いろいろ試してきたけど英語が話せるようにならない。
「もう自分にはできる気がしない!」なんて思っていませんか。
私も同じことで挫折した経験があります。
イギリスへ1年留学したけど、
ペラペラにならずに帰国したという経験です。
おそらく「留学1年も行ったのにペラペラにならなかったの?!」
って驚いてる方、多いですよね(笑)
しかし、その後、日本にいながら独学で勉強し、
ネイティブに「Wow, 君の英語が自然でおどろいた」と
言われるくらい話せるようになりました。
結論からいってしまいますが、考え方や、
やり方を変えれば必ず話せるようになります。
今回は、私がかつて感じていた悩みと同じ悩みに直面しているあなたに、
この経験を通してわたしが知った英語マスターに必要なことの
本質的な部分を語ります。
この記事を読んで「自分は絶対に英語マスターできる」
って思ってもらえたらすごく嬉しいですし、
英語を話せるようになるきっかけになってほしいです!
そもそも、目標設定はできていますか?
英語の目標設定はできていますか?
「英語を話せるようになること」
もしあなたがこんな目標をもっているならば
これだけだと、目標としては、不十分かもしれません。
私がそうであったように、なんとなく
「英語話せたらかっこいいから、話せるようになりたい」
といったフワッとした目標だと、ほとんどが挫折してしまうんです。
なぜだと思いますか?
それは目的が明確じゃないからです。
これはシンプルな話で「ピアノ習得」を例に出すと
「ピアノをできるようになりたい」っていう目標ってすごく曖昧ですよね。
「幼稚園の先生になるために、即興でピアノを弾けるようになりたい」
こういった明確な目標があると、
- 何をすべきか
- いつまでにやるべきか
- 何のジャンルを練習すべきか
が、すごく明確になると思いませんか?
「英語が話せる」というのも「ピアノができる」
と同じで、かなり曖昧です。
ゴールが明確じゃないと、とりあえず勉強しよう、
とりあえず留学にいこう、とりあえず英会話教室に
行こうといったような、私のように失敗の道にいく可能性もあります。
結果、かなり遠回りになるか、挫折するかの
どちらかの道にいくことになると思います。
なので、まずは「何のために話せるようになりたいのか」
自分に問いかけてみて下さい!
英語の5W2Hに当てはめるだけで、
明確になるのでおすすめです。
例) ● WHY「将来CAになって海外を飛び回るために」 ● WHEN「大学卒業までに」 ● WHERE「家で」 ● WHO「ひとりで」 ● HOW「独学で」 ● HOW MUCH「英語面接でスラスラ話せるくらい」 ● WHAT「会話ができる」
目標 「CAになるために、大学卒業までに、独学で、 英語面接でスラスラ話せるくらいの英語力をつける」 |
この中でも一番重要なのが、WHYの部分です。
目的があるだけで、やるべきことが見えてきます。
この例で言うと「CAになるため」と分かっているので
- 最低必要なTOEICスコアのための勉強をしよう
- 業界用語を英語で覚えよう
- 丁寧な英語を学ぼう
と、やることも明確になりますよね。
逆に言えば、翻訳家のように
「英語から日本語へ、一語一句正しく翻訳するスキル」
はいらないですよね!
そういった「やらないこと」までも明確になるんです。
正しい英語を話そうと思っていませんか?
次に、挫折しがちな人の特徴として
「正しい英語にこだわりすぎる」ことが挙げられます。
考えてから話すため会話に追いつかず、
結果話せないって方、多いのではないでしょうか。
おそらく、英語をジャッチする人・正そうとする人がいて
自然と「正しい英語を話さなきゃ」と、がんばってしまうのが原因だと思います。
もちろん翻訳家や通訳になりたい人は、正しい英語が求められると思います。
でも最初から正しい英語にこだわることは
「英語を話せるようになる」過程で、一番の妨げなんです。
日本語から英語に訳してから発している方、要注意です!!
英語は英語で考える「英語脳」でやっていかないと
話せるようにはなりません。
また、
「英語を話せる」=「コミュニケーションが取れる」
ということだと私は考えています。
「正しい英語」よりも「自分の意見をきちんと伝えられるかどうか」の方が
何十倍も大切だと思いませんか?
考えてみてほしいんですが、ネイティブは
あなたが正しい英語を話せるかなんて全く興味ないですよね。
逆の立場になってみると、わかりやすいです。
外国人が道を聞いてきた時に
「この人、正しい日本語でしゃべってるかな?あ、今間違えたな?」
とか考えないですよね。
いちばん気になることは、
「その外国人がどこに行こうとしてるのか」という
「何を伝えようしてるのか」ですよね。
だから「伝えたいことを、伝えられるようになること」が
いちばん重要だと考えた時に
「正しい英語を話す」これは優先度を低くすべきなんです。
英語で伝える力をつけてから、
正しく直しても遅くないですし、むしろ、効率的です!
英語は100%「慣れ」なので、
正しい英語以外しゃべらないようにしていたら
おそらく話せるようになるまでに挫折してしまうと思います。
インプットばっかりしてませんか?
私は「いっぱい勉強しているのに話せるようにならない」という声を
ちょこちょこ聞きます。
もしかして、インプットばかりしていませんか?
結論からいうと、話す練習のための
アウトプットをしなければ、200%話せるようにはなりません。
話せるようになりたいのに、
インプットばかりして話す練習をしないというのは
ダンス出来るようになりたいのに
プロダンサーの動画を見てるだけの状態と同じです。
練習しなければ、もちろん、できるようにならないですよね。
私もそうだったように、この当たり前のことが
当たり前に分からない人がけっこういると思うんです。
私は、留学している時、図書館でインプットばかりしてました。
自分が英語を話せないのは「勉強不足」だからだ、と決めつけて
アウトプットできる最高の環境をムダにしてしまいました。
そして、なぜ私は、アウトプットの大切さに気づかなかったのか。
それは「環境が私を変えてくれる」
なんてことを本気で思ってたからです(笑)
具体的には「留学に行けば自然と話せるようになる」と。
ですから、もしあなたが
「勉強がんばってるのに、話せるようにならない!」と嘆いているなら、
インプットの時間の半分を、アウトプットの時間に当ててみてください。
どうアウトプットしたらいいの?
まず、留学や英会話教室を考えるまえに、
やってみてほしいことがあります。
それは、ひとりごとトレーニングです。
ひとりでも、どこにいても、できます!
ダンスでいう、自主練です。
ダンスが初めてなら、まずはリズムに合わせて
アップダウンすることから始めて、
リズムに慣れることから始めますよね。
英語の場合も、まずは「英語を発する」ことに慣れなければいけません。
なので、英語に慣れるために、ひとりでしゃべってみてください。
これからご飯を食べるなら
「What should I eat?」
サラダを作ろうとしているなら
「Let’s make an Italian salad!」
など、簡単なことから初めて
慣れてきたら徐々に「5W2H」の要素を追加して
長文を発することに慣れていくようにするんです。
- 「いつ」料理を始める前に
- 「なにを」レシピを
そしてこれを3ヶ月間徹底的に家でやってみてください。
そうすると、「あれ?私もしかして英語話せてる?」
って気づけると思います。
最初は本当に?って疑うと思いますが
言葉を発するというのも「慣れ」なので
「慣れ」てしまえば良いだけなんです!
逆に言えば、
「慣れ」なしには話せるようにはならないのです。
ただし、さっきもお伝えした通り、
「英語脳」を意識しなければ、ペラペラにはなれません。
最初はむずかしいと思いますが、
「日本語で考えない」を徹底してみてください!
まとめ
この記事のポイント
- 5W2Hで目標設定をする(特に目的は重要)
- 正しい英語にこだわると一生話せるようにならない
- インプットしてるだけでは一生話せるようにはならない
- 「ひとりごとトレーニング」を3ヶ月やると、
英語が話せていると実感できる
私は映画で聞こえたフレーズを、
「リズム・発音・イントネーション」を真似しながら
何度も反復練習していました。
そして、それを「ひとりごとトレーニング」で、
アウトプットするようにしていました!
挫折した私を変えてくれたのがこの「ひとりごとトレーニング」なので
ぜひあなたにもトライしてみてほしいです!
そして、少しでも話せるという実感を得てほしいですし
「必ず英語は話せるようになるんだ」って知ってほしいです。
がんばってくださいね!応援しています。