みんなが大好きな卵料理の「定番」といえば、
そう
「オムライス」
ですよね!
トロっとしたふんわり卵に包まれた、
優しいケチャップ味のチキンライス…
想像しただけでヨダレが出てしまいます…(笑)
専門店も多く、老舗洋食店から喫茶店まで、
日本ならどこにいても食べられるこの「オムライス」ですが、
実は日本で生まれた日本独自の料理であることをご存知でしたか?
「発祥」を謳っているお店は複数あるようですが、
なかでも東京と大阪にある某有名店では、
明治や大正時代からオムライスを提供していたそうです。
そのためオムライスを英語だと勘違いしてました。
「オムライス」という単語、実は英語圏の方には通じません!
私はこの事実を知らず、
アメリカ留学中に好きな食べ物を聞かれた際、
得意げに
「Omurice!(オムライス)」
と答え、
「What!? (なんだそれは!?)」
という顔をされた思い出があります…笑
このように英単語だと思っていたのに
実は和製英語だった!
というお料理は他にも存在します。
今回は日本ではおなじみの
英語でオムライスの言い方を紹介します!
オムライスの英語とは?
冒頭でもご紹介した通り、
「オムライス(Omurice)」は英語ではありません!
薄焼きの卵という意味を持つフランス語の
”omelete(オムレット)”とごはん”rice(ライス)”が
合体して作られた和製英語なのです。
では、英語で「オムライス」はなんと言うのでしょうか。
答えは、
omelette rice
(オムレットライス)
omelette and rice
(オムレット アンド ライス)
rice omelette
(ライス オムレット)
などいくつかパターンがあります。
ただ、これでも料理そのものを見たことが
ない人には伝わらない場合があります。
その場合は、オムライスとはどんなお料理なのか
説明してあげるといいでしょう。
説明の例として、
・A ketchup flavored rice wrapped in egg
(ア ケチャップ フレイヴァ―ド ライス ラップト イン エッグ)
「卵で包まれたケチャップライス」
→”flavored”とは「~風味の」という意味です。
・A ketchup fried rice wrapped in omelette
(ア ケチャップ フライド ライス ラップト イン オムレット)
「オムレツで包まれたケチャップライス」
→”fried rice”とは「炒めたごはん」を指します。
「フライ」と聞くと「揚げる」イメージが強いですが、
実は「炒める」という意味で使われるのです!
等があります。
説明の仕方については下の動画で詳しく解説されていて、
発音も勉強になります!
ぜひ参考にしてみてください! (2:58頃~)
「すごく簡単に作れる料理」としても紹介されています。
私も留学中に作ってホストファミリーにふるまったところ、
「ごはんを卵で包むだけで、こんなにおいしいなんて!」
と、とても喜んでもらえました!
まとめ
「オムライス」の英語での言い方は?
- omelette rice
- omelette and rice
- rice omelette
ちなみにオムライスの他に、
間違えやすい和製英語として「ハンバーグ」「コロッケ」が挙げられます。
それぞれの言い方は、次の記事にまとめました。
「ハンバーグ」の英語での言い方は?
「コロッケ」の英語での言い方は?
それぞれどこの国発祥の食べ物か分かりますか?
答えは上記リンク記事の中でお話ししてます!
ヒントはアメリカ発祥ではありません!笑
最後に
今回は、日本ですっかりお馴染みとなっている
洋食たちの英語での言い方をご紹介しました。
私はかつて、上記でご紹介した3つとも英語だと思っており、
アメリカでそれっぽく発音して堂々と発言し、
周りをポカーンとさせた経験があります(笑)
このように、日本独自で発展を遂げ、
流通したお料理はたくさんあるため、
カタカナ名であってもそのまま使ってしまうと
英語圏の方には伝わらない、ということは多々あるのです。
それでも私の場合は、周りが指摘をしてくれたうえに
どうして間違いだったのかと疑問に思ったことから
料理のルーツを調べることで知識が増えました!
間違ってしまうことが結果的に新たな学びにつながることはたくさんあります。
失敗を恐れずに、英語学習を続けてくださいね!
「オムライス」「ハンバーグ」「コロッケ」のほかに、
こんな単語も和製英語って知ってましたか?