目次
こんにちは、ベルです。
今回はAbilities Measured(アビメ)を
どうやって分析するのかを紹介していきます。
アビメとは、ここです。
正直、僕は、TOEICの公式認定証が届いてから
アビメを見てもどう分析したら良いか分からなかったのですが、
見方・正答数の換算法が分かってからは分析不要となりました!
せっかく高い受験料を支払ってるので、
アビメの確認は怠らずに、弱点を把握して、
次回受験するときはTOEIC高得点を狙っていきましょう。
ということでTOEICアビメの見方をお伝えして
なおかつ、どうやって点数を伸ばすべきか5分で紹介します。
TOEICの点数を伸ばすアビメの見方
アビメを分析をしたことがない人も多いかと思うので、
初心者の方にも丁寧に解説しますね。
僕がTOEICを受けたら
リスニングLとリーディングRの点数のみを確認して
LかRどっちの勉強を多めにした方がいいのかな?
程度にしかアビメを活用していませんでした。
いま思うとこれって
もったいなかったなーと思います。
だってアビメを分析すれば確実に
次のTOEICの点数に繋がるからです。
これは、知っているかどうかの問題なので
今回で押さえておきましょう。
では、どうやってアビメを分析していくのか?
TOEIC初心者にでも分かりやすいように
説明していきますね。
リスニングの点数をアビメから確認する
まずアビメの項目がどんな内容になってるかを見方を確認します。
ABILITIES MEASURED(アビメ) | 対応Part |
---|---|
項目1:短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに文脈を推測できる | Part1,2 |
項目2:長めの会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに文脈を推測できる | Part3,4 |
項目3:短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる | Part1,2 |
項目4:長めの会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる | Part3,4 |
項目5:フレーズや文から話し手の目的や暗示されている意味が理解できる | Part2~4 |
のようになっています。
毎回思うのですが、アビメも不親切で、
パートごとの正答率を出してくれればいいのに、
変なカテゴリー分けされて正解率が算出しています。
パートがいくつか重複しているので正確ではないにしろ、
もちろん判断材料になります。
リスニングの正答率の換算表
で、金のフレーズの制作者でもある
TEX加藤さんがTOEICテストが開催されるたびに
アビメの正答数を換算して紹介してくれてます。
こちらのリンクから確認してください。
TEX加藤さんのブログで正答率の換算表を確認する
- 自分がどのフォームで受験したか
- 何問、間違っていたのか
を把握してください。
たとえば12月10日のTOEIC試験のアビメは次のように正答率が換算されていたようです。
誤答数 | 項目1 | 項目2 | 項目3 | 項目4 | 項目5 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 93 | 94 | 94 | 94 | 94 |
2 | 87 | 88 | 88 | 96 | 88 |
3 | 80 | 82 | 81 | 94 | 81 |
4 | 73 | 76 | 75 | 92 | 75 |
5 | 67 | 71 | 69 | 90 | 69 |
… | … | … | … | … | … |
このように正しい誤答数を確認すると、
弱点がわかり今後の勉強の方向性が立ちます。
たとえば上記の表「項目4」のように
誤答が多くても正答率が90%台のときもあります。
正答率が90%もあれば、
「ここ勉強しなくてもいいんじゃね?」
って思うかもしれませんが、実際はボチボチ誤ってます。
だから一番、伸びしろがあるのは、
どのパートなのか?
これを正確に分析するようにしてくださいね。
これが分かるだけでも
近道して英語学習することが出来ますね。
アビメを分析して、
リスニング対策する時には、
正しいTOEICの勉強法があるので
こちらの記事を参考にして下さい。
リーディングの点数をアビメから確認する
リスニングと同じようにまずは
アビメの項目がどんな内容になってるか見方を確認します。
ABILITIES MEASURED(アビメ) | 対応Part |
---|---|
項目1:文書の中の情報をもとに推測できる | Part7 |
項目2:文書の中の具体的な情報を見つけて理解できる | Part7 |
項目3:ひとつの文書の中でまたは複数の文書間でちりばめられた情報を関連付けることができる | Part6,7 |
項目4:語彙が理解できる | Part5~7 |
項目5:文法が理解できる | Part5,6 |
リーディングもリスニング同様に
どのパートが正答率が低いのか?
弱点になっているのか?を冷静に確認して、
今後の勉強の方向性を立てましょう。
繰り返しになりますが、
パートがいくつか重複してますが判断材料になります。
リーディングの正答率の換算表
TEX加藤さんアビメの正答数を換算して紹介してくれてます。
こちらのリンクから確認してください。
TEX加藤さんのブログで正答率の換算表を確認する
アビメを分析して、弱点が分かったら
TOEICリーディングの勉強法について参考にして下さい。
会場別にアビメの結果は違う
TOEICを受けたばかりだと知らないかもしれませんが、
実はTOEICには、いくつかフォームがあります。
会場によって
フォームが1だったり、
ファームが2だったり、
つまり会場によって問題内容が違うのです。
だからアビメの結果も変わってしまいます。
友達とTOEICの正答を話し合っていて、
そんな問題あったっけな~?
と感じたことないですか?
それはフォーム1の問題を解いてる人と、
フォーム2の問題を解いてる人と、
問題が別だからです。
なので会場によっては、
自分にとって簡単な問題が出題されることもありますし、
難しい問題が出題されることもあります。
こればかりは運勝負。
午前・午後によっても問題のフォームは変わります。
試験が違うから、フォーム毎に満点ラインも変わってしまうのです。
たとえば、とある日の満点ラインは以下の通りだったようです。
- 午前 フォーム1 L5ミス R1ミス
- 午前 フォーム2 L3ミス R1ミス
- 午後 統一フォーム L3ミス R1ミス
上記のように数問ミスしても
990点満点が取れます。
全問正解が990点ではありません。
すこし幅を持たせているみたいです。
で、このフォームによって
アビメの見方も変わってくるので
まずは、自分のアビメから
どのフォームだったかを把握しなければいけません。
自分がどのフォームか?
はTEX加藤さんのブログを見れば確認でいます。
また、情報を受け取ったら、
自分のフォームの情報提供もしてあげて下さい。
(受取ったら返す、というGive&Takeの精神は大事ですからね。)
→TEX加藤の得点換算表を見る
ちなみにTOEIC雑学なのですが、
2種類以上のフォームから試験が構成されるので
- メジャーフォーム
- マイナーフォーム
という呼び名で呼ばれています。
このフォームの呼び名を知っているだけでも
TOEIC上級者になれますよw
40%ほどは同じ問題で、
60%は別の問題が出題されています。
問題が違うと、難易度やら、
配点やら、点数のばらつきやら
色々と問題がありそうに思えますが、
それは、TOEICが点数を管理してるから
配点しているので問題ないようです。
結果が帰ってきてから思うこと
TOEICの結果が返ってきて、
目標だった点数をとって、
次なる目標に向かっている途中かもしれません。
もしかしたら落ちこんでいるかもしれません。
落ちこんでいる時には、
是非この動画を見て欲しいと思います。
動画では、TOEICの結果が返ってきてからの考え方を紹介しています。
つまり、PDCAのP(Plan)の部分です。
正しい努力すれば、点数は伸びますからね。
PDCAの
D(do)の部分では、
大きく差はつきません。
みんな24時間しか与えられてないので
みんな一緒です。
だからこそ、勉強するための計画と分析
つまりP(Plan)とC(Check)で
差を付けれるかどうかなんです。
英語の学習は
PlanとCheckでほぼ9割決まります。
いかに正しい方向性でTOEIC対策して勉強を始められるかなのです。
これから真剣に英語学習する人は、
僕が執筆した書籍を読んで
勉強計画を立ててくださいね。
CHECK IT!
筆者はサンクチュアリ出版社でセミナーを開いたこともありますので、
すこしは参考になってると幸いです!