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たちは普段の会話の中で自然と、「〜だよね?」「(返事として)だよね!」
と言っていますよね。
日本語では何気なくそれらの言葉を放っていても、
いざ英語となると、詰まって言葉が出てこない…なんてことありませんか?
私も現在アメリカに留学に来て一年弱経つのですが、
聞き取ることは出来ても、パッとすぐに返せない…という事がまだまだ多いです。
今回は、英語でもテンポよくスッと返せるようになるために覚えると便利な
「だよね」を表す様々なフレーズを5つ紹介したいと思います!
フレーズ① 〜, isn’t it?
これは、「〜だよね?」と相手に確認のために聞く時の一般的で超便利なフレーズです。
日本語では、付加疑問文と呼ばれており、覚える、というよりは、
文章の語尾に一言付け加える形になります。
文法的に説明しますと、文章の語尾を、
主語と動詞を逆にして、本文が通常文の場合は否定形に、
否定文の場合は肯定形にします。
例文も加えながら分かりやすく説明していきましょう。
・本文がbe動詞の通常文の場合
(あなたが私の母のお姉さんですよね?)
(彼女は18歳だよね?)
(彼は右の位置にいましたよね?)
(昨日の夜めっちゃ楽しかったよね?) <この場合、last nightが主語ですが、wasn’t last night?とわざわざ同じ言葉は繰り返さず、itで示します> ・本文がbe動詞の否定文の場合
(これそんなに辛くないよね?)
(私にそれに対する責任はないですよね?) (あなたは小さい時おしゃべりではなかったですよね?) ・本文が一般動詞の場合
(彼はカリフォルニア州立大学に通っていますよね?)
(ニューヨークに住んでるんだよね?)
(ロサンゼルスに住むのはとてもお金がかかるよね?)
(バスで行くと長時間かかりましたよね?) ・助動詞や現在完了形、過去完了形の場合 今度は少しややこしい助動詞がある場合や、 まず、助動詞の代表的な単語、 can, will, should, wouldは形を変えず、他の場合と同じように使います。
(私たちはこのメニューからどれでも注文する事が出来るんですよね?)
(祖父母に会いにいくつもりなんだよね?)
(彼女もっと気をつけるべきだよね?)
(もっと悪い事態になっていたかもしれないよね?) もし否定文の場合も、全く同じで、 となります。
ただし、全ての助動詞に適用されるわけではありません。 例えば、mustは「〜だよね?」の形にすることはできません。 なぜなら、mustだけだと「〜しなければならない」という意味になりますが、 なので、 逆に、have toは「〜だよね?」の形にすることはできます。 どういう意味かと言いますと、have toの場合、
<このような文の場合も、living in Los Angele(ロサンゼルスに住んでいること)が主語となるので、それをitと示して語尾に持ってきます>
<Taking a bus(バスに乗ること)が主語となるので、それをitに置き換えます>
現在完了形、過去完了形の時はどうなるのかを説明します。
can, will, must, have to, should, wouldについて解説します。
「must not」だと「してはいけない」という禁止を表すので、
mustの否定形は「don’t have to(しなくても良い)」が正しい表現になります。
ただし、語尾の形が変わるということだけ注意しなければいけません。
なぜなら、have toの否定形は、don’t have toだからです。
例文は次のようになります。
(私たちはこの課題を来週の火曜日までに提出しないといけないですよね?)
また、現在完了形、過去完了形の場合は、
(ディズニーランドに行ったことがあるんだよね?)
(彼女プレゼンの準備してきていないんだよね?)
(私たちが着いた時には既に電車は出発していたよね?)
(私が教室に入った時まだ試験始まっていなかったよね?)
さて、ここまで長々と「〜だよね?」の言い方について解説しましたが、
それでもやっぱりその場でパッと頭の中で考えて、語尾につけることが出来ない…
という方のためにもとっておきの、短くて超簡単な魔法のような単語があるんです!
フレーズ② 〜, right?
その言葉はズバリ、「〜, right?」です。
え、これだけ?っていう感じですよね。本当にたったこれだけです。
文章の最後にright?と付けるだけで、「〜だよね?」という意味で
相手に聞き返すことが出来ます。
現在アメリカに留学中ですが、この言葉は毎日必ず一回は耳にします。
ネイティブも、こちらの方が頻繁に使っているようです。
これだと、英語学習者でも頭の中で、否定形だから…とか、
主語が第三名詞(he/she)だから…とか、助動詞がこれだから…
などと考えずに済みますし、まさにその場でパッとつけれるのでとても万能なんです!
ただし、あまり短い間で何度も繰り返し使ったり、
歳上の方や立場が上の方に対して使うと、
馴れ馴れしく投げやりな感じに聞こえてしまうこともあるので
気をつけなければいけません。
You said that we have only a few weeks to finish it, right?
(それを終わらせるのに数週間しかないって言ったよね?)
次に紹介したいのが、相槌を打つ際などに同意や共感を表す「だよね」のフレーズです。
フレーズ③ Right/Correct
相手の言ったことに対して「正しい」「その通り」と思った時は、
- Right
- Correct
と返します。
You’re rightやYou’re correctだとより丁寧になります。
A: The professor should give us more opportunities to get credits.
(教授はもっと私たちに点数を稼ぐ機会を作るべきだよ)
B: Right. What’s worse is that he always makes exams too difficult.
(そうだよね。しかも何が悪いって、いつもテスト難しく作りすぎるしね)
A: Correct.
(間違いない)
フレーズ④ Exactly/Absolutely
また、相手の言ったことに対して、
取りこぼすことなく100%賛成、同意する気持ちを表す時は、
・Exactly
・Absolutely
と言います。
Absolutely rightと言うことも可能です。
A: We should not only argue but take an action to protect our planet.
(私たちは地球を守るために、議論するだけじゃなくて行動を起こすべきだと思う)
B: Exactly. I think even if it’s little, it can lead to a big change.
(まさにその通り。例え小さいことでも大きな変化につながると思います)
A: Absolutely right.
(全くその通りです)
フレーズ⑤ I know/I feel you
相手の言ったことに対して、「分かる!」と共感、同調の気持ちを表したい時は、
- I know
- I (can) feel you
と言います。
A: It’s really challenging to catch up with the accounting class.
(会計のクラスについていくのはとても大変だよね)
B: I know. Cause it’s said to be one of the hardest classes.
(分かる。一番難しい教科の中の一つって言われてるからね)
A: I sometimes wonder if I am the only one who works too much.
(時々自分だけがこんなに頑張りすぎてるんじゃないかって思う)
B: I feel you. Everyone feels that way.
(分かるよ。誰もが感じることだと思う)
まとめ
さて今回は、「だよね」と同意する英語の表現について、
- 「相手に確認のために聞き返す時」
- 「相手に同意や共感を伝える時」と、
大まかに2種類に分けて解説しました。
詳しく解説したフレーズは5種類あるので、
ぜひ文法ごとに使い分けてみてください。
- フレーズ① 付加疑問文は、主語と動詞を逆にして、肯定文は否定形に、否定文は肯定形にして文章の語尾に付け加える
- フレーズ② 付加疑問文が難しい場合は、語尾に「〜, right?」を付け加えるだけでもOK!
- フレーズ③ 相手が「正しい」「その通り」と思った時は、Right又はCorrectで返答する
- フレーズ④ 相手に100%同意する時はExactly又はAbsolutely
- フレーズ⑤ 相手に「共感」「同調」する時はI know又はI feel you
心の中では「そうだよね〜!」「ほんとそれ!」と思っていても
その場で言葉に出せなくて、静かに相槌だけ打って話が弾まなかった、
という経験をしたことがある方もいらっしゃると思います。
悔しい気持ちもあると思いますが、
少しずつでいいので、感覚でパッと聞いたり、
簡単に「I know」とだけ返す練習をしてみてはいかがでしょうか?
間違えていくことによって、
だんだん適切な場面や状況を判断することが出来てくると思いますよ!
応援してます!