アメリカ人との国際結婚で変わった衣食住 【ブログで初公開】

【監修】
英語講師ベル


塾講師を経て、書籍「英文工学」を執筆し、amazonランキング1位を獲得。英語を効率的に学習する「メルマガ」は5000人に購読され様々なメディアで取り上げられる。英語セミナーは累計1,500人が受講する人気講座となっている。
さらに近年では、英語学習アプリ「トークトレーナー」を制作し地上波テレビで取材を受ける。

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こんにちは、サユリです。
皆さんは国際結婚したらどんな生活をイメージしますか?

今や日本でも国際結婚はそんなに珍しくない時代になりましたね。

 

私は学生だった頃アメリカへのあこがれが強くて、アメリカ人と結婚したら英語ぺらぺら、毎日サングラスかけて広大なアメリカをドライブ~、なんていう、かっこいい(?)アメリカ生活を想像していました。

でも現実は良いことばかりじゃありません。
やっぱり住む国が違えば、予想外のことが起こったり、初めて知ることもたくさんあります。

 

アメリカ人と国際結婚して、初めて知ったことと、国際結婚生活をアメリカ人と過ごしていて、日本にいた時とは変わったことについて、「衣」、「食」、「住」の3つの記事に渡ってお話しします。

ちなみに、私は去年アメリカ人と結婚したばかりで、現在はアメリカ北西部の小さな田舎町に旦那と2人で住んでいます。

アメリカでの新婚生活をはじめたばかりだからこそよく分かるアメリカ人との国際結婚で変わった衣食住についてご紹介しましょう。
これを読んだあと皆さんは、きっと国際結婚とアメリカでの生活についてよりイメージがわきやすくなることでしょう。

 

アメリカ人との国際結婚生活①衣編

まずこの記事では、衣食住の「衣」にフォーカスしてアメリカでの結婚生活についてご紹介します。

身なりは気にしなくていい

アメリカで生活し始めてから、かなり変わったことの1つが、身なりです。

私は日本にいたときは外出するときは必ず化粧して、10分かけて洋服を選び、洋服に合ったバックを選んで、、、、、なんていうこと(あたりまえかな?)してましたが、今となってはもうそんなことする気もないですね。
なぜなら、アメリカでは旅行やパーティーにでも行かない限り、みんなそんなに身なりや見た目は気にしません

ニューヨークのような大都市に住んだら別でしょうが、私の住んでいる田舎町ではだいたいみんなTシャツにGパン、って感じです。
むしろ、日本にいるときのようにおしゃれすると、浮くのはもちろん、お金持ちだと思われて盗難の対象にされてしまいます。

私はだいぶめんどくさがり屋なので、この文化は合っているし、楽ですね。
アメリカで生活し始めてから2週間後にはもう毎日ダサいパーカーにGパンで、化粧もそんなにせずに過ごすようになりました。

サイズがデカい!

やっぱりアメリカの服のサイズはデカいです。
これはお分かりの通り、アメリカ人は日本人よりも体格身長体重すべてにおいて平均が大きいからです。

私は日本では平均よりも少し大きいほうで、服はLサイズ、靴は25cmですが、これがアメリカサイズになると服はSサイズ、もしくはキッズサイズさえ着ることもできちゃいますし、靴のサイズもMサイズくらいになります。
だから、もし私が日本で平均以下の体格だったら、アメリカでの服選びはだいぶ厳しくなるか、妥協してキッズサイズ着るしかないかもしれないです、、、。

洗濯ものはすべて乾燥機で

アメリカに住み始めてから、洗濯物を外に干している光景は見たことがありません。
私の旦那によると、アメリカでは洗濯物は外に干さないのが一般的で、ほとんどの家庭は洗濯機とセットで乾燥機をもっていて、乾燥はそれで済ませるそうです。

私個人的にはお日様に干されてしっかり除菌されたお布団や洋服が大好きなのですが、
乾燥機に慣れてくると、わざわざ洗濯物を外に干す作業が要らないので、とっても楽だなあと思います。
ただ、乾燥機はけっこう電気代がかかるので、あまり頻繁には洗濯できないのがちょっと不便です。

衣編のまとめ

  1. 普段のアメリカ生活ではTシャツGパンの楽な格好でいられる
  2. アメリカでは服のサイズが日本よりも大きい
  3. 洗濯物は外に干せないが、乾燥機が便利

衣服に関することだけでも、国際結婚してアメリカに住んでからこれだけ大きな違いがあるんだなと改めて実感できます。

さて、次の記事では食についてご紹介します!

アメリカ人との国際結婚生活②食編

アメリカの食生活?

アメリカの食事といえば、ハンバーガーやピザ、フライドチキンなど、とにかく太りそうなものを想像する人が多いでしょう。

私の旦那の家族は、典型的なアメリカ人、という感じで、実家にお邪魔するとたいてい朝はシリアル、昼はサンドウィッチ、夜は日替わりでパスタ、ハンバーガー、ピザ、グリルドチキン、メキシカンタコスを食べさせてもらっています。

でも、私が家で自炊する場合は、旦那が基本何でも食べられるし、日本食も大好きなのでしょっちゅう日本食や中華も作ります。
材料も、豆腐や白滝、醤油、みりんなんかはアジアンマーケットや現地のスーパーマーケットでだいたいゲットできますし、なければアメリカのものでも代用できます。
たとえば、片栗粉のかわりにコーンスターチ、鶏ガラスープの素の代わりにブイヨン。
なので、実際のところ、自分で工夫して自炊すれば食事自体はそこまで大きくは日本と変わらず食事ができるのです。

アメリカ食、安くておいしい!

アメリカの家庭でよく使用される食品として、肉や冷凍食品があります。

私がアメリカの食事で良いと思ったことの一つは、肉が安くておいしい、ということです。
鶏、豚、牛、ターキーすべて日本の価格よりも安く、だいたい日本の価格の半分以下で買えます。
和牛のような、脂が肉全体にしみわたっているような日本人好みのクオリティはないのですが、それでもいろんなスパイスで味付けしてアメリカ料理にすると低コストでおなか一杯においしく食べられます。

また、冷凍食品もよいものが多いです。
ピザは大きなサイズが500円くらいで売っているし、朝ご飯にぴったりのハッシュドポテトやパンケーキも安くて便利です。
ただ、添加物がかなり使われているので健康には良いとは言えません。

やっぱり日本食が恋しい、、、

そうは言ってもやっぱり完全には日本の味を再現できるわけではないですし、手に入れにくい食材もたくさんあり、日本食は毎日恋しいのが現実です。

たとえば、魚はほぼ全部骨や皮が取り除かれた状態で冷凍になって売っているのがほとんどなので、新鮮味がないどころか、焼いても脂身のおいしさや身のふわふわ感なんかはぜったいに感じられず、何かで味付けをしないとあまりおいしく食べられません。
また魚は肉よりも値段が圧倒的に高いのでそう簡単には買えないのが現実です。

卵も生では危ないので卵かけごはんはできないし、牛乳も脂肪分が除かれているものが多いのでそのままで飲んでも日本のものほどおいしくはないです。

スーパーマーケットが遠い!

東京出身の私にとって、アメリカに住み始めてから特に不便だと思ったことは、家からスーパーマーケットまでの距離が遠いことです。
アメリカでは日本と比べて土地利用の仕方が圧倒的に広いので、家からスーパーマーケットに行くのに車で10~30分くらいかかるのが一般的です。

ちなみに私は人が多く住むアパート密集地に住んでいますが、それでもウォルマートなどのスーパーに行くのに車で10分、歩くと30分くらいはかかってしまいます。

だから、たとえば日本でいう「大根買い忘れた!もう一回スーパー行ってくる!」なんてことも容易にはできません。

1度に買う量は20袋分!

アメリカで生活し始めて驚いたこと、それは、1回の買い物で買う量がハンパないことです。
そんなわけで、上でお話しした通り、スーパーが遠いので、スーパーに行く頻度も2週間に1回くらいになり、1回の買い物で2週間分の食料品や生活用品を買い済ませる必要があるのです。

そうすると、必然的に買う量が大量になってしまい、私と旦那2人分の場合でも、スーパーの袋いっぱいに詰めて20袋分になってしまいます。

以下はある日の買ったものです。

  • トイレットペーパー
  • 牛乳
  • 鶏胸肉12枚入り
  • 牛ひき肉
  • ベーコン
  • ハム
  • キャベツ
  • 冷凍ピザ2箱
  • ポップコーン
  • クッキー
  • ヨーグルト
  • シリアル2箱
  • トマト缶3缶
  • コーン缶2缶
  • パスタ2箱
  • パスタソース
  • チーズ2袋
  • たまご2ダース
  • 冷凍野菜4袋
  • ペットボトルの水30本パック
  • パン3袋
  • トルティーヤ

こんな感じで、買い物には1時間以上かけてしまうときも少なくないです。

まとめ買いがお得

アメリカでは同じものを複数買ったほうが、単価が安くなることが多いです。
アメリカのスーパーでは日本のような単価を下げる割引きよりも、複数買うことによる割引きがよくされていて、

たとえば「Buy 1, Get 1 Free! (1個買ったらもう1個は無料!)」とか、「5個以上買えば1個の単価を30円安くします」なんて言う売り方が多いです。

だから、お得に買い物をしようとすると種類が少なくて量が多い、ということになってしまい、私はいつも同じような料理ばっかり作ってしまうんですよね、、、。

外食で毎回200円以上のサービス料

さて、アメリカの食生活で自炊にフォーカスしてお話ししましたが、外食について触れなかったので、少しお話します。

私はあまり外食はしません。理由は、外食すると、日本で外食するよりもものすごくお金がかかってしまうからです。

アメリカでは食事の支払いとは別に、サービス料としてのチップを払わなければなりません。
チップは自分で値段を設定できますが、たいていは食事の値段の18~20%くらいを払うのが一般的です。
つまり、たとえば1000円のランチを食べてもチップを入れると1200円くらいになり、旦那も一緒に食べると2人で2400円になってしまいます。
だから、私にとってアメリカでの外食はほんのたまにしかできない贅沢になってしまってます。

食編のまとめ

  1. アメリカに住んでいても工夫次第で日本食が作れる!
  2. 食生活で肉や冷凍食品が安価で便利でおいしい
  3. でもやっぱり日本食は恋しくなる
  4. 家からスーパーまでの距離が遠いので、1回の買い物の量がハンパない、まとめ買いをしがち
  5. 外食=贅沢

アメリカの食品はおいしいし便利ですが、個人的な意見を言うと、やっぱり日本のほうが食生活は好きだなあ、と思います。
日本の繊細な味や、コンビニへ行けば食べたい時にすぐに食べられるという便利さは、アメリカではなかなか手に入れられないものです。

アメリカ人との国際結婚生活③住編

衣食住、3つのうちの、最後にあたる、「住」、つまり、アメリカでの暮らしについて大まかにご紹介しましょう。

プールつきのおうち

私は現在アパートに住んでいます。アメリカではかなり一般的なアパートで、家賃もそんなに高くないほうですが、東京出身の私にとって、最初アパートにプールがついていることはすごく贅沢に感じました。
旦那にはこれはふつうだと言われますが、私の住んでいるアパートにはプール、ジム、バーベキュー広場、公園がついていて、住民ならいつでも無料で利用することができます。

アメリカでは一軒家でもこういったプールやジムなどを個人で所有していてもとくに珍しくはないようなので、まあ当たり前なのかもしれませんが、慣れていない私にとってはなぜかちょっとアメリカらしい生活ができてテンションがあがってしまいましたね。

車社会

土地利用の仕方が広いアメリカでは、車は欠かせないものです。
どこへ行くにしても車が一番行きやすい。
道路の幅は日本よりも広い場合が多く、運転も楽ですし、渋滞もほとんど起きません。
私の住んでいる州では高速道路も無料です。しかも車はかなり安いです。
中古なら20万円くらいで買えます。

私は東京に住んでた頃は近所に行くのにいつも自転車でした。
だからアメリカに来てからも自転車で過ごせるかなあと思っていたら、大間違い。
アメリカでは自転車はスポーツとして楽しむものとされているので、そもそもママチャリのようなかごつきの自転車はないし、町で自転車をこいでいる人もほとんど見ません。
ママチャリ、あったらものすごい便利なんですがね、、、。

何でもサイン

契約社会アメリカで驚いたことは、何か契約するとなると大量の紙にサインをさせられること。

たとえば私はアパートに引っ越したときや車を買ったとき、1回に20枚くらいいろんな注意事項が書かれた紙を渡されて同意のサインをするように求められました。
もちろん全部英語なのでやばいと思いながらも一生懸命読もうとしてたら、旦那に、そんないちいち読まないでいいからサインの欄だけサインしなさい、って言われてとにかく20枚分サインしたのですが、、、、果たして意味があるかはよくわからないままです。

コミュニケーション

国際結婚というと、どうやってコミュニケーションをとればいいか、コミュニケーションで大変なことはないか気にする方は多いかもしれません。

旦那は日本語を片言しか話せないので、たいていはいつも英語でコミュニケーションをとっています。

私は過去に1年間アメリカで留学していたこともありますが、話している英語はいまだに中学レベルで、発音も悪いですし、聞き取りもそこまでよくできません。

でも旦那との間ではとくにコミュニケーションで困ったことはありません。
旦那は過去に中国で英語の先生をやっていたこともあってか、とても聞き取りやすいしわかりやすい英語を話してくれるし、英語が母語でない人の発音にも慣れていて、私がカタカナ英語を話してもわかってくれます。
また文化的なニュアンスの違いがあっても、旦那はまあまあ日本文化に興味があり、日本に何回か来たことがあるので、私が言いたいことをなんとなくわかってくれます。
だから旦那とは言葉の壁がほとんどないです。

ただ、ちょっと大変なのは家の外を出て旦那の家族やほかのアメリカ人と話すときです。
私は発音が悪いせいか彼の親と話すときはいつも聞き返されてしまうし、違う意味で誤解されてしまうときも多々あります。

正直、自分の英語力の乏しさに悔しく感じるときが多いのですが、アメリカではこちらが一生懸命伝えようとしていると相手も聞いてくれるときがほとんどなので、主張し、あきらめずに伝え続けることが大事なんじゃないかな、と思っています。

英語力が乏しい私でも生活することはできる国際結婚っていったいどれくらの英語力があれば可能なのでしょうか?
それについてこちらの記事でまとめました。

英語が話せないけど国際結婚したい方へ。英語力はどれだけあれば良いの?

2018年10月18日

住編のまとめ

  1. プールやジム付きのおうちがふつうのアメリカ
  2. 車が絶対必要!でも自転車は使えない
  3. 何か契約するたびに大量にサインさせられる
  4. コミュニケーションは大変だけど、あきらめないで伝え続けることが大事!

まとめ:国際結婚した生活はイメージと全然違っていた!

今回は、3つの項目に渡ってアメリカ人と結婚してアメリカ生活を始めたばかりの私がありのままに日本との衣食住生活の違いをお話ししてきました。

衣編では、身なりを気にせず楽に暮らせる点や、服のサイズが大きすぎる、という驚きについて紹介しました。

食編では、アメリカでも日本食は作れるがやっぱり日本食が恋しくなっちゃうこと、でもお肉や冷凍食品が安いのにおいしいっていうグルメなお話と、日本とは大きな違いのある買い物事情についてお話ししました。

そして住編では、アメリカのおうちについている施設と車の重要性、そして生活においてのコミュニケーションの大変さについて、すべて私の主観ですがご紹介しました。

私は学生のころ国際結婚はきらきらしたかっこいい生活を想像していましたが、やっぱり現実はいろんなことがあるんだなあと今実感しています。

これを読んだ皆さんも、国際結婚とアメリカでの生活についてより現実的なイメージがもてたのではないかと思います。

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