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こんにちは、ベルです。
TOEICは試験も難しいですが
TOEIC IPテストや、TOEIC公開テストなど種類がいくつかあって、
ぶっちゃけ、どれを受験すればいいか迷いますよね。
「公開テストとIPテストの違いは何??」
「IPの方が点数が取りやすいのか?」
「ということは、就活でも有利なのか?」
「いや、問題の難易度が違うのか?」
「そもそもTOEIC IPテストとは何なんだ?」
と、試験を受ける前から
変なところで迷ってしまいます。
いまでこそTOEIC800を超えましたが、
僕が、まだ初心者だったころは
効率的に点数を取りたいと考えていたので、
TOEIC IPか公開テストのどっちを受験するかは
TOEIC対策するよりも大事なことでした。
で、結論から言うと、
TOEIC公開でも、TOEIC IPテストも
- 「問題の難易度は同じ」
- 「英語力が同じなら点数も同じ」
- 「IPテストでも就活に使える」
とのことです。
IPテストの結果の有効性は通常、公開テストと同様
(参照:TOEIC公式サイト)
しかしIPテストも公開テストも
ほぼ同じ形式なのですが、決定的に違うことがあります。
今回は、TOEIC IPテストを受けると、
TOEIC公開テストよりも決定的に有利な7つの点と、
就活で使う時に気を付けるべきポイントを紹介したいと思います。
TOEIC IPテストとは?公開テストに比べて有利な7つの点
そもそもTOEIC IPテストと
聞いて何か分からないかもしれません。
IPテストと、公開テストの何が違うのか?
というと、結論から言えば、
「主催者が違う」だけです。
TOEIC IPテストとは、
大学側、企業側が主催者になって
TOEICを団体受験をお手軽に
受けられるようになったテストのことです。
学校、もしくは企業で10人以上の
受験者を集まれば試験を実施することができます。
ただし、TOEIC試験を監督する
監督者は、大学側か企業側が用意した人材になります。
そのため大学でTOEIC IPテストが行われると
試験官は大学生や大学院生が執り行うことになります。
単発ではありますけど、
およそ2時間見張っていればいいので、
簡単に稼げるバイトとしてはお得ですね。(笑)
で、話を戻して
公開テストは個人受験です。
申し込み、受験、結果確認は
すべて受験者が行っています。
そのため、少し面倒事が多いです。
公開テストとIPテストでは
簡単に言えば、こんな違いがあります。
ここから、なぜIPテストを受けるのか?
という公開テストに比べて
IPテストが有利な7つの点を紹介します。
TOEIC IPの結果が早く届く
まず、これですね。
IPテストは最短で5日後に分かります。
(ネットの開示も早いです。)
1週間もかかりません。
ほんと、すごく早い(笑)
公開テストしか受けたことがなければ、
このスピードには驚きです。
TOEIC公開テストの結果が届くは
遅すぎてじれったすぎます。
公開テストだと、3週間後に、
ネットでスコアが公開されて、
4週間後に公式認定証が郵送されます。
マークシートなんだから早く結果を教えてくれー。。。。
と毎回思っています(笑)
この間の期間は、本当にじれったいですよね。
TOEIC主催者がわざと、じらしているのではなく、
参加者のスコア分布や、
問題の難易度、採点の信頼性、
統計学的な偏りを測定しているようです。
採点後に4つの分析があるから
実力通りの点数が付けられるんですね。
そして確実に、良問が増えていくことになります。
粗悪な問題があれば採点の対象外になったりと、
点数にばらつきが無くなって実力通りの点数しか出ません。
この分析に正確性を持たせるために
TOEIC IPテストでは、わざと過去に出た問題を
リサイクルして使われています。
(参照:TOEIC公式サイト)
つまり、時間かけて解いた問題が
採点外になる可能性もあるので、
全部の問題を解けるように時間配分には
気を付けてTOEICの試験に挑みましょう。
TOEICの時間配分についてはこちらから
落ち着いた場所で受験できる
TOEIC IPテストの主催者は
大学側か、企業側になるので
受験場所も、自前で用意しなくてはいけません。
そのため大学内か、会社内の一室が受験場所になります。
僕がTOEIC IPテストを重宝していた理由に
慣れている、なじみの場所で受ければ、
リラックスして、いつも通りの実力を出せるから、
というのもありました。
僕は、公開テストを受けたら、
初めての環境にビビってしまうので、
早い時間に会場について心を落ち着かせています。
僕がTOEIC会場に着いてから
心を落ち着かせる一環として
食事にも気を付けています。
その上僕はビビりまくって
当日、TOEIC受験中にトイレに行かないためにも
試験1日の飲み物にも気を配っていました。
得点を上げるチャンスが増える
TOEIC公開テストが受けられる回数は決まっており、
年に10回しか受けることが出来ません。
つまり、だいたい1ヶ月くらいをめどに
受験することが出来ます。
しかし、TOEIC IPテストは公式とは違うので、
主催者側の好きな時に受験日を設定できて受験回数が増えます。
つまり、点数を上げるチャンスが増えます。
僕の大学の友達は、内定を貰ったはいいけど、
「年内に600点とる!」というノルマがあったので
公開テストの10回だけでは足りない!
ということですべて受けてました。
受験回数を増やすよりも
勉強する期間を増やした方が効率的なので
アドバイスしましたが、
「回数受けて慣れた方がいい。」
「もしかしたらまぐれで点数が上がるかもしれない。」
と根性論で突破しようとしていました。
その根性はすごいことだけど、
冷静に考えてみると効率が悪いことは
誰の目から見ても明らかです。
しかし本人は、なかなか気が付かないんでしょうね。
だからこそ、僕は勉強する前には、
コスパよく学ぶために勉強戦略を立てて、
一気に勉強しようとするタイプです。
1ヶ月で200点アップしたTOEICの勉強戦略について
いまだけ無料公開しているので
興味があれば、ぜひ読んでみて下さい。
IPテストの方が公開テストよりも安く受験できる
実は、IPテストと、公開テストでは受験料が違います。
公開テストが6,000円弱なのですが
TOEIC IPテストは4,155円と1000円以上も差があります。
また、IPテストには、
受験票に写真がいらないので
写真代もかかることはありません。
安くTOEICを受験したい時には、
TOEIC IPを受けてみても良いでしょう。
しかし、所属している大学、企業でしか、
TOEIC IPを受験することが出来ません。
そこだけ気を付けて下さい。
僕は以前、大学院を退学した後に
半年と短期でしたが、
慶應大学の特別英語を受講しており、
慶應大学生として、TOEIC IPを受験したことがあります。
英語の授業も受けれたし、
TOEICも受験できて、リーズナブルでしたね。
過去受けた問題を解き、実力以上の点数取る
TOEIC IPは、先ほど書いたように、
過去出題した過去問をリサイクルして出題しております。
そのため稀ではありますが、同じ問題が出題される可能性もあります。
可能性として0ではないので、
IPと公開テストの両方を受けていたら
同じ問題を解くことが出来て、実力以上の点数を取れるかもしれませんね。
また、韓国(というかAmazon)では
TOEICの過去に出題された問題を販売してますので、
リサイクル問題に遭遇するためにも、
ぜひチェックしてみて下さい。
素早く手続きを済ませられる
TOIEC IPテストの手続きはとても楽です。
僕の場合は、大学でしか受けたことがありませんが、
大学だと、生協の受付にいって
お金を払うだけです。
お金を払った時に、
受験票を頂いて、終わりです。
たったこれだけで手続きが終わるので、
受験票を忘れないように当日会場に行って、
所定の場所に座ってTOEICを受験すればいいのです。
IPテストは、公開テストのように、
受験票が郵送されて、
署名して、写真貼って、と
面倒なことは一切ありません。
主催者が違うだけでTOEICスコアの有効性は同じ
結論を言えば、
TOEIC IPテストも
TOEIC公開テストも
同じTOEICのテストです。
運営する人たちが違うのと、
スコアの証明書が出ないところを除けば
TOEIC公開テストと同じ難易度です。
そのためどっちが有利で
どっちが不利というのはありません。
TOEIC IPの難易度はTOEIC公開テストと違うのか?
TOEICの公式サイトには、
「有効性は通常、公開テストと同等と判断される」
とありますが、
両方のテストを受けてみると
難易度は違う気がしませんか?
公開テストを受験してみたら
「難しいテストだったわーw」
と感じていたけど、
そこそこ点数が取れていたり、
逆にTOEIC IPテストを受けると、
「公開テストよりも簡単ですなぁ!」
と試験中には思っていたのに、
結果を見たらそんなにいい点数でもなかったとか。
2つのテストを受けてみると、
明らかに難易度が違うことに気が付きます。
僕の経験上、公開テストとIPテストの2つを比較すると
難易度は違いますが、
だいたい同じスコアが返ってきます。
じゃあ、これってどう採点してるのか?
というと、難易度が違う時でも
歴代のTOEICの試験と乖離しないように
同じ正解数でも配点が変わってくるのです。
つまり、IP・公開に関係なく、
試験ごとに難易度が変わっているだけなのです。
制作者側も、
毎回同じレベルの問題なんて作れないですよね。
だからこそ、僕が思うに、
- TOEIC IPテスト→なるべく易しい問題を用意
- TOEIC公開テスト→いつも通り絶好調の良問
というふうに、
運営があえて区別して、
分析をしやすいようにしている、と考えています。
もちろん易しいTOEICテストだったら、
みんな正答率が高いので、
高い点数を取るためには、
周りよりも多く正解しないといけません。
TOEICのスコアに有効期限はないので
10年経っても、100年経っても
TOEICの取得スコアは変わりません。
そのためにもテストごとのバラつきを無くして、
通年の受験者のスコアが
英語力と一緒になる様に運営してるのです。
だからIPテストでは
あえて、優しい問題が多い過去問を出題して
誤差を少なくしているのではないかと思っています。
TOEIC IPのスコアは就活に使える?履歴書に書ける?
結論から言えば、
就活にも使えます。
履歴書に書いてOKです。
そして、転職・入試にも使えます。
僕が大学院に進学する時は
IPテストでも大丈夫でした。
しかし、大学によって
制度は違いますので
まずは確かめて下さい。
また就活についての話は長くなるので
次の記事にガッツリとまとめました。
具体的には、
- 何点から履歴書に書くことが出来るのか?
- 履歴書に書く時に注意する3点とは何か?
- 企業は新卒にTOEIC何点を求めてるのか?
- 水増ししても良いのか?
などなど、
履歴書を書くときに困る内容をまとめました。
この記事で解決して下さい。
TOEIC IPテストの結果は?
先ほども言いましたが、
TOEIC IPテストでは
かなり早く結果が出ます。
オンラインからも結果を確認できますし、
生協の受付からも結果を知ることが出来ます。
生協では、確か2年くらい
IPの結果を保管してくれるようですが、
忘れないように1週間たったら
結果を受け取りに行った方がいいですね。
そして、
TOEIC公開テストのみが
スコアを証明する公開認定証を貰えます。
残念ながらTOEIC IPテストでは公開認定証を貰うことはできません。
※公式認定証とは、
公式が発行するスコアレポートで
写真と名前が入っているので信頼性が高いとされています。
就活する企業によっては、
公式認定証しか受け付けていないところもあるようなので
事前に確認しておくといいでしょう。
特に、官公庁や通訳案内試験では
公式認定証が必要になるようです。
TOEIC IPテストでは公式認定証の代わりに、
スコアを証明するスコアレポートが発行されます。
スコアレポートとは、
リスニングとリーディングのスコアと
主催団体が載っているレポートです。
注意点としてスコアレポートには、顔写真は写りません。
TOEIC IPは過去問を使いまわしている?
公開テストでは、新しい問題を製作して
毎回新しい問題を出題しています。
しかし、TOEIC IPテストでは
10人集まれば受験が可能ですので、
新しい問題を製作しても正しくスコアを決めれないのです。
そこで、過去に出題した膨大な分析データを使うために
過去に出題されたTOEICをリサイクルして
スコアを決めています。
過去の出題したTOEIC問題を
受験者に繰り返して解いてもらい、
今後のスコアの正確性を高めているわけです。
過去に出題された同じ問題と言っても
韓国で出題されたTOEICかもしれないし、
どれほど過去のTOEICかもわかりません。
対策のしようがありませんね(笑)
因みに、TOEICの過去問なら
韓国で販売されているので興味があれば
こちらの記事を参考にして下さい。
まとめ
以上のように、
公開テストも、IPテストも同じTOEICテストです。
スコアに差がありませんし、
就活にも使うことが出来ます。
僕は、TOEIC IPの方が試験会場でリラックスして
落ち着いて受験できるから
個人的にはオススメしております。
また公開テストには無い、
IPの7つのおすすめもありました。
受験料も安くなっていて、
手続きも簡単なので
手軽に受験してみて下さい。
現在の英語力を知ることで
今後の目標ができるので、
英語力が数値化されるのは嬉しいですね!
で、大事なことですが、
TOEICの点数が高いからと、英会話ができるわけではありません。
僕自身、800点を取ったときは、
いまいち英会話には自信がありませんでした。
そんな劣等感を抱えていたけど、
いまはアプリで英会話練習して、
自信をもって英会話できるまでに上達しました。
無料で練習できる英語アプリはこちらからどうぞ。