目次
こんにちは!
「英語を学びたい!」
「外国に行きたい!」
私は、こんな気持ちが強くて、
学生時代にホームステイの経験があります。
近年ではホームステイを支援してくれる会社が増えて、
ホームステイは身近なものになってきていますよね!
しかし、実際のホームステイがどんなものか、
詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか?
詳しく知らないと、
「ホームステイは、海外の知らない人の家に泊まること」
といったあいまいな情報しかないと思います。
私も初めてホームステイをした時は、
ホームステイについてほとんど知識がなく、
とんでもない大失敗をしたことがありました。
せっかく楽しいホームステイなのに、
私のように辛い思い出にならないためにも、
今回はホームステイのメリットからデメリットまで、
詳しい情報を紹介しますね!
この記事を読めば、
ホームステイへの不安がなくなり、
思いっきり満喫できるホームステイになること間違いなしです!
ホームステイの意味とは?
まずは「ホームステイ」について
基礎的な情報を知っておきましょう。
きちんとした情報を知らないと、
ホームステイ先でもとても苦労することになってしまいます。
私の二の舞にならないように気を付けてくださいね!
私の経験談も交えて、
ホームステイについての
基礎情報を説明していきますね。
ホームステイって何?
まず、ホームステイとは
「海外留学の時に現地の人の自宅に泊まらせてもらう」
ことです。
いわゆる、海外留学の滞在方法の一つですね。
他には、語学学校の寮やルームシェアもあります。
ここではホームステイの定義について、
より分かりやすい説明をしましょう。
上記で説明したように、ホームステイとは
「海外留学の際に現地の人の家に泊まること」です。
ただ、それはホテルに泊まったりするのとは訳が違います。
ここは重要なポイントなのでしっかり押さえてください!
これからホームステイするあなたは、
現地の人の「家族」にお邪魔して、
本当の家族のように扱ってもらうのです。
当然家庭での決まりもあるし、
お手伝いなどもあります。
思いやりや譲り合いも必要になるでしょう。
ここが、ホテルや寮、2人や3人のルームシェアとは
全然違うところですね。
ホームステイでは
自分の都合だけを優先できる空間や
時間を取れる事はそこまで多くありません。
その分、現地の人の
コミュニケーションが増えたり、
その国の文化を知る機会が多くあります。
そういう環境で過ごすので、
語学学校よりも日常英語や表現が身に付き
明らかに英語力は上がります。
もちろんストレスも溜まることと思います。
慣れない外国、
初めての人たちとの生活。
でも、それはホストファミリーも一緒なんです。
彼らのいつもの生活に、
あなたと言う「他人」が加わってるのです。
けれどホストファミリーは、
あなたがなるべく安全安心で、
楽しく生活できるようと努力してくれます。
なのでホストファミリーに家族として迎えられるとことが、
「とてもありがたいこと」ということを
きちんと認識していてください。
これはとても重要なことですよ!
ただ悲しいことに、
すべてのホストファミリーが
あなたのことを大事に思ってるわけではありません…。
こちらについては、
「ホームステイのメリットとデメリット」のところで
詳しく紹介しますね。
で、留学生を本当の家族のように受け入れてくれる
ホストファミリーはたくさんいます。
ですので、ホームステイで大切なのは、
- 自分たちがよその家にお邪魔するという意識を持つこと。
- ホストファミリーに対して思いやりと感謝の気持ちを持つこと。
です。
この2つを忘れずにいてくださいね!
続いて、滞在する現地の家族について紹介しましょう。
ホストファミリーって何?
ホームステイする家族の人々を
「ホストファミリー」と呼びます。
ホストファミリーのことは、
全て頭に「ホスト」を
つけて呼ぶことが多いです。
例えば、
お母さんなら「ホストマザー」、
お父さんは「ホストファザー」
兄弟、姉妹は「ホストブラザー、ホストシスター」など。
ただし、これはあくまでも、
誰かにホームステイのことを説明する時に使う言葉
と考えておいた方がよいでしょう。
ホストファミリーの名前を呼ぶ時は、
なんと呼べば良いかホストファミリーに聞きましょう。
なぜなら、
きちんとした名前があるのに
「ホストマザー」「ホストファザー」と言うのは、
お互いに違和感があります。
特に、
ホストブラザーやホストシスターがいる場合は
年上にしろ年下にしろ困ってしまうでしょう。
初めは名前やニックネームなどで
呼ぶことに戸惑うかもしれません。
私もホストファミリーの名前を
呼ぶことには戸惑いました。
なぜなら日本で受けたホームステイの講習では、
ホストファミリーの名前は
「ホストマザー」という呼び方をしなさいと習ったからです。
日本で学んだことが
海外で通用しないと本当に焦ります。。。
欧米などの海外では
ファーストネーム(名前)で呼ぶことで普通なので、
ホストファミリーも名前で呼ぶほうが自然だったのです。
それに名前の呼び方1つでも、
親しみを込めることができますよね。
てすので、まずは思い切って
なんて呼べば良いか聞いてみてください。
初めの自己紹介の時に、
「私のことは〜と呼んでください。
あなたのことはなんと呼べば良いですか?」
と聞いてみると聞きやすいですよ。
CHECK IT!
名前で呼び合えば、
英語でのコミュニケーションが
取りやすい状況になっていくでしょう。
それでは、肝心のホームステイのメリット、
最悪なホームステイにならないための方法について紹介します。
ホームステイのメリットとは?
何事にもメリットとデメリットがありますが、
ホームステイにも最高なところと、最悪な点があります。
ホームステイのメリットはたくさんありますが、
主な3つのメリットを紹介します。
英語力が身につく
ホームステイでは、
言わずもがな英語力がバキバキに鍛えられます。
多くの人が
海外に留学生として行く時、
語学学校に通うことが多いでしょう。
しかし、日本語が通じる人がいたら、
無意識に日本語を使ってしまうかもしれません。
そうなると日常英語やスラング表現を学べる機会があまりありません。
しかしホームステイをすれば、
生活してるだけで自然と学ぶことができます。
しかも教科書を見て学ぶだけではなく、
実際に行動しながら使うことができるので、
英語が定着するのは一段と早いのです!
例えば、ホストファミリーの家事を
手伝っている時やスーパーに行った時など。
ただ本を読むだけではなく、
それを行動とともに
使うことでより頭に入ってきます。
そのためホームステイ先では
積極的にお手伝いをしたり、
一緒に買い物に行ったりしましょう。
ホストファミリーとの絆を深めるだけでなく、
自身の英語力向上にも役立ちますよ!
また、語学学校のみなら帰国した後
ホームステイなら帰国後も
ホストファミリーと交流が続きます。
感謝のメールを送ったり、
帰国してからも友人として
付き合いが続いていけるのです。
これからの人生にとっても、
とても思い出深いものになることでしょう。
帰国する前にちょっとしたプレゼントをすれば、
帰国後、プレゼントの感想を話し合えますので、
ぜひホームステイを一生モノの経験にしてくださいね!
異文化交流を楽しめる
次にホームステイのメリットとして挙げられるのが、
異文化交流ができるという点です。
もちろん語学学校でも異文化交流できますが、
実際に触れ合う機会は少ないと思います。
その点、
ホームステイをすれば
日々生活していく中で自然と異文化交流ができます。
- 「日本ではこうだけれど、ここでは違うんだ」
- 「この国はこういった食事を食べるんだ」
- 「この国の人たちはこうした生活をしているんだな」
といった発見がホームステイをして
ホストファミリーと過ごすことで自然と身につきます。
これは語学学校と寮を行き来するだけの
生活では決して得られないものです。
もちろんホストファミリーの家庭それぞれに
異なる決まりや習慣があるとは思います。
ですが生活の基本は
やはりその国の文化が現れていると思います。
例えば、
私がアメリカにホームステイ先の家が
日本の一軒家と同じような家だったため、
思い描いていたアメリカの大きな家ではなく、
すこしショックだったのですが、
家に地下室があって、とても驚きました。
アメリカの家と言うと、
ドラマとかに出てくるように
広くて大きくてプールがついている。
そのような家を思い浮かべる人は
少なくないんじゃないでしょうか?
しかし私がホームステイした家は
日本の家と変わりがありません。
もちろんホームステイした
家の周辺の家もそんな感じです。
ですが、ホストマザーに
「ご飯ができるまで地下室のプレイルームで遊んできて」
と言われて驚きの連続です。
地下室に行ってみると、
リビングと同じような広さで
ボードゲームなどがたくさんありました。
もちろん近隣の家が全くこの家と
同じ間取りだとは限りません。
ですが、地下室があるということ
自体が私にとっては結構な驚きだったのです。
日本の一軒家に地下室があるなんて
そうそうないですよね。
あったとしてもリビングと
同じような広さのものではないと思います。
このように、日本との違いを直接知ることができて、
異文化を知るっていうワクワクを堪能できました。
他にもホストファミリーとの交流でも
異文化を感じることができます。
例えば、
ホストファミリーが英語圏以外の出身だった場合は
現地の文化+ホストファミリーの母国の文化も知ることができます。
それもとても面白そうですよね!
また泊めてくれる謝礼の意味も込めて
日本からきたときに
お土産などを渡すときもです。
日本では当たり前に
目にする品物でも、
海外ではすごく珍しいと感じるようです。
ここから日本文化についても
相手に伝えることができます。
ホームステイするときに
どんなお礼の品が喜ばれるのかいますぐチェック!
CHECK IT!
費用削減できる
海外に留学するときに気になるのは、
やはりその費用ですよね。
近年はホームステイをする人々が増え、
その支援をする会社も増えてきています。
その分いろいろなプログラムが組まれ、
費用を最小限に抑えることが可能
になってきています。
その中でも、
ホームステイは費用削減に
役立っているのではないでしょうか。
例えば食事。
ほとんどのホームステイプログラムでは
ホストファミリーから食事が提供されます。
ただ、昼食は学校などで
自分で取ることになります。
それでも朝食と夕食代が浮くというのは
かなりのメリットになるでしょう。
そして生活用品や電気代など。
寮やルームシェアと比べて、
ホストファミリーと生活用品をシェアすることができます。
もちろん全て共有可能とは限らないので、
自分の肌に合うシャンプーや化粧品、
コンタクトレンズ等は持参しましょう。
まとめると、
ホームステイでは食事、生活用品、電気代等は
全て込みで費用として計算されています。
そのためプログラムによっては
かなり費用が削減できますよ!
ホームステイの費用について詳しい記事があります。
CHECK IT!
こちらもぜひチェックしてみてください!
最悪なホームステイにならないために
それでは次に最悪なホームステイについても紹介しましょう。
ホストファミリーとのトラブル
ホームステイでは彼らに家族として迎えられ
海外の文化を知りながら生活することができます。
しかし、
残念ながらすべてのホストファミリーが
素晴らしい人々だとは限りません。
失礼な言い方かもしれませんが、
ホストファミリーには当たり外れがあります。
ホームステイを受け入れるのに慣れていて、
対応が親切で優しい人もいます。
ホームステイを受け入れるのは初めてでも、
精一杯もてなそうとしてくれる人もいます。
ただ一方で、
単純に金銭目的のために
ホームステイを受け入れている人もいます。
本来ホームステイとは
ボランティア目的で行われていました。
お金を受け取っても約3〜4万円くらいでした。
しかし今ではホームステイをする人々が増えたことにより、
ホームステイ先を確保することが難しく
受け入れ先の審査が緩くなりました。
そのためボランティア目的どころか
収入目的で留学生を受け入れている人たちもいるのです。
例えば、
なかには固定電話を10分借りるだけで
1万近く請求されるなんてことも・・・
ホームステイの収入だけで生活している場合は
電気代や生活用品のシェアがかなり厳しくなります。
他にも、
ホームステイを収入目的じゃないけれど、
性格や家族間に問題がある家庭もあります。
ひどい衛生状態なのに
留学生を受け入れてる家庭などもあるのです。。。
まだまだ他にもいろんなトラブルがあります。。。
すぐに異変に気付くためにも、事前にチェックしておいてくださいね!
CHECK IT!
こうした耐えられないホストファミリーに当たってしまった場合は、
ホームステイ先を変えるしか方法はありません。
実際にホームステイをした人に聞くと、
2、3回ホームステイ先を変えるのは当たり前のことらしいです。
私の場合は自分の住む県と
海外の姉妹都市との異文化交流だったため、
変えると言う発想はありませんでした。
(いま思えばもっと調べればよかった・・・)
しかし、あなたははホームステイ会社に連絡するなどして
すぐにでも変えることができますよ!
少しシビアな話をしてしまいましたが、
これもホームステイに行く前には
必ず知っておくべきことなのです。
慣れない海外生活でストレスも溜まることと思います。
自分のホストファミリーが
どうしても自分に合わないと思ったら、
すぐホームステイ会社に連絡してくださいね!
自分以外の留学生との喧嘩
ホームステイ先には
自分以外の留学生も滞在している場合があります。
この留学生同士のコミュニケーションがトラブルの原因になります。
実は私のホームステイ体験には
このトラブルが起きました。
海外では大きな家がほとんどで、
空いてる部屋が複数あるということもあります。
そんなホストファミリーにしてみれば、
複数の留学生を受け入れたい、
というのが本音でしょう。
そのため語学学校が提供する
ホームステイプログラムには
1組のみを受け入れる条件はほぼありません。
そのため自分以外の留学生が
ホームステイしている場合があるのです。
よく聞くパターンとして、
日本人留学生かアジア系留学生と
一緒のホームステイになることが多いようです。
私の場合は姉妹都市へのホームステイだったので、
一緒に姉妹としていた1つ年上の日本人と
一緒にホームステイしました。
日本人だから安心じゃないか!
と思ったかもしれませんが、
それでも共に過ごすうちに
細々としたトラブルが出てきます。
まずは無意識に自分たちの
母国語で話してしまうこと。
日本人同士ならもちろんのこと
アジア系留学生なら
日本語を知っている場合もあります。
そうするとホストファミリーとの関係が
ぎくしゃくすることになりますし、
英語の上達にも支障が出ます。
そして話し合えるからこそ、
お互いの考え方や習慣での衝突。
私の場合はこれがすごくありました。
当時私は中学生になったばかりで
英語も少ししか話せず、
精神的にもとても未熟でした。
それが年上の留学生の人から
見たら失礼すぎると感じたようで
色々と注意をされました。
例えば、
姉妹都市観光の行事が多すぎて
疲れたときにホストマザーへ、
「疲れたので少し休んできてもいいですか?」
と聞いた時ホストマザーは
快く了承してくれたのですが、
もう1人の留学生の人には怒られてしまいました。
せっかくリビングに一緒にいたんだから、
もっとコミュニケーションを
取るべきだと言われました。
確かにその通りだったのかもしれません。
当時の私は本当に子供だったため、
慣れない環境に精一杯適応することしか考えられませんでした。
ですがその時は私にとって
それが精一杯だったので、
ホストファミリーとのトラブルよりも
留学生同士の関係の方が大変だったと覚えています。
このように私の場合は
少しうまく付き合えない程度でしたが、
中にはホームステイ先を変えるくらいの
トラブルになることもあります。
一歩間違えれば、いじめにもあうこともあります。
ホストファミリーではなく、
自分と同じ留学生という立場だからでしょうか。
相手の方が英語が上手だったり、
ホストファミリーとの距離が
異なったりすると精神的に辛くなってしまいますね。
自分と同じ立場の人がいると
比べたくなってしまうのが人間の性です。
精神的に参ってホストファミリーに対して
向き合えなくなってしまう人もいるかもしれません。
でも「なぜ弱いんだろう…」などと
落ち込む必要はありませんよ!
1人で海外に来て生活しているだけでもとても強いことなんです。
ホームステイ先にいる自分と
同じ留学生とうまく付き合えない。
精神的に参ってホストファミリーと話せない。
そんな時は無理に我慢せずに
ホームステイ会社へ連絡して、
新しいホームステイ先を見つけてもらってください。
数あるなかでも、
そのホームステイ先は
あなたに合わなかったというだけです。
新しいホームステイ先では
うまく馴染めることでしょう。
ホームステイのデメリットは、
ホームステイ先を変えれば、
すぐに解決できます。
苦しくなったら自分を責めず、
自分に合ったホームステイ先を見つけて
楽しむことを目指していきましょう!
おすすめの国はどこ?
それでは、ホームステイ先として
おすすめの国を5ヶ国紹介します。
オーストラリア
ホームステイ先として、
よく挙げられる国であるオーストラリア。
自然豊かな国でもあり、
多国籍な国でもあります。
そのうえ治安も良く、
初めてのホームステイには
最適な国と言えるでしょう。
ただ、南半球にあるため夏と冬が
日本とは逆なことやその土地柄ゆえの
注意点もあります。
詳しい情報は、次の記事をチェックしてみてくださいね!
CHECK IT!
ニュージーランド
オーストラリアに近いニュージーランドも、
ホームステイ先として人気の国です。
留学生の受け入れ基準も整っていますし、
治安やオーストラリアと同じく
自然あふれる環境も素晴らしいと評判です。
ニュージーランドも初めての
ホームステイにはぴったりでしょう!
ニュージーランドのホームステイでは、
他の国と同様その国の文化を
ホームステイから学べます。
例えば、
日本ではトイレのドアは未使用の場合
閉めておくことが当たり前です。
しかし、
ニュージーランドでは
未使用の場合はドアを開けておきます。
ドアが閉まっているときは
誰かが使っているサインなので、
カギがかかってなくても開けようとしたり
ノックをしないようにしましょう。
ただし、ホストファミリーによって
習慣は様々ですので
確認しておくのが1番良いですね!
私はニュージーランドへ
留学した事はありませんが、
私の後輩がニュージーランドへ
留学した経験があります。
ニュージーランドでは
政府によって留学生の受け入れ基準をしっかりと定めています。
もちろん100%安全安心なわけではなく、
ニュージーランドでもホストファミリーとのトラブルは存在します。
どの国に行っても自分に合った完璧な
ホストファミリーが存在することはありません!
ホームステイではお互いに譲り合い
助け合い家族のように過ごすことが大切なのです。
この考え方を忘れないようにしておいてください。
アメリカ
英語や多文化を学びたいと思ったら、
頭に思い浮かぶのは「アメリカ」が多いのではないでしょうか?
アメリカは日本と比べて様々な人種の人が暮らし、
多くの文化が発展している国です。
新しい考え方や技術、人との関わり方などが学べる国でもあります。
多民族国家のため、
ホストファミリーが英語圏の白人ばかりとは限りません。
母語が英語じゃない家庭に
ホームステイすることもあり得るでしょう。
そうすれば英語以外の言葉も
取得できる可能性もあります!
それにアメリカはとても広い国なので、
自分の興味のある学習ができる都市を選ぶこともできますよ。
カナダ
アメリカの北にある国、カナダ。
こちらもホームステイ先としてとても人気があります。
その理由は治安が良いことと
大自然に囲まれているということです。
カナダへ移民する人も多いため、
アメリカと同じくホストファミリーが
英語圏の白人以外と言うこともあります。
アジア系で言えばインド人やフィリピン人。
ヨーロッパ系で言えば
イギリス人やフランス人、イタリア人。
このように、
カナダには英語以外を
母国語としている人がたくさん暮らしています。
実はカナダはイギリス連邦加盟国の1つであり、
かつてはフランスの植民地でもありました。
そのため、公用語も州によって
英語とフランス語があります。
英語以外にも外国語を覚えたいと言う人には
うってつけのオススメの国です!
ただし根っからのイギリス人タイプの人が
ホストファミリーの場合、
「アメリカドラマ」の話題には注意しましょう。
というのも、
イギリス人は何かと
アメリカに対して好意的ではない場合が多いからです。
アメリカドラマでは
イギリス英語に対して好意的ではない表現が使われているため、
イギリス人はアメリカ英語の使い方に対してあまりよく思ってないからです。
歴史も絡むことですが、
イギリス人とアメリカ人は
少し複雑な関係なのです。
カナダはアメリカにも近く、
イギリス系の人々が多く住む国です。
あまり神経質にならなくても良いかと思いますが、
一応アメリカ人とイギリス人との
関係性は把握しておいた方が賢明です!!!
ハワイ
最後に紹介するのは、
アメリカの州の1つでもあるハワイ。
リゾート地としても有名で、
観光旅行として行きたい国であることが多いでしょう。
しかし留学生としてハワイに
ホームステイすれば、
英語も学べるし観光もできます!
まさに一石二鳥!
ハワイの文化に触れたい人にはおすすめです!
ハワイは移民が多いというより、
多民族がそれぞれの文化を持ち暮らしています。
そのためハワイにホームステイすれば
ハワイ独特の文化を知ることができます。
ハワイは日本人が多い、
日本の商品や日本語が通じたりすることが
多いと言われがちです。
しかし、行ってみると意外とそうでもありません。
私はホームステイではなく
旅行としてハワイに行ったことがありますが、
スーパーのレジで日本語が使えるなんてことはありませんでした。
普通にみんな英語を使っています。
日本人街へ行けば別かもしれませんが、
そうでなければ普通に英語ばかり使われています。
そのためホームステイをすれば、確実に英語が上達します!
そして何よりハワイの人は陽気でとても優しいです。
私が友人とハワイへ
旅行に行った時にこんなことがありました。
ホテルの部屋のキッチンが壊れてしまい、
フロントに何度も電話して
何回もホテルの人に部屋に来てもらう羽目になりました。
本当に申し訳ないと思っていたのですが、
アロハシャツを着たおじさんが
笑顔で何回も来てくれたのを覚えています。
「ホテルだったのでホスピタリティーでしょう」
と思うかもしれないですが、
海外ではこんな対応はめったに見かけません。
実際私はハワイ以外の海外にも行ったことがありますが、
同じことをしたら間違いなく嫌な顔されてました。
このトラブル以外にも
ハワイではどこに行っても笑顔で接してくれる人が多かったり、
街を歩く人々が自然と笑顔になっていたりといった印象が強く残っています。
こういう笑顔あふれる文化には歴史が絡んでおり、
ハワイが近代化したのは最近の話なので、
土着の文化が根強く残っているのです。
のんびりと語学を学びたい!
という方にはハワイは特におすすめです!
以上がホームステイ先としておすすめの国です。
あなたの行ってみたい国はありましたか?
ホームステイの注意点
それでは最後に、
ホームステイをするに
あたっての注意点を紹介します。
食卓や生活に関するマナーは国それぞれですが、
どの国にホームステイをするにあたっても
必ず気をつけなければならないことがあります。
それは上記でも述べたように、
- 自分たちがよその家にお邪魔するという意識を持つこと。
- ホストファミリーに対して思いやりと感謝の気持ちを持つこと。
この2つの意識を持って
ホストファミリーに接することです。
決して全てが日本の自分の家のようになるとは思わないでください。
あくまであなたは
ホストファミリーのお宅にお邪魔する人間です。
迎え入れてくれることに感謝の意識を持って
コミュニケーションをとるようにしましょう。
私自身も初めてのホームステイの時は
自分の家のように振る舞ってしまって、
ホストファミリーに嫌な思いをさせてしまったと思います。
私のホストファミリーは
とても優しかったのですが、
そうではない人の方も多いです。
留学するあなたと受け入れるホストファミリーにとって、
楽しい日々となるようにお互い
「譲り合い、助け合い、思いやり」
の気持ちを持って生活しましょう!
また、ホストファミリーとのコミュニケーションに
関しても注意すべき点があります。
英語が喋れない人が気を付けること
ホストファミリーと話すときは
必ず相手の目を見て話しましょう。
最初のうちは恥ずかしくて目を合わさずに
モゴモゴと喋ってしまうかもしれません。
けれど、それではホストファミリーに失礼です。
ホストファミリーはあなたと仲良くなりたい、
話したいと思ってくれているのです。
きちんと相手の目を見てはっきりと声を出しましょう。
英語ができずに、うまく伝わらなかったり
単語や文章が間違っていてもいいんです。
まず大切なのは相手に対して
誠実に話しているということ。
そうすればどんなに英語が喋れなくても
相手は必ず読み取ってくれようと努力してくれます。
これは私がホームステイした時も体験しました。
ホストファーザーの言うことが
どうしても理解できなくて
何回も何回も尋ねてしまったことがあります。
しかしホストファーザーは嫌な顔1つせず
明るく何度も言ってくれました。
これは相手の言葉を知りたい、
相手と意思疎通を図りたいという
私たちの気持ちが通じたからだと思っています。
あなたが積極的な姿勢だったら、
ホストファミリーも積極的に答えてくれます!
臆病にならずに挨拶からでもいいので
毎日ホストファミリーと目を見て
話すことを心がけてください!
以上がホームステイの大切な注意点です。
まとめ
いかがでしたか?
この記事ではホームステイに
ついての情報をまとめてみました。
ホームステイは日本以外の文化を知ることができる、
とても効率的で楽しいプログラムです。
しかしそんなホームステイだからこそ
事前に知っておくべきことがたくさんあります。
ホームステイする前に
調べてすぎておいても損はありません。
調べすぎるくらいがちょうど良いです。
ホームステイの意味やホームステイ先の国々、
ホームステイのメリットやデメリット。
そしてホームステイの注意点などなど。
ぜひこの記事を参考にして
素晴らしいホームステイに出かけてくださいね!