今回は、「Not yet」という英語フレーズの意味・使い方について分かりやすく紹介します。
アメリカ留学をしていた私は、このフレーズはなんとなく日本で習ったことがあったような、という程度の知識でしたが、
それまではネイティブの友人たちがよく話すのを聞いて、自然と覚えてしまったのを覚えています。
なので自分から自然に使えるようになっていました。
とても便利なフレーズだ!ということにも早いうちから気づきました。
そのぐらい、会話で出てくる頻度の高いフレーズの1つです。
「not」や「yet」は、単語としては文に含めて使うものですが、
「not yet」というフレーズは、
基本的には「このフレーズだけ」で使うことも多いです。
では、「not yet」というフレーズは実際にどのような意味があるのでしょうか。
そして、具体的にどんなシチュエーションに使われるのでしょうか。
詳しく解説したのでぜひ最後まで読んでください!
「not yet」 の意味とは?
まず言葉の意味について説明します。
「not yet」=まだ、まだ~でない
という意味になります。
とにかく会話のやりとりでは多く出てくるフレーズです。
ちなみに「not」は、「~ではない」、「~しない」という意味があり、
「yet」は、「まだ」「いまだに」という意味があります。
「yet」は、否定文や疑問文で使う、と学校で習ったかと思いますが、
文の中に「not」が含まれていない場合でも「~でない」という否定の意味があるときに使うことがほとんどです。
まだだよ、という日本語を聞いただけでも、日常会話でよく出てきそうな感じしますよね!
私もアメリカ留学時代、両方ともとっても多く聞きました。
では、例文でご紹介しますね!
「not yet」の正しい使い方・例文
「not yet」の正しい使い方と例文をこちらでご紹介いたします。
「not yet」 = まだ~でない、まだです、まだだよ、という意味です!
では例文でご紹介したいと思います。
A: 「Have you had lunch?」
(もうお昼食べた?)
B: 「No, not yet.」
(ううん、まだだよ。)
A:「Our exam is coming up next week. Are you ready for it?」
(来週試験だね。もう準備できてる?)
B: 「Of course not. I’m not ready yet at all.」
(もちろんまだ。まだ全然準備できてない。)
A:「You said you have a date this Saturday. Have you already decided where to go?」
(次の土曜日デートだって言ってたけど、もうどこ行くか決まったの?)
B:「No, not yet, I haven’t decided where to go yet… .」
(ううん、まだ。まだどこ行くか決まってないんだ・・・。)
このように、「まだ~してない」という意味合いがあるのがわかりますね。
stillとの違いと例文
次は、混乱しがちな「still」の例文を少しご紹介します。
「still」も「まだ」という意味としてよく知られています。
「still」は、必ずしも「~でない」と言いたい時以外も使える言葉になりますので、
比較して使い方で違いが分かるよう、
これから例文でご紹介したいと思います。
A:「Are you still in the office? It’s already eleven.」
(まだ会社にいるの?もう23時だよ。)
B: 「Yes… I want to finish what I’m doing now by today, so I’m still working.」
(うん…。今やってるやつ今日中に終わらせたいからまだ仕事してる。)
A:「What time do we have to come back here?」
(何時までにここに戻ってないといけませんか?)
B: 「Please come back by three. You still have enough time, so, have fun!」
(3時までにここに戻ってきてね。まだ時間あるから楽しんできて!)
A:「We still don’t know when the COVID-19 pandemic will be over.」
COVID-19のパンデミックはいつ終わるのか、まだわかりません。
比較してみるとわかるように、
「still」の方は、~でない、という意味ではないときも使いますが、
例文3の文のように、否定文としても使えます。
stillは副詞のため、単体でフレーズとしての使い方はしませんので、
そういう意味でも「not yet」は「まだ~ない」というフレーズとして万能です。
「まだ」の表現はこの2つがメインとなるので、
私はネイティブの使い分け方に着目して、
違いを理解して使い分けできるようになりました。
「not yet」は誰に使えるの?
「not yet」は、例文でもご紹介したように、
家族、友人同士、お店、学校、職場、いろいろな場面で、
「まだ~ない」という意味で、かなり多く、頻度高めに使われるフレーズです。
- 勉強した?→ まだだよ。
- ご飯食べた?→ まだだよ。
- 美容院予約した?→ まだだよ。
- 宿題やった?→ まだだよ。
これらの「まだだよ」は、全て「not yet」です。
どれもよく、普通の会話で出てきそうですよね。
ぜひ、映画や海外ドラマを見る機会、ネイティブと話す機会がありましたら、
not yetがどのぐらいの頻度で使われているか、
意識しながら観たり会話したりするのも、習得の近道かもしれません。
まとめ
「not yet」についてまとめると、
- 「not yet」は、とてもよく出てくるフレーズ
- 「not yet」は、主にはフレーズだけでも使えて、文の中でも出てくる
- 「not yet」は、まだ~ない、という「否定」の意味で使う(まだ~やってない等)
- 「not yet」は、使われる頻度が高いので、使い方さえ理解すればすぐマスターできる
この4つのポイントを押さえておけば、スムーズに会話を成り立たせることができます。
「まだ~ないよ」と言いたいときに、
どうしても最初は、「not yet」が出てこなくて、
「no…」となってしまうので、
「not yet」で返せるようマスターできるようにしましょう!
「まだ」というと「still」の方が印象強いかもしれませんが、
stillは「まだ」というフレーズとしては使えず、
文章の中で副詞としてでないと使えません。
その違いを深掘りしていくと学習の幅が広がりますよね!
楽しく深掘ってみると、英会話がもっともっと楽しくなると思います。
では最後にnot yetのような便利で
2語で表現できる簡単フレーズを紹介しますので、
ネイティブとの会話に役立ててください!
フレーズのバリエーションを増やすと、英会話がもっともっと楽しくなると思います。
このブログを参考にして、より実用的な英語の知識をゲットしてくださいね!