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今回はNo Way!についてご紹介します。
No Way!は、私がカナダに1年ほど住んだり、
ランゲージエクスチェンジを10年以上してきたなかで、
ほんとうによく耳にしていた表現です。
海外ドラマや洋画でも頻繁に使われているスラングですが、
英語の授業では日常会話を教えることが少ないうえに、
スラングなんかは特に教えてくれませんよね。
ですが、ネイティブたちは日常的にNo Way!を使っているんです。
「ぜったいにイヤだ」「ありえない!」という
2つの意味を持つNo Way!は、覚えておくとかなり使えるスラングです。
でも、ネイティブたちはどうやって2つの意味を使い分けたりしているのでしょうか?
使い方は慣れてしまえば簡単です。
この機会にぜひマスターしておきたいですね。
それでは、さっそく見ていきましょう。
No Way!が持つ2つの意味とは?
使えるスラングのNo Way!にはおもに2つの意味があります。
Noを強調する意味
1つ目は、Noを強調する意味でのNo Way!です。
日本語にすると「ぜったいにイヤだよ」「無理だよ」といった意味になります。
言い換えたい時には、「Absolutely not」や「not at all」などが使えます。
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では、2つ目はどんな意味があるのでしょうか?
驚きや信じられないといった感情表現の意味
2つ目は、驚きやショック、もしくは信じられないといった感情を表現する意味でのNo Way!です。
こちらは日本語にすると「ありえない!」「うそでしょ!」という意味になります。
似たようなフレーズには「Unbelievable」や「I don’t believe it」があります。
CHECK IT!
カジュアルな表現
No Way!はとてもカジュアルな表現です。
ネイティブたちはよく使うといっても、スラングです。
ビジネスの場や初対面の人との会話では少し馴れ馴れしく聞こえてしまいます。
あくまでも、友人や親しい人たちとの間で使うようにしておきましょう。
では、No Way!を使うシチュエーションを詳しくみていきましょう。
どんな時に使う?No Wayの例文を紹介!
意味がわかったところで、使い方を例文を交えてご紹介します。
No way!はとても使えるフレーズなので、使い方をマスターすると表現の幅も広がりますよ。
それでは説明していきます。
まず1つ目の「ぜったいにイヤだ」という意味で、Noを強調したいとき。
(パーティにフィルも招待する?)
No Way!
(ぜったいにイヤだね!)
何が何でもイヤだと、全力で否定するときに使えますよ。
次に2つ目の「ありえない!」と驚きを表現するとき。
(宝くじで1億円あたったの!)
No way!
(ウソでしょ!)
また、No Way!は会話のなかだけではなく、独り言でもよく使います。
例えば、クッキーを作っていて材料を床に落としてしまったとしましょう。
「うわ、まじか・・・」となりますよね。
そんな時にも独り言として「No way…」と言うこともできます。
ちなみに、私もこのフレーズにはかなりお世話になっています。
カナダに住んでいた頃も、「え〜!!」という場面では頻繁に使っていました。
文中での使い方がある
これまではNoを強調したり、驚きを意味するNo Way!を解説してきましたが、
センテンスのなかで使うNo wayもあります。
例えば、
(君を手助けするのは無理だよ。)
といった感じです。
この場合のno wayは不可能を表すことになるのですが、100パーセント無理という意味になります。
慣れてくると、いつのまにか独り言でも使っていたほどです。
ネイティブもほんとうによく言っていますよ。
声のトーンによってNo Wayの意味が変わる
例文や使い方が分かりましたが、
ネイティブたちはどうやって2つの意味を判断しているのでしょうか?
実は、声のトーンによって判断しているのです。
海外ドラマや洋画でもよく聞くフレーズのNo Way!ですが、
使い分けるには声のトーンが重要です。
例えば、Noを強調したい時には、ちょっと強めに「No Way!!!」といいます。
そうすると「ぜったいにイヤだ」と言う意味になります。
驚いたときに使う場合は、少し高めな声で発音するのがおすすめです。
日本語でも「うわ〜、ありえない!」と言うときには少しだけ声のトーンがあがりますよね?
それと同じと考えれば、相手にも伝わるはずですよ。
こちらは英語の動画ですが、分かりやすいのでおすすめです。
また、独り言のNo Way!ですが、
私の場合はトーンダウンして発音することが多いです。
「まじかぁ・・・」といった感じになるので「Way」の部分が下がるイメージですね。
2つの意味があるNo Way!なので、会話の流れや声のトーンからどちらの意味なのかを判断する必要があります。
最初は難しいですが、どんどん使って慣れていけば大丈夫ですよ。
No Way!は放送禁止用語ってほんとう?
No way!は、実はもう少しくだけたスラングとして使うこともできます。
ただしかなり口の悪い表現なので、使うときは注意が必要です。
というのも、NoとWayのあいだに、Fワードが入るから。
つまり、「No fucking way!」と言うこともできます。
日本語にすると「まじでありえねぇ!」といった感じです。
ですが、実はネイティブでも日常的にFワードを使うことはほとんどありません。
私がカナダに住んでいたあいだに、Fワードはほとんど聞きませんでした。
職場にいたファンキーなスタッフはよく言っていたくらいです。
なので、英語を勉強中の人が使うのは避けたほうが良さそうですね(笑)
まとめ
今回はかなり使える表現のNo Way!について解説してきました。
では、おさらいしましょう。
- 「ぜったいにイヤ」もしくは「ありえない!」という2つの意味がある
- Noを強調したいときや驚きを表現する時に使える
- 声のトーンによって意味が変わってくる
- 独り言でも使える
- Fワードを入れて使うこともできる
- カジュアルな表現なので友人間で使うのがベター
特に3つ目の「声のトーンを押さえて」おくと
すぐに分かるようになりますよ。
海外ドラマや洋画を見るときに、
もしNo Way!が使われている場面があれば、それを真似して使ってみてくださいね!
すぐに自分のものになるはずですよ!
では最後にNo Wayのような便利で
2語で表現できる簡単フレーズを紹介しますので、
ネイティブとの会話に役立ててください!