目次
今回は、英語フレーズ「Go ahead」の意味・使い方について分かりやすく紹介します。
私は高校と大学でアメリカ留学をしていましたが、
「Go ahead」はネイティブの方たちと触れ合う時によく聞いたフレーズで、
アメリカならではの文化を感じました。
相手を思いやるときにも使える、とても素敵なフレーズのひとつです。
ちなみにこのフレーズだけで使う場合も多いです。
では実際に、「Go ahead」はどのような意味があるのでしょうか。
そして、具体的にどんな時に使い方をするのでしょうか。
「Go ahead」の意味とは?
まず言葉について説明したいと思います。
「go」は、「行く」、「行け」、という、みんなが知っている「go」です。
「ahead」は、「先に」「前の方に」という意味があります。
この単語が組み合わさり、
「go ahead」=お先にどうぞ
という意味になります。
「お先にどうぞ」という意味から派生して、似たようなニュアンスで、日常的に使われているのが、
- お先にどうぞ
- どうぞ
- どうぞ先に〇〇してください
- やっちゃえ!
など、
いくつか場面によって、ニュアンスが少し変わることのあるパターンです。
特別に使う頻度がとても多いシチュエーションとしましては、
- レストランの入り口で、自分がドアを開けて後から来た方を先に行かせてあげるとき
- エレベーターで「開」ボタンを自分が押してあげて、他の方を通してあげるとき
の2つのパターンかなと思います。
アメリカには「レディーファースト」の文化もあるので、今思えばそういう意味でも出くわす機会が多かったように感じます。
ドアを持ってくれているジェントルマンに、「go ahead」を何度使っていただいたかわかりません。
大学の寮のエレベーターでも、やはり先に通してくれることが多く、
気さくに「go ahead!」と
言っていただいた経験がたくさんあります。
例文でご紹介しますね!
「go ahead」の正しい使い方・例文
もしかしたら、予想外の言い回しも入っているかもしれません。
1つずつ丁寧に例文を見てみましょう!
① お先にどうぞ
これは一番メジャーな言い回しで、本当によく使います。
(お先にどうぞ!)
(レストランに入ろうとしたら子連れファミリーが。その際自分がドアを開けて待っててあげるとき)
(エレベーターで老人が下りようとした際、自分が「開」ボタンを押して先に行かせてあげるとき)
② どうぞ
お先にどうぞ、と先に通す言い方ではないけど、
「どうぞ(いっちゃって)」という意味を持つパターンです。
(お手洗い借りてもいい?)
「Of course, go ahead, it’s around the corner.」
(もちろんどうぞ、その角にあるよ。)
(コーヒーもう一杯頼んでいいかな?)
「Sure, go ahead.」
(もちろん、どうぞ。)
③ どうぞ先に〇〇してください
これは、「始めててください」というニュアンスが含まれている言い回しです。
(自分の教科書を使ってどうぞ始めちゃってください。)
(何時に仕事終わるかわからないんだ。夕飯、先に食べちゃってていいからね。)
④やっちゃえ!
(あーマジ今日は朝まで呑みたい気分なんだけど!)
「Go ahead man, go ahead!」
(やっちゃいなよ、やっちゃえ!)
(チームのキャプテンに立候補したほうがいいかな?)
「Go ahead, go ahead, you will be a great captain!」
(やっちゃえ、やっちゃえ、きっといいキャプテンになるよ!)
と、いくつか例文をみていただきましたが、
どれも「先に」「どうぞ」という意味合いから派生して
なんとなく「前に行く」ような、
アクティブなニュアンスで使う感じが理解できるのではないでしょうか。
道案内するときのahead
Go aheadとはちょっと違いますが、
道案内の時に、aheadをよく使います。
例えば、「お店はどこですか?」と聞かれて、
この道を行って。100m先にその店はあるから。
のように「~先」のように距離を表現したりします。
覚えておくと実際に海外旅行に行った時などに便利です。
aheadには「先」という意味があると掴んでおくと
道案内するときもパッと口から出やすいと思います。
道案内ではほかにもaheadを使った表現がたくさんありますのでこの際に一緒に覚えてしましましょう!
Go aheadの返し方とは?
「go ahead」は、「お先にどうぞ」という意味を表す言葉単体として出てくることがとても多く、
文の中に含まれる場合は自分が使うより、相手が使っているのを聞いて理解するのが先かもしれません。
「go ahead」だけの場合は、自分からも使いやすいですし、積極的に使ってほしいです!
例えば、自分がドアを開けて入ろうとしたときに、
お子さんや年配の方がいらした際、是非そこで、
「go ahead」と使うと、とても感謝されるかと思います。
そこで「Thank you!」と返されるのがほとんどなので、「You’re welcome」というよりも、
「Sure!」や、「My pleasure!」など、
やってやった感がない、とてもやさしい言い回しで返すのもポイントです!
ちなみに、「after you」(あなたの後に)という意味も、「お先にどうぞ」という意味で使います。
発音のポイント
go ahead
ゴーアヘッ |
発音のポイントは、「ゴーアヘッド」ではなく、「ゴーアヘッ」と、「ド」をほとんど言わないことです。
そんなに難しくないので、是非試してみてください。
まとめ
「go ahead」についてまとめると、
- 「go ahead」は、とてもよく出てくるフレーズ
- 「go ahead」は、フレーズだけでも使えるし、文の中でも使える
- 「go ahead」は、「お先にどうぞ」以外にも便利に使える意味がある
- 「go ahead」は、発音は難しくないので気軽に使える
この4つのポイントを押さえておけば、
いつでも相手に親切にふるまえるだけでなく、感謝される経験ができます。
では最後にgo aheadのような便利で
2語で表現できる簡単フレーズを紹介しますので、
ネイティブとの会話に役立ててください!
フレーズのバリエーションを増やすと、英会話がもっともっと楽しくなると思います。
このブログを参考にして、より実用的な英語の知識をゲットしてくださいね!