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いきなりですが、リーディングで450点取れていますか?
リーディングのみで
もし900点を取れてないなら
今回の記事はとても役立つ内容となっています!
TOEICのリーディングが苦手な人って多いですよね。
問題用紙にびっしり書かれた英文を見るだけでグッタリしてしまいます。
文法問題も勘にたよって回答することがあったり、
意味の分からない単語が出てくると
内容がつかめなくて試験中なのにやる気ダウンしたり。
実は800点台で行ったり来たりしている人の多くがリーディングに伸びしろがあるんです。
900点には大きな壁があると言われてますが、
リーディングさえしっかり点数を取れれば、
あっという間にTOEIC900点を突破します。
リーディング対策をして最短でTOEIC900突破する勉強法を
TOEIC945を取得した私が解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
TOEIC900点越えるレベルとは?
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TOEIC900点の難易度
TOEIC900点越えは長年英語学習されてる方でも取ることが難しく、
難易度は超難関で、上位3%の実力と言われています。
TOEIC (L&Rテスト)は990点満点なので、
正解率90%を超えなければ900点を取ることはできません。
では、TOEIC900点を突破するには、何問正解して、間違ってもいい問題数は何問なのか?
正解率90%以上が必要ですので、全200問の内、180問以上は確実に正解しなければいけません。
ミスできるのは多くて19問ほど。
安心してTOEIC900点を超すためには、間違える問題を17問以内には抑えたいです。
模擬試験をいくつか解いてみても、換算点で900点を超えるためには、
ミスできる問題は17~19問であることが多いです。
TOEICテストの運営会社であるETSのTOEIC Program DATA & ANALYSIS2022によると、
2021年度の受験者全体のTOEIC平均スコアは、611点です。
また、受験者の中で、900点以上取得している人の割合は、4.2%です。
そのため、900点は相当高い難易度であることが分かります。
参考:TOEIC® Program DATA & ANALYSIS2022
TOEIC900点取得の目安
正解問題数 | ミス問題数 | 正答率 |
---|---|---|
約181〜184問 | 約19〜17問 | 約95〜92% |
TOEIC900点は英語力の目安として、日常生活においてもビジネスの現場でも、ほぼ完ぺきに、専門的なコミュニケーションがとれるレベルであるということができます。
TOEIC800点とのレベルは大きく違う
TOEIC800点と900点の違いは、単なる100点の差ではありません。
この点数帯でのスコアの違いは、実践的なビジネス英語力における質の差として表れます。
800点レベルの方は基本的なビジネスコミュニケーションには対応できますが、
900点レベルになると、より高度な場面でも臨機応変に対応できる英語力を有しています。
たとえば、海外の取引先との商談において、800点レベルの方は基本的な内容の理解や意思疎通はできますが、
契約書の細かい条項の交渉や、急な議題の変更への対応などは難しい場合があります。
一方、900点レベルの方は、予期せぬ状況でも柔軟に対応でき、
ニュアンスの違いまで理解した上でのコミュニケーションが可能です。
TOEIC800点と900点の違いは、単なるテストスコアの差ではない、
その点をしっかり把握して、900点を目指してみてください。
とても長い道ノリになると思いますが、目標にするだけのメリットはあります。
人生としても、キャリアとしても可能性も大きく広がりますからね。
TOEIC800点を目指す方はコチラの勉強法を参考にしてみてください。
英検と比較すると準1級レベル
文部科学省が公表する資料によると、
TOEIC785~945点は英検だと準1級と記載されています。
よって、TOEIC900点は英検の準1級レベル相当です。
英検の保持者 | TOEICの平均スコア |
---|---|
1級 | 816 |
準1級 | 732 |
2級 | 517 |
準2級 | 392 |
3級 | 365 |
英検にはスピーキングテストがあり、
TOEICはリスニング・スピーキングの問題だけなので、
単純に比較はできませんが、おおよそのレベルの目安にしてください。
TOEIC900点を取得してるメリット3つを紹介!
900点スコアを持っているということは、
ビジネス英語において問題なく扱えるエキスパートレベルを示す証となり、
実践的なビジネスシーンで十分に対応できる英語力があることの証明になります。
TOEIC900点を取得することで得られる具体的なメリットについて、3つの観点から詳しく解説していきます。
大学生は就職活動で無双する!
大学生の就職活動において、TOEIC900点以上のスコアを持っているということは、極めて大きなアドバンテージとなります。
なぜなら、多くの企業が採用時に英語力を重視しており、
特に外資系企業や国際取引を行う日系企業では、TOEIC®のスコアが採用の重要な判断基準となっているからです。
具体的には、次のところで就職活動で優位になります。
- 外資系企業の選考でエントリーシートの時点で高評価を得られる
- 英語を使用する職種への応募において、他の候補者との差別化が図れる
たとえば、ある外資系コンサルティング企業では、
TOEIC®900点以上のスコアを持つ学生は、一次面接が免除されるケースもあります。
また、総合商社などでは、入社後の海外駐在候補者として優先的に検討されます。
社会人は海外で活躍できるチャンスが増える!
社会人がTOEIC®900点以上のスコアを持っていると、
キャリアの可能性を大きく広がります。
特に、グローバルなビジネス展開を行う企業において、海外プロジェクトや駐在員としての活躍機会が格段に増えることが最大のメリットです。
実際の業務場面で、大きなチャンスにつながったという話はたくさん聞きます。
- 海外クライアントと直接コミュニケーション
- 国際会議やプレゼンテーションでリーダーとして話しを主導する
たとえば、ある製造業の営業部門では、
TOEIC900点以上のスコアを持つ社員が、アメリカの大手顧客との商談をリードする役割を任されるようになり、
その結果、大型案件の受注に成功したというケースもあります。
転職時に大きな味方になる!
転職市場において、TOEIC®900点以上のスコアは、極めて強力な武器となります。
高度な英語力を証明する客観的な指標として、多くの企業から評価されるからです。
TOEIC®スコア | キャリアへの影響 | 求人市場での評価 |
---|---|---|
900点以上 | 海外案件のリーダー候補 | 極めて高評価 |
800-895点 | 海外案件の担当可能 | 高評価 |
700-795点 | 基本的な実務可能 | 平均的 |
特に、グローバル展開を加速させている企業では、
英語力の高い人材への需要が年々増加しています。
転職するときの具体的にメリットは2つあります。
- 年収交渉時により有利な条件を引き出せる可能性が高まる
- 英語を使用するポジションで優先的に検討される
たとえば、あるIT企業では、TOEIC900点以上のスコアを持つ社員に対して、
通常より20%以上高い給与になるケースもあります。
英語力があればそれだけ市場規模が大きくなり、会社として強みが得られますからね。
また、外資系企業への転職において、書類選考を通過しやすくなることも大きなメリットです。
(TOEICスコアが低いと選考対象から外れるなんてことも…)
このように、TOEIC®900点以上のスコアを持っていることは、人生において大きなアドバンテージとなります。
特に、グローバル化が進む現代のビジネス環境において、その価値は今後さらに高まっていくでしょう。
TOEIC900点を取るための勉強法
リーディング対策:長文を読むことに慣れる
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英語の長文に慣れるために、
まずは英語の本を読んでみましょう。
「いきなり英語で本?!」なんて驚かないで大丈夫です。
テストのような面白みがなく堅苦しい文章を読むわけじゃありません。
自分が好きなジャンルや興味のあるものでOKです。
ただし、あまり難しすぎるものだとモチベーションが下がってしまうので気を付けてください。
ここで大切なのは、
英語の長文に触れる機会を作ってとにかく楽しみながら文章に慣れるということ。
TOEIC900を突破するには長文は避けて通れません。
このまま苦手意識を持ち続けてたら、勿体ないです。
長文=ツライという思い込みを取っ払いましょう。
まずは1日30分程度でいいので毎日続けてみてください。
あの長文問題を見たときの「うわっ!多すぎる!」という抵抗が無くなってきますよ。
ちなみに、私がよく読んでいたのはJodi Picoultというベストセラー作家さんの本です。
TOEIC700点あればスラスラ読めるかと思います。
私はミステリーやファンタジー系が苦手なんですが、
この方の作品はどれも現実社会をテーマにしたものなので話に入り込みやすかったです。
興味がある方はぜひ手に取ってみてください。
洋書もいいけどTOEICだけに全集中したい!という方には、
手持ちのTOEIC問題集の長文問題を読むのもおすすめです。
問題を解く必要はありませんが、30分ほど文章を読み続けることを意識しましょう。
TOEIC用の長文なのでよく出る単語も文中に散りばめられています。
まさに一石二鳥!
ただし洋書と比べるとストーリー性に欠けるので、
これが苦痛になってしまっては元も子もありません。
大事なのは長文への嫌悪感を取り除くことです。
長文への苦痛を取り除く方法として、
Youtubeで長文英語をリスニングしても良いですね。
長文になれるのと同時に、リスニング対策をすることができます。
私のオススメのチャンネルを貼っておきますので、
ぜひ毎日の学習に役立ててみてください!
リーディング対策:速読をマスターする
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TOEICを受験すると「ああ、時間が足りない!!」と毎回思いますよね。
あの膨大な数の問題を全て解くのは至難の業です。
リーディングは時間との勝負!
一分一秒たりとも無駄にはできないのです。
それなのに、焦れば焦るほど問題文の意図することが分からない。
日本語に訳して考えてみたり、一度読んだ箇所をもう一度読んだり、
試行錯誤してなんとか正解を導き出そうとすればするほど時間が刻々と過ぎていくという
負のループにはまった経験はありませんか?
ちょっと頑固でこだわりが強いところがある私は
「これは解けるはず!」と同じ問題を丁寧に読みすぎて何分もかけてしまったことがあります。
もちろん、試験終了後の感想は「時間が足りなかった!」でした。
リーディングで点数を上げるには速読は必須です。
Part7で時間がかかることは分かっているので、
そのためにPart5とPart6はポンポンッと解き進めていくことがカギになります。
CHECK IT!
だけど速読ってちょっと怖くないですか?
大事なポイントを読み落としてないかな?とか、
意味をよく理解できていないのに読み進めて大丈夫?とか
不安になってきますよね。
正しい答えを導き出すには文章をしっかり理解しないと!と私も思っていましたが、
完全に間違っていました。
どんなに文法や単語力を強化しても、こなせる問題数が少ないと点数アップには繋がりません。
これは断言できます。
私と同じ神経質なタイプの方、今回ばかりはちょっと大雑把にいきましょう。
読むスピードを上げるには、多少分からなくても突き進む勇気が必要です。
そして何より大事なのが読んでいる途中で絶対に日本語に訳さないこと。
この癖がついてしまうと読むスピードはガクンと落ちます。
必ず英語は英語で読んで英語のまま理解しましょう。
自分で勉強をする際にはスピード感を持って英文を読むことを心掛けてみてください。
速読力がどのレベルなのかを知る
また、最近では速読力を知れるサイトがあるようです。
このサイトを利用して、自分の速読がどれだけ成長してるのかを測定するのもとても楽しかったです!
TOEIC900点レベルの人はどれくらいのWPMか確認してみてください。
隙間時間にさっと確認できるのも便利でした。
語彙力対策:単語を完璧にする単語帳
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リーディングにおいて単語ほど知っている数が多ければ多いほど心強い物はありません。
基本中の基本ですが、やはり単語の意味が分からないことには手も足も出ませんからね。
特にTOEICではビジネスシーンで登場する単語がたくさん使われていますね。
あまり見慣れない単語もありますが、中には「Picture」のように簡単な単語もあります。
しかし、ここで油断してはいけません。ビジネス英語ならではの意味があるんです。
ちなみにこれ「写真」の意味じゃないんですよ。
「全体像、大体の流れ」という意味で「Did you get the picture?」というフレーズでよく使われます。
「全体の流れは分かりましたか?」という意味ですが、
知らなかったら「写真持ってきた?」と勘違いしちゃいそうですよね。
こういった単語の意味を学ぶために、
TOEIC受験生のバイブル的存在となっている「金フレ」もやりました。
「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」
TOEIC頻出単語をぎゅっと集めてあるので安心感があります。
覚えたものにはチェックマークを入れてどんどん進めていきましょう。
また金のフレーズを使った勉強法についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
CHECK IT!
語彙力対策:単語の勉強法
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リーディングでは単語の意味を知っているか知らないかで大きな差が出ます。
ビジネス特有の意味も含めてしっかり確認しておきましょう。
まずは問題集の中で分からなかった単語を徹底的に覚えましょう。
私は専用のノートを準備して覚える単語をリストアップしていきました。
その時、単語をイメージしやすい例文を書いておくのがポイント。
日本語の意味だけでなく単語のイメージを頭の中に叩き込みましょう。
コチラの記事「大人でも超簡単に英単語を覚える方法」も要チェックです!
Part5対策:文法問題で満点を取るコツ
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もうこれまでに嫌というほど文法をやってきていると思いますが、
目標の900点に届くには後ひと踏ん張りです。
TOEICの文法問題は確実に点を取るように意識しましょう。
文法にかけては満点を取るくらいの勢いが欲しいところです。
というのも、文法問題は文全体を読む必要が無く、
そして点が取りやすいので点数アップに即効性があるんです。
TOEICはとにかく時間との勝負なので、文法はラッキー問題と言っても過言ではありません。
これは大チャンスなんです!
まるで砂漠の中に現れたオアシスのような存在なのが文法問題なのです。
このチャンスを逃さないよう、文法をしっかり身につけて
選択肢の中からぱっと正解を選べるようになりましょう。
私がお勧めの勉強方法は、
問題集を解き終わって答え合わせをする際に正解した問題でも一度止まって
「どうして他の選択肢は間違いなのか」と考えるというやり方です。
必ず理由があるので、そこまで踏み込んだ勉強をしておくと
本番でさっと正解を導き出せるようになりますよ。
私はYoutubeを使ってちょっとしたスキマ時間も勉強するようにしてました。
参考書を買うよりも気軽に勉強できて、しかも解説があるので効率的に対策できました。
TOEIC900点達成する参考書
また、TOEIC公式問題集をやり込むことで出題のパターンも掴めてくるので、
何度も繰り返してやってみることをお勧めします。
「公式TOEIC Listening & Reading 800+」
あれ800点?と思ったかもしれませんが、
TOEIC900点を目標にしてる方に再度意識していただきたいのが、
基礎が固まってないと到達することは難しい、ということです。
なので引っ掛かりやすい問題を押さえることができるこの問題集で基礎を固めてみてください。
こちらの参考書は800点用の問題なのですが、基礎を徹底的に学びなおすことができます。
1か月位かけて問題をしっかりとやりこんで、不正解の問題や、パッと見分からない単語は本番までにしっかりと調べなしましょう。
そうすればTOEIC900点は余裕で到達します。
実際にレビューにも私のようにTOEIC900点を達成した方は結構いました。
まとめ
1.長文を読むことに慣れよう。楽しく長文に親しむ機会を作る
2.読むスピードを上げよう。速読は必要不可欠なスキル
3.単語の知識を増やそう。ビジネス特有の意味にも注意
4.文法は確実に身につけよう。文法問題はラッキー問題
私のリーディング対策をご紹介しました。
これまでの勉強法を少しアップグレードするだけで
リーディングの点数が目に見えて変わってきますよ。
毎日コツコツやると必ずリーディングの力がついていきます。
目標のTOEIC900突破は目の前です!まずは次の試験日までを目標にがんばってみてください。
きっとこれまでにない手ごたえを感じるはずですよ。