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ホームステイとは、
海外留学中に現地の家庭に滞在することです。
初めての留学や、中学・高校生の交換留学の場合は、
ホームステイすることが多いですね。
そこで、受け入れ先のホストファミリーが決まったら、
事前にメールや手紙を通して自己紹介をすることがほとんどです。
また、プログラムによっては、ホストファミリーと
留学生のマッチングのために、自己紹介文を読んで
もらって、どの留学生を受け入れるか、
ホストに判断してもらう場合もあります。
ですから、自己紹介は、とても大切です。
そして、自己紹介をしっかり準備することが
ホームステイを成功させる鍵と言っても過言ではありません。
なによりも、現地に行けば、
ホストファミリーだけではなくて、
学校の先生やクラスメイトなどに対して、
自分のことを紹介する機会がたくさんあります。
自己紹介は、コミュニケーションの第一歩です。
私は、高校2年生の時に1年間アメリカへ留学しました。
その際の経験も交えながら、どのように準備したら
よいのか、気をつけるべきポイントや実際の例文を紹介します。
自己紹介の準備
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私が申し込んだプログラムは、事前に語学学校が
準備した自己紹介フォームに記入をしました。
そのフォームの内容は、一般的なもので、
名前や年齢、出身地、誕生日や家族構成、
また、アレルギーの有無に関することまで
カバーされている内容でした。
また、好きなスポーツや自分の趣味、
習い事なども記載する箇所がありました。
その後、ホストファミリーが決まると、
事前準備の段階で、挨拶を兼ねた自己紹介の
手紙をホストファミリーに送りました。
「英語で手紙? しかも自己紹介も添えて??」
っと、不安に思うかと思います。
実際に準備した頃の私の英語力は、中学卒業レベルでした。
手紙を書くということは、大変でしたが、
先程のフォームを参考にしながら、
なんとか手紙を書いたことを覚えています。
ですから、ぜひ、自己紹介を準備する際は、
自分のことについてリストアップすることをおすすめします。
例えば、
◆名前や住んでいる場所
◆家族構成
◆クラブ活動や趣味
◆好きな食べ物・嫌いな食べ物
◆一番好きな〇〇・・・本や映画、音楽など
◆現地に着いたら行きたいところ、食べたいもの
◆将来の夢
リストアップした内容をつないでいくと、
りっぱな自己紹介文になっていきます。
そして、相手に自分の現時点の英語力を伝えるためにも、
できる範囲でベストを尽くしましょう。
おすすめは、リストアップした内容を声に出して読んでみることです。
現地に行けば、話す機会の方が圧倒的に多いので、
ぜひ、自己紹介を自分のことばで話す練習もしておいてくださいね。
自己紹介の手紙を書いてみる
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リストアップをしたら、今度は、実際に手紙を書いてみましょう。
メールでも手紙でも方法は問いませんが、
エージェントや語学学校からの指定があると
思いますので、それに従ってください。
手紙の書き出し
メールでも、手紙でも書き出しや、
最後の結びの文章などは変わりません。
手紙でもメールでも、まずは宛名の、
Dear 〇〇=親愛なる〜、から始めます。
と、受け入れホストのご夫婦宛、
または、家族宛に書き始めましょう。
挨拶文と感謝を伝える
宛名を書いたら、次は、挨拶と受け入れてくれることへの
感謝をまずしましょう。
《挨拶》「はじめまして、私は〇〇です。」
I’m〜でも、my name is 〜でもどちらでも大丈夫です。
《感謝を伝える》「ホストファミリーになっていただきありがとうございます。」
これからお世話になることに対しての、
感謝の気持ちをきちんと書いておくことが大切です。
自己紹介をする
そして、ようやく自己紹介をする
という流れになります。
「最初に、自己紹介をしたいと思います。」と、
一言つけ加えてから、自己紹介を始めるとスムーズです。
I live in Osaka, Japan. I live with my parents and an old sister.
My grandparents live near our house so we see each other a lot.
(私は日本の大阪に住んでいます。両親と姉と住んでいます。
祖父と祖母も近くに住んでいてよく一緒に過ごします。)
I’m 16 years old. I’m a junior in high school.
I belong to the basketball club at school and I love playing basketball.
I also love to watch the NBA on TV. My favorite team is the Los Angeles Lakers.
(私は16歳で高校2年生です。バスケットボールクラブに入っていて大好きです。
NBAの試合を観戦するのも大好きです。ロサンゼルス・レイカースのファンです。)
I heard the Pizza is huge in the US. I love Pizza. I want to try a big piece of Pizza.
I also like cooking with my mother in my free time.
(アメリカのピザはすごく大きいと聞きました。私はピザが大好きです。大きなピザを食べてみたいです。時間があるときは、母と料理をするのも好きです。)
I like learning English. I want to work as a travel agent in the future.
I want to improve my English while I’m staying.
(私は英語を学ぶのが大好きです。将来は、旅行代理店で働きたいです。
滞在している間に英語力をアップしたいです。)
自己紹介用にリストアップした内容から、
いくつかに絞って書くと良いですね。
ポイントは、日本人の謙遜は、海外の人には
ネガティブに伝わるだけなので、避けましょう。
明るく、ポジティブなイメージをつくり出すことが大切です。
終わり方
「お会い出来るのを楽しみにしています。」
といって締めくくります。
結びのことばをつけて、名前を書いて終了です。
◇Sincerely,
Yukari Tanaka
◇Best regards,
Yukari Tanaka
Sincerely, は、日本語の「敬具、かしこ」などの
フォーマルな結びのことばと同じように使われます。
Best regards, は「よろしくお願いします」のように使われます。
まだ会ったことのないホストに宛てなので、
どちらでも丁寧さは伝わるので、どちらでも良いと思います。
趣味はどう伝えるのか?
私が学生のときはラジオ学習が盛んだったのですが、
いまはYoutubeで無料でホームステイ準備ができます。
たとえばホストファミリーに
自分の趣味について話したくとはありませんか?
そんなときはこの動画をご覧ください!
また留学前に瞬間英作文をトレーニングするのも効果的です。
ネイティブがよく使う英語表現を知り、
出国前にトレーニングしていけば、
語彙を強化できるので不安が減りますね!
まとめ
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会ったことのない人の家に、いきなり家族の一員として
滞在するホームステイは、その後の人生において、貴重な経験になります。
私は、海外留学してから随分時間がたち、
大人になってわかったのですが、ホームステイは、
ただ滞在先のためにあるのではありません。
家族の一員のようになり、コミュニケーションを通して、
お互いに、自分たちの知らないことをシェアし合うことが
ホームステイの醍醐味ではないでしょうか。
ホストファミリーは、安全な留学生活の基盤となる家庭を提供してくれます。
英語ももちろん生活を通して教えてくれます。
ですから、受け入れてもらったからには、
こちらも相手によろこんでもらえるような
準備をしていくことが大切だと思います。
自己紹介を成功させるポイントは5つ。
①しっかりと準備する
②自己紹介の内容をリストアップする
③謙遜せずポジティブな内容を心がける
④準備ができたら手紙をかく
⑤感謝の気持ちを忘れない
この5つのポイントをしっかりおさえて、
ぜひ、楽しい留学生活をスタートしてくださいね。