目次
あなたは英語の「wpm」という
読解スピードの指標を知っていますか?
- 「TOEICの長文読解が、解きおわらない!」
- 「どのくらい速く読めるようになれば良いの?」
- 「どうしたら速く読めるようになるの?」
英語を勉強していると、
こんな悩みを持つ時期が来ますよね。
私も長文読解がものすごーく苦手でした。
苦手なのは分かっていても
- 自分の読解スピードは平均より遅いのか?
- どれくらい速めればTOEICが解き終わるのか?
など平均との差はナゾでした。
その後、wpmというものを知り
現状把握・目標設定がしやすくなり
勉強のやる気も出たのです!
この記事では、
|
についてご紹介します!
この記事を読んで、
自分の今の読解スピードを知り、
適した目標を立て、これからのリーディングの
勉強にお役に立てるとうれしいです。
WPMとは?
そもそも「wpm」がなんの略か知っていますか?
wpm = words per minute
つまり、1分あたりの単語数です。
「キーボードのタイピング速度」の指標
としても使われていますが
「英語を読む速度」の指標としても、
注目されつつあります。
もちろん、内容の複雑さ・文章構成によって、
読むスピードは変わります。
なので「目安として使える便利な指標」と
思っておきましょう!
wpmの計算式
wpmの計算式はこうなります。
単語数 ÷ 読むのにかかった時間(秒) × 60 = wpm |
例えば、1000単語を
500秒(8.33..分)で読んだとしたら
1000単語 ÷ 500秒 × 60 = 120wpm
あなたの読解スピードは「120wpm」となります。
ここで「120wpm」って速いの?遅いの?
と疑問になりますよね!
なのでwpmの目安をご説明します。
WPMの目安
こちらは日本人向けのWPMの目安です。
もし自分のWPMが100以下なら
「今すぐに対策をとらなければならない」
といった判断ができるので参考にしてみてください。
100 |
やや遅い |
150 |
普通 |
200 |
速い |
250 |
やや速い |
300 |
極めて速い |
WPMの平均
なんとなくWPMの目安は
分かりましたでしょうか?
もう少し具体的にWPMの感覚をお話すると、
- 日本人の平均は、約100wpmで
- ネイティヴの平均は、約300wpmです。
当たり前ですが、ぜんぜん違いますね!
ネイティヴレベルを目指してる人は、
300wpmを目指してみましょう。
もっと細かく平均をみると
- 日本人の高校生の平均は、75wpm
- 日本人の大学生の平均は、80〜100wpm
と言われています。
なのでもしあなたのwpmが
平均くらいならまずは150wpmくらいを
目指してみるのが良さそうですね!
では、「TOEICで解き終えられる」を
目標としている方は
どれくらいを目指せば良いのでしょうか?
次でご説明します。
WPMはTOEICでどれくらい必要?
ここで、おそらくあなたにとって一番重要である
TOEICを解き終えるのに必要なwpmをご紹介しておきます。
ずばり必要なwpmは、
150wpm〜200wpmです。
もし、あなたが
100wpm前後なら、まずは目標150wpm
150wpm前後なら、まずは目標200wpm
といったように設定してみるのが良いと思います。
いずれにせよ、
自分のwpmを測らないと始まらないので
まずは現状確認をしてみましょう!
WPMの測定する方法
計算式があるとはいえ、
自分で単語数を数えるのって大変ですよね。
安心してください。
wpmを計測できるサイトがあるので、
数えなくて大丈夫です(笑)
wpm計算するサイト
使い方は簡単!
- 一覧から長文テーマを選びクリックする
- ポップアップに表示された「Click Here to Begin」をクリックする
- 長文が表示されたら読み始める
- 読み終えたら画面下部にある
「Click Here When Finished」をクリックする - Results:◯◯ words/minuteで自分のwpmを確認
5分もあればできるので測定してみましょう!
WPMが低い理由
もし、TOEICを解き終えるのに
必要な150wpmに達してなかったら
なにかしら原因があるはずです。
よくある原因はこの4つ。
- ぶつぶつ言いながら読んでいる
- 脳内で音読してる
- 指でなぞっている
- 戻って読んでいる
ちなみに私は昔、すべて当てはまっていました(笑)
「これはまずいぞ」と危機感を持ちはじめ
トレーニングを始めたら、
2ヶ月で約30wpm速くなりました!
もし、あなたも当てはまるなら
早急にトレーニングを始めましょう!
逆に言えば、原因をつぶしていくだけで
読解スピードが速まるのです。
原因をつぶした上でトレーニングを行うと
より効果が出るはずなので、がんばりましょう!
WPMを上げる4つの方法とは?
それでは、WPMを上げるコツをご紹介します。
ただし「ある程度の英語力がある」前提で
お話していくので
もしあなたが単語・文法に自信がないならば
- 勉強
- コツを掴む練習
を並行してやっていきましょう!
それでは具体的にどんな勉強をするのか
4つの方法を見ていきます。
とにかく英語に触れまくる(読む・聞く)
これは基本の「き」ですが、
じゃあどれくらい英語に触れたら良いの?と思う方も多いはず。
目安は、英語に慣れるまでです。
長文読解が苦手な方は
読み方うんぬんの前に、
単に英語に慣れていないだけかもしれません。
なのでまずは慣れる必要があります。
聞き流し教材でも構わないので、
とにかく英語に触れまくることからスタートしましょう。
私も始めは英語読むの遅かったのですが、
Youtubeで英語にとにかく触れまくったのです。
移動中も、風呂中もすべてのスキマ時間に英語に触れてました。
スキマ時間に聞くだけだからストレスはまったくなく、
負担に感じることなく英語に慣れていったのです。
ちなみに私のオススメはこのYoutubeです。
このチャンネルの良いところは、英語ネイティブが監修してる点と、
TOEICの文法問題を解説付きで解くことができるため初学者にとって継続しやすい点です。
英語に慣れていないのに
速く読めるようになろうとするなんて
運動不足の人がいきなりフルマラソンに挑戦するようなものです。
最悪、ケガをしてしまいます。
なので、まずは簡単なジョギングで体を慣らしてあげましょう!
かたまりを意識する
上記で多読をしましょうとお伝えしましたが
単に読みくれれば良いというわけではないんですよね。
多読の目的は、英文を読むことに慣れるためです。
効率的に、読むスピードを上げる良い方法の1つとして
かたまりを意識することが挙げられます。
かたまりは文のかたまりのことです。
ざっくり「誰が」「何を」の部分を理解し
複雑な英文をシンプルにしてあげることで
長文の流れが把握できます。
意味を読み取ることにフォーカスする
読むスピードをあげたいのに単語や文法を意識していたら、
残念ながら、いつまでも読むスピードはあがりません。
どれだけ一語一句をまじめに読まないかがキーなんです。
なので意味を読み取ることにフォーカスしてみましょう!
単語の絵をイメージする
頭の中で日本語に訳すと、時間がとられてしまいます。
なので英語は英語で理解することはもちろん、
強引にでも頭の中に絵でイメージしてみましょう。
とはいえ、いきなりイメージするのは難しいですよね。
まずは最初は音読しながらイメージすることから始めて
出来るようになってきたら英文を読んで
イメージする練習をしてみましょう。
詳しくはこちらの記事で覚え方をまとめました!
まとめ
この記事のポイント
- wpmは「1分間で読める単語数」のこと
- 日本人の平均は 100wpm
- TOEICでは最低 150wpm 必要
- 自分のwpmを測定し目標を立てよう
- wpmが低い理由
- ぶつぶつ言いながら読んでいる
- 脳内で音読してる
- 指でなぞっている
- 戻って読んでいる
- wpmを上げるコツ
- まずは長文に慣れるまで読みこむ
- かたまりを意識して長文の流れを把握する
- 単語や文法を意識しない
- 脳でイメージして読み進める
wpmって便利な指標ですよね!
知った当時は「もっと早く知りたかった」
なんて思っていました。
TOEICですべて解き終えることができたら
かなりスコアアップしますよね。
リーディングが得意になれば
TOEICだけでなく実生活でも役に立ちます。
何か調べ物をする時にも
英語で調べる方が圧倒的に情報がたくさん得られるんですよね。
メリットはたくさん!
まずは150〜170wpmあたりを目標に
トレーニングしてみてはいかがでしょうか?
Just do your best!
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