【留学の失敗談】気をつけるべきだった3つの事

【監修】
英語講師ベル


塾講師を経て、書籍「英文工学」を執筆し、amazonランキング1位を獲得。英語を効率的に学習する「メルマガ」は5000人に購読され様々なメディアで取り上げられる。英語セミナーは累計1,500人が受講する人気講座となっている。
さらに近年では、英語学習アプリ「トークトレーナー」を制作し地上波テレビで取材を受ける。

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どうも、マーシーです。

私は2018年に1年間の長期留学を経験したのですが、
正直、失敗ばかりしていました。

 

話したくない事ばかりですが、
留学の失敗談を記事にすることで1人でもいいので、役に立ってほしいなと思って
丁寧に記事に書いてみました。

 

そんな失敗を数多く経験した私が厳選した
もう二度としたくない留学の失敗談を3つピックアップしていこうと思います。

 

あと、この失敗談は、
○○さえすれば対策できたのに~!!

日本にいる間に知っていれば対策することができた内容です。
私をしくじり先生だと思って、反面教師にしてください。

失敗談①スリに気を付けよう!

海外は、日本ほど安心安全ではない。
そのため私はアメリカで、
一文無しの状態になったことがあります。

簡単に話すと、カードを含む財布を盗まれたのです。

 

基本的にアメリカはカード社会です。

銀行通帳もなく、基本的にはデビットカード・クレジットカードでの支払いが多いし、
露店以外は、どこでもカードが使える状況です。

 

しかも、現金を引き出す際にもカードのみとなっているので、
カードを失うこと=無一文生活になります。

 

たしかに、知り合いから貸してもらうなど対策できたのかもしれませんが、
当時、大学に入りたてで、お金を貸し借りできる友達もいませんでした。

日本人でもいいので、友達を作っておきましょう。

後々の不安から救ってくれることでしょうから。

 

で、なぜ財布を盗まれたのかというと、
単純に不注意でした。

大学1年目の1学期目に水泳の授業を取っていました。

大学のロッカールームで着替えて
1時間ほど水泳の授業をするという内容でしたが、
その1時間の間にロッカーに入れていた財布を盗まれたのです。

 

鍵はかけていなかったの?と思うかもしれませんが、
鍵はしっかりとかけていました。

自分で用意したダイアル式の鍵です。

クラスメートは、ロッカーに着替えだけ入れて、
貴重品は袋に入れてプールサイドに置いていました。

貴重品がいつでも見れる状態にしていたのです。

 

私は今考えるとかなり不注意だったなと思いながら、
ロッカーに入れていて、ダイアル式だが鍵をかけていれば、
盗まれることはないと思ってました。

かなりの失敗です。

 

最初は、鍵も開けて物を取った後に
再びかけられていたようなので、
財布は、車の中か家に置いてきたっけ?

なんて思って授業後に車を確認してもなく、
家に戻って部屋を探しても財布がなく、
盗まれたんだ、と確信しました。

 

そこで、銀行とクレジットカードの会社に電話をしてカードの使用停止と再発行。

そして、警察に届け出をするという1日を過ごしました。

警察には、「なぜそんな不用心なことをしたんだ」とか
「次からは絶対に肌身離さぬよう」など、呆れられ、
小言を言われながら書類を作成した記憶があります。

日本とは常識が違うようです。

 

ちょっと前の自分の行動をすごく後悔しましたね。

その後、オンラインで盗まれた後にカードが使われていたのか確認をしたところ
カードを止めるまでの間にガソリンスタンドなどで、
使用されていたことがわかりました。

もっと異国ということで、用心していればよかったなどの後悔と
盗んだ人間に対しての怒りを覚えています。

 

後日、使用したガソリンスタンドの防犯カメラから犯人が逮捕されて、
カードを利用された分の返金もされたのは救いだったかもしれません。

ただ、盗まれた後の1週間程は地獄でした。

 

当時アパートを借りて一人暮らしをしていたのですが、
車がないと学校には通うには難しいですが、
ガソリンが尽き道路で立ち往生するわけにもいかず、
片道30分ほどを歩いて通学しました。

当時は10月中旬ほどで、気温は問題がなかったのですが、
夜遅くなってしまうと人気もなく
かなり怖い思いをしながら田舎道を帰っていました。

 

1番怖かったのは、鹿です。

留学先は田舎なので、よく道に鹿が出没するんです。

 

ましてや、秋から冬にかけるこの時期は、
鹿がよく道端や、家の庭に出てくる時期で、
実際に近くで鹿を見るとかなりでかいのです。

オスに関しては、
ツノもあり襲われたらと想像すると
命の危機も感じました。

 

実際、野生の鹿なので、
人間を襲うこともあります。

かなり大きな鹿に出くわしてしまった時には、
身震いしつつ、死んだふりでもしようかと考えましたが、
逆に危険じゃないか?と思い
鹿に話しかけながら、ゆっくりと通り過ぎて事なきを得ました。

大きなオスジカと対面した時が、
留学中で一番の恐怖を感じたと思います。
(銃を突きつけられた経験もありましたが、鹿よりは怖くない)

 

また運の悪いことは重なり、
日常品や食料を買わないといけなくなりました。

しかし、カード社会なので、
いくら預金があっても何も買えない・・・
という状況です。

 

数日分の食料で、少しずつ食材は使っていたのですが、
3日ほどでそこをつき、残りはお米だけという状況です。

カードが再発行され、届くまで、
ほんとうに地獄のような日々でした。

 

仕方なくお米だけを食べることになりましたが、
なかなか味気のない食事です。

しかも、安いカリフォルニア米なので、
お世辞にも美味しいと言えず・・・。

味気なく、炭水化物を摂取しているという、楽しみも何もない食生活でした。

 

流石に3日目には、食べることすら嫌になってきて
何かお米にかけるものはないかと探していると
日本から持ってきていた胃薬が目につきました。

今になって自分でも何を考えていたんだろうと思いますが、
胃薬をふりかけの代わりに使えるのではないか
などと考えて、本当に胃薬が大好きな鮭ふりかけのように見えていました。

 

そして、何も考えずに胃薬をご飯にかけ食べてみました。
味は、言わなくてもわかるかと思いますが、
まずいです。

相当、まずいです。
なぜかけたのだろうかと思うほどまずかったです。

 

重ねて言いますが、その時の自分を振り返ると
何をしていたんだろうと思います。

 

財布を盗まれたこと、何も買えないことなどかなり追い込まれていたので、
正気ではなかったと思います。

この経験は、今まで生きてきた中で、
こんな不自由な生活をしたことがなかった私に
お金の大切さを教えてくれたのかもしれません。

 

ただ、お金の大切さを教えてくれるにしては、
お米にふりかけた胃薬は、とてもダメージが大きかったと思います。

正直、留学生活で学びたくないことでした。
これから留学を考えてる人は、
貴重品に関して不用意なことをせず、
しっかりと管理をして盗まれたり、紛失することのないようにしてください。

 

失敗談②留学する場所

まず留学する場所は、かなり重要です。
ちなみに私は、アメリカ南部を留学先に選びました。

アメリカ南部は英語が全くできないと、
生活する事すら難しかったなーと思います。

 

なぜかというとアメリカ南部には、
独特の「南部訛り」があるからです。

留学しようと思って調べていると
よく耳にする「フロリダ州マイアミ」や「テキサス州ダラス」
といった都市部だったら独特の訛りはほとんどありません

だけど、私の留学した場所はアメリカ南部の片田舎です。
もう初めはなに言っているのか全く分かりません。
頭の上には「?????」となってました。

 

たとえば簡単なところでいうと、Drop “G”です。
Drop “G”とは、PlayingやListeningなどの最後のGを発音しないんですよ。

I am playing the guitar.というセンテンスが、
発音上、I am playin the guitar. となります。
いままで標準的な英語しか聞いたことがなかったので、
初めの苦労は人知れず・・・(笑)

 

また、言葉の省略などがかなり見られました。
“Kind of” という言葉が、
“Kinda”になります。

ほかにも、“want to” や “going to”に関しても
“wanna” や”gonna”になり結構独特な英語としても知られています。

 

一番癖が抜けないのが、
“Ya’ll (ヨール)”だと思います。
You allの略で、数人の知り合いの会話に交じる際に
“Hey ya’ll”と言いながら会話に入っていくのは、
南部住みではなくなった後も続いています。

南部出身以外のアメリカ人と話す時は、最初はかなり不思議そうに
どこに住んでたの?など聞かれてしまいます。

アメリカ南部訛りを話す日本人は日本でいうと
関西弁を話す外国人と言いますか
アメリカ人にとってもパンチの強いものかもしれません。

 

留学によって標準的な英語を話せなくなったのは、
失敗の一つです。

だからこそ、留学する場所は慎重に決めて下さい。

もしかしたら、あなたが選ぼうとしている地域は
発音の癖が強いかもしれませんよ。

 

なぜアメリカ南部に留学したのか?

ただ一つだけいえることとして、
留学をするのであれば、アメリカ南部はかなりオススメです。

たしかにアメリカの中でも、
銃の所持率などは高いのですが、
優しい人ばかりなのです。

困った人をほっとけない人がかなり多いです。

 

レストランなどで食事をしていても、
よく「どこからきたの?」など話しかけてくれて
仲良くなったりできます。

都心部ならあまり見かけない光景かと思いますし、
ライフスタイルはかなりのんびりとしたもので、
標準英語を失う代わりに楽しいライフスタイルでした。

 

ぜひ、のんびりなライフスタイルを手に入れたい人、
費用面で、生活費・学費などを抑えたいという人は、
アメリカ南部がおすすめです。

ここまでは失敗談にしては明るい話でしたが、
次は、少し大変だった話をします。

 

失敗談③試験後のホームパーティーではお酒に気を付けよう!

最後になりますが、お酒での失敗談です。
アメリカは21歳以上になれば、飲酒ができるようになります。

私は留学したのが、20歳だったので、
留学2年目からアメリカでお酒を飲めるようになりました。

アメリカは大学生と言えども、上から下まで幅広い年齢層の学生がいます。

 

たとえば、大学での奨学金を借りるために高校卒業後は2年間程
アメリカ軍にて働き、その奨学金プログラムを利用して大学に通う…
って学生も多いです。

だから大学に通う人たちは、
18から27歳くらいが多い印象でした。

 

21歳になった大学生は、お酒を楽しめますが、
お酒の飲み方は、日本の大学生とあまり変わりません。

学期末の試験が終わった後などは
開放感からかなり飲んだりすることも多いようです。

私のお酒での失敗は、その学期末の試験後のホームパーティでした。

 

Beer Pongと言うお酒を飲む時の遊びを知っていますか?

長テーブルの両端にコップを並べて、そのコップに酒を注いで準備完了。
友達と対面に立ち卓球玉をそのコップに向かって投げます。

こっちの投げた卓球玉がコップに入れば、
卓球玉の入ったコップの酒を相手に飲ませるというゲームです。

ちなみにアマゾンでも販売してます。

実はこのBeer Pongは、ラスベガスで大会が開かれるほど、
アメリカでは飲み会のメジャーな遊びとして有名で、
飲み物に関してはビールのみ、
本来は、コップの数は6個で、手元のコップが空になったら、
負けと言うルールなのです。

最初は、普通に飲みながらパーティーって感じだったのですが、
おもむろにBeer Pong準備を始めて、
「あぁ、これが噂に聞いてたBeer Pongか」などと眺めていました。

 

しかし、そこは大学生の若者、並べるコップの数は尋常ではないし、
酒に関しては、みんなでお金を出し合いビール・ウィスキー・ウォッカなど
様々な飲み物を用意するし、色々と混ぜた飲み物を入れたりもする。

中でも、アメリカのエナジードリンク(レッドブル・モンスター等)を混ぜた
特別ドリンクの破壊力は相当なものです。

 

そして、この時のBeer Pongのルールは、
カップがなくなったら負けではなく、
どちらかが限界になったら負けでした。

また、このゲームは2人1組というのもかなりの危険性がありました。

正直、飲み物を準備している様子を見ていたので、
あまりお酒の強くない私は、正直やりたくないなと思いましたが、
とても盛り上がりって楽しそうでした。

 

また、私は当時気になっていた女の子がいたのですが、
その女の子がやる気満々で、私を誘うのです。

また、男友達は、私が彼女に気があるのを知っていたため、
言い包められる形で、
結局、その女の子と同じチームでBeer Pongをしました。

相手チームはかなりBeer Pongの経験値が高いようで
ビールではなくミックスされている酒を中心に攻めてきました。

こちらが、卓球玉をカップに入れるのに手間取っている間に
エナジードリンクなど混ぜた特別ドリンクに次々と卓球玉を入れていきます。

 

そして、こっちはなかなか卓球玉を入れられないのです。
相手は、2回に1回は卓球玉を入れてきて
こちらは、5回に1回入れればいい方でした。

入れば当然盛り上がりますし、周りも煽ってくるのです。
日本語でいうとこの「はい!飲んで!!飲んで!!」でしょうか。

 

そして、気になる女の子の手前いいところを見せなければ、
と思っていたので、
女の子が飲むよりも多い量を私が飲んでいたのです。

 

10杯くらい特別ドリンクを飲んだ後でしょうか
お酒というものは、限界を超えて飲んでしまうと急にきます。
急に吐き気がして、トイレに駆け込み吐いてしまいました。

 

それからのことはよくは覚えていなかったのですが、
また、Beer Pongをして飲んでいたそうです。

誰よりも開放的になりすぎて、踊ったり歌ったりしていたようで
飲むとこうなるんだね。と参加した友達には言われ、
今度、飲んでその時の様子再現してよ!って参加していない友達からも言われたり
一夜で、飲んで盛り上げるキャラになってしまいました。

 

正直、記憶がないですので、
1回目のBeer Pongの後のことは人づてに聞いた話ですが、
2回目のBeer Pongに挑戦したり、
みんなで騒ぎすぎて、警察から警告されたりしたそうです。

 

アメリカでは、うるさかったりしすぎると
警察を呼んで住んでる人にうるさいと注意をします。

あまり度がすぎると連行されるので、注意してください。
また意外ですが、直接隣人が怒鳴り込んでくるなどのケースはあまりないそうです。

 

とは言え、このゲームの破壊力は凄まじく
ありとあらゆるお酒を混ぜた飲み物もあった結果
二日酔いは当たり前で、3日間は気分が悪く
まともな食事は食べられずにゼリーなどしか食べれなかった記憶があります。

 

もしかしたら、
外国人(アメリカ人と言わず)はお酒の嗜み方を知っている
と先入観があるのではないでしょうか?

実際は、アメリカの大学生など、若い人は個人差はあるものの
はしゃぎすぎ、羽目を外した飲み方など、
根本的には日本人と一緒な気がします。

ただ、飲む時の遊びなどに関しては、
少し文化的な違いはありますが、
若い時の羽目の外し方や飲み方などには
あまり差がないように感じます。

 

最後に

ここまで読んでくれた人は、
私とBeer pongした女の子が
その後どうなったのか?
知りたいという方がいるかもしれません。

アメリカ留学の唯一の成功談なのですが、
Beer Pongがキッカケで女の子と話をするようになって、付き合えたことです!

 

たしかに留学中に、
絶望を味わうような失敗をいくつも経験しましたが、
ちょっとした勇気で一歩進めば、成功談にだってすることだって出来ます。

 

最後まで読んでくれたあなたには、
ぜひ失敗談以上の、成功談をいくつも作ってほしいなと思います。

失敗を恐れず、挑戦する気持ちを忘れることなく、
ぜひ留学を楽しんでくださいね!

では、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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