目次
「英検5級合格するためには、どのレベルになれば良いの?」
「英検5級で出る単語って、どれくらいのレベルなの?」
「合格するためには、何単語をおぼえる必要があるの?」
これから受験する予定の人、
英検5級を受けるか迷っている人、本番直前の人は
こんな疑問をお持ちだと思います。
私のおいっこは(インター)卒園前に、
英検5級に合格しましたが、
姉から同様の相談をされたことがあります。
結論から言うと、
英検5級は「初歩的な英語力があるかどうか」を判断するためのテストなので
中学1年生レベルがあれば合格します。
ただ、これだけだと「初歩的なレベル・・?」と、
あいまいで分かりにくいですよね。
今回は、これから英検5級を受ける人のために
- 合格に必要な単語数
- 合格に必要な単語のレベル
- 出題される単語の種類について
- 単語の覚え方
を分かりやすくご紹介します。
これを読むと「これからどんな勉強すれば良いのか」の
イメージがつくと思いますので、ぜひ参考にしてくださいね。
英検5級のレベルとは?
英検5級は中学初級程度のレベルです。
なので身近な話題について英語で理解できるかどうか、
それを確かめる試験として英検5級は活用できます。
高校受験の文法問題と
形式や問題が似てるため、
高校入試の対策として中学生が受験するのにも役立ちますね。
合格率
年度 | 合格率 |
---|---|
2015 | 81.4% |
2014 | 82.0% |
2013 | 82.4% |
2012 | 83.0% |
2011 | 82.5% |
2010 | 83.1% |
10年以上と古いデータですが、
いまも問題の難易度は変わってないので、
いまも変わらず合格率は80%を超えています。
落とすための試験ではなく、
基礎力が身についてると判断されたら合格できます。
試験の合格ラインも忘れずにチェックしておくと、
自信をもって当日試験を受けられますよ!
英検5級の合格ライン
英検5級の合格ラインを確認しておきましょう。
ずばり、英検5級に合格するためには
約65%の正解率(50問中32問)が必要です。
単語問題は半数を占める
そしてその中でも、
- 単語問題がでる場所
- 単語問題は何点分あるのか
は気になるところですよね。
把握しておくと「あ!ここで単語の問題がでるんだ!」と
リラックスして問題が解けますし、
今後の勉強にも活きると思うので、一緒にみてみましょう!
特にどのへんで単語力が問われるかというと
この「大問1の穴埋め問題」です。
っていきなりでしたね!(笑)
大問1は、全部で15問。
そして、そのうちの半分が単語問題です。
合格のために正解しなけれいけない32問のうち
ここの7〜8問は、確実にとりにいきましょう!
英検5級合格に必要な単語数
単語の勉強をしはじめる前に、
「どれくらいの単語を覚えるべきか」を把握しておきたいですよね。
英検にも「戦略」がありますから、
しっかりと計画していきましょう!!
確実に合格するために必要な単語は、600単語です。
オススメの単語帳
英検5級合格のために、単語が大事ということが分かったところで、
その600単語を完ぺきに習得できる参考書がこれです!!
もちろん覚えた600単語が、
英検5級に特化している方が効率的に合格できます。
そのため安心するためにも
参考書は揃えておいたほうがいいかと良いと思います。
ちなみに「300単語でも合格できる」というような声も聞きますが、
これだけだと、回によっては合格ラインが違う気がします。
ですから、合格ラインギリギリ超えなかった
なんていう悔しい思いをしなくて済むように
最低でも400単語は必要だと思っておくことを、おすすめします!
また、「かならず合格するんだ」という強い気持ちがある人は
がんばって600単語おぼえましょう。
600単語覚えたら次の4級5級にも活きるので、素晴らしいです。
英検5級合格に必要な単語レベル
気になる「単語のレベル」ですが、
英検公式サイトをみてみると
5級は「中学初級程度」と書いてあります。
中学1年生で学ぶ単語数は「600単語」。
なので、中学1年生で学習する単語をマスターできれば、
まず合格できると言えそうです。
小学校低学年やそれ以下の年齢で
5級を考えると、少しむずかしいかな?と思う方も多いはず。
でも、わたしの個人的な意見ですが
やり方次第で、たのしく勉強できれば
十分、合格が実現可能なテストだと思います。
実際、私のおいっこも、最初は字を読むのに苦労していましたが
最終的には楽しく勉強ができて合格したので
単語さえ読めれば誰にでも合格できるものです。
合格に必要な超重要な単語一覧
てきとうに、600単語を覚えても、合格できるとは言えないですよね。
まずは「よく出る重要な単語」から覚えて、
合格ラインに到達できるか、過去問でチェックしてみましょう。
「よくでる単語」から覚えたほうが効率がいいのは分かるけど
「よく出る単語ってどんなの?」って疑問になりますよね。
英単語をみる前に、
英検5級で使われている「題材」をチェックして
まずはイメージをふくらませましょう。
なんとなく想像できましたか?
そして、出題される品詞はこの7つです。
- 一般動詞
- 名詞
- 形容詞
- 疑問詞
- 代名詞
- 副詞
- 前置詞
さっきお伝えした、英検5級で扱う
「場面」で使われる単語のうち
この7つに当てはまる単語が、重要ということになります。
つまり、「家・学校・お店・電話」で使われる
「動詞・名詞・形容詞・疑問詞・代名詞・副詞・前置詞 」いずれかの単語が、
もっとも重要ということです。
ひとつ、例を見てみましょう。
この問題は、
- 場面→お店
- 問われている単語→形容詞「much」
ですよね!
このように、問題は
シチュエーション ✕ 品詞
で構成されているので、
この「4つのシチュエーション」と「7つの品詞」を、
まずは頭に入れておき、覚えていきましょう。
効率的に単語を覚える方法
単語をおぼえる時にたいせつなこと
まず最初に大切なことをお伝えさせてください。
勉強は、たのしくやらないと、なかなか頭にはいりません。
逆に、たのしくやると単語はすぐに覚えられます。
どんな勉強でも、簡単にたのしくやるコツがあります!
それは「スタンプカード」を作ることです!
流れとしては
- まずは計画を立てる
- ひとつ達成したらスタンプを押す
- あとはコンプリートを目指す
そうすることで、
- どれくらいの単語を覚えたか
- あとどれくらい覚える単語が残っているのか
が分かり、モチベーション維持にもつながるのでおすすめです!
英検5級合格するための単語の覚え方
せっかく覚えた単語を、試験当日までに忘れてしまうリスクをなくすため、
インプットしたら必ずアウトプットをしましょう。
アウトプットをすることで、圧倒的に頭に定着します。
フラッシュカード法
まず、インプット方法ですが、「フラッシュカード」がおすすめです。
※Youtubeで検索すればいくつも出てきます。
なぜ、おすすめなのかと言うと、
このフラッシュカードは、絵とあわせて覚えられるからです。
絵と覚えると、楽しいだけでなく「英語脳」も作れます。
「英語→日本語」「日本語→英語」のように
日本語に訳すおぼえ方は、本当におすすめできません。
この「日本語に訳す」を癖にしてしまうと、
将来、英語を話すことが難しくなるリスクもあるからです。
かならず、英語はイメージで覚えるようにしましょう。
英単語かるた法
では次に、アウトプットの方法ですが「英単語カルタ」がおすすめです!
「絵+英単語」を見て、声に出す方法です!
こちらも日本語に訳さないように注意してくださいね。
英単語カードのダウンロードは海外サイトが
カテゴリごとにダウンロードできるので
苦手な単語の対策ができて良いです。
1日に10単語覚えれば合格できる
これから600単語を覚えていくことになると思いますが
600単語って聞くと「えーそんなに多いの?むりだよ」ってなりますよね。
でも大丈夫、「1日10単語」覚えるだけでも、
2ヶ月間つづければ600単語覚えられます。
そう聞くと、できそうな気がしてきますよね!
そうです、できるんです。
まとめ
この記事のポイント
- 合格するには65%の正解率が必要
- 600単語おぼえる
- 10単語✕60日=600単語
- 日本語に訳さない。
- 英語はイメージで覚える
- たのしくやらないと単語はおぼえられない
- 単語の勉強法は「フラッシュカード」と「英単語カルタ」
英検を受ける目的は、
ステータスや自分の英語力を試すなど、さまざまだと思います。
私がいちばん伝えたいことは、
「せっかく勉強するなら楽しくやろう」っていうのが、ひとつ。
そして「使える英語を学ぼう」っていうのが、もうひとつです。
「せっかく勉強するなら楽しくやろう」
楽しく勉強する子と、楽しくない勉強を我慢してやる子を比べると
圧倒的に、前者の方が、上達スピードが速いんですよね。
中には楽しくないこともあるかもしれませんが
できるだけ「楽しもう」と心がけるだけでも変わると思いますので
ぜひ、楽しんで勉強してくださいね!
小さいときから上のレベルを目指そう
いまはグローバルの時代なので、小さい時から英語教育を受けさせて、
小学生で英検1級をとるお子さんもいらっしゃいます。
このように小さなときから高いレベルを目指すと、
グイっと上達しますので小さい時だからこそ
英検5級より上のレベルを目指してみてください。
やはり英語は喋ると上達がはやいので、
スピーキング対策からすると効率的ですよ。
英検3級~英検1級までのスピーキング対策したい方は、こちらに例題が載っており対策できるので、ぜひ活用してみてください。
しかも無料です!
英語を英語で理解することを、「英語脳」といいますが、
この「英語脳」は、スピーキング対策することにより養われます。
せっかく勉強するんだったら、使える英語を学べたら最高ですよね!
応援しています。がんばってくださいね!