて説明すると、
「Let’s see how the situation happens in the future」という意味になります。
つまり、未来に起こる出来事がどうなるのか様子を見てみようというニュアンスを含むのです。
私がカナダにいた頃にも、この「様子をみてみよう」という表現はネイティブたちがとてもよく使っていました。
ちょうどコロナのパンデミックが始まった時に、
「私たちも臨時休業するのかな?」「ん〜、どうだろうね」
という同僚との会話で「Let’s see」を使ったことを鮮明に覚えています(笑)。
Let’s see if の使い方
「Let’s see」は「〜かどうか確かめてみよう」という意味で、「Let’s see if~」と使うこともできます。
例えば、
(機能するかどうか確かめてみよう!)
Let’s see if you can avoid it.
(君がそれを避けられるか見てみよう)
こういうった感じで使うことができます。
覚えておいたらかなり便利な表現ですよね!
Let’s seeとLet me seeの違い
結論からいうと、Let’s seeとLet me seeの2つの意味はほとんど同じです。
ですが、冒頭でも少し説明したとおり
- 「Let me see」は、私だけが考えるというニュアンス
- 「Let’s see」は、私たち(複数人)が考えるというニュアンス
という、2つの細かなニュアンスの違いがあります。
「Let’s see」はすでに解説したとおりなので、ここでは「Let me see」の例文を見てみましょう!
違いを例文で見てみる
「私だけ」が考えをめぐらせるときに使う表現です。
(どこか良いコーヒー屋さん知ってる?)
B: Let me see, I think the one on 3rd street is great.
(ええと、3rdストリートのやつは良いところだと思うよ。)
また、「Let me see」は「ええと」と自分のみが考えるという時のほかにも、「ちょっと見せて」というときにも使えます。
(新しいカメラを買ったの!)
B: wow cool, Let me see!
(わぁ、いいね。見せてよ!)
使い方は「Let’s see」と全く同じですね。
状況に応じて使い分けれるようになると一気にネイティブ感が増しそうです!
Let’s seeへの返答の仕方
「Let’s see」と言われて返答に困ることがありますよね。
ですが、このフレーズに対する決まった返しは特にありません。
そもそも、「Let’s see」のあとには文章が続くことが多いので、内容に応じて会話を続けることになります。
あまり深く考えすぎずに、あくまでも会話を楽しむのがいいと思いますよ!
ですが、「Let me see」を「ちょっと見せて」という意味で使った場合には、いくつか返答の仕方があります。
例えば、
|
などです。
状況に応じて使い分けたいですね。
sureは使う頻度が高いのでぜひ使い方を押さえておきましょう!
Let’s seeの言い換え
「Let’s see」はいろいろな表現で言い換えることができます。
先ほど紹介した「Let me see」は代表的なものですが、そのほかの表現をここではご紹介しますね。
・Let’s consider
・Let’s find out
・Let me think
「Let me think」はどちらかといえば、「Let me see」の言い換えですが、これも同じように使うことができますよ。
ただ、thinkという表現になるため「Let me see」よりもさらに深く考えるというニュアンスがあります。
Let’s seeは誰に使える?
Let’s seeはビジネスの場でもカジュアルにも使えます。
スラングではないため、上司の前で使っても大丈夫ですよ。
ただ、日本語でも同じだと思いますが、
「ええと」と言い過ぎると何も考えてないのかなと思われてしまいますよね。
なので、英語でも同じように使いすぎないほうがベターです。
まとめ
「Let’s see」の使い方はとても簡単ですよね!
それでは、今までの内容をまとめていきますね。
- 「Let’s see」には「ええと」「見てみましょう」という意味がある
- 「Let’s see」は「Let us see」の略で、複数人で考えるときに使える
- 「Let me see」と意味はほとんど同じ
- ネイティブは「Let’s see what happens」というフレーズもよく使う
- 「Let’s see」はカジュアルでもフォーマルでもOK
要点を押さえておけば、今すぐにでも使えるフレーズです。
では最後にLet’s seeのような便利で
2語で表現できる簡単フレーズを紹介しますので、
ネイティブとの会話に役立ててください!
フレーズのバリエーションを増やすと、英会話がもっともっと楽しくなると思います。
ぜひ、ネイティブと会話するときに使ってみてくださいね!