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こんにちは、マーシーです。
2023年に文部科学省が公開したデータでは、海外へ留学していく人は10,999人となっており、1年前と比較すると約6倍となりました。(参照:文部科学省)
留学やホームステイを推奨する学校も多くなっています。
しかし「英語があまり得意じゃないのに、ホームステイ中どうしたらいいの?」と不安に思う方もいるでしょう。
私は中学1年生の時初めてアメリカへ行き、ホームステイを経験しました。
初の海外、しかも初のホームステイということでかなり緊張したのを覚えています。
当時は英語力など全くない状態でしたから、どうホストファミリーとコミュニケーションをとればいいか、どんな英語を使えばいいか苦労しました。
そこで、私が実践して、ホストファミリーと意思疎通が取れ、楽しく会話ができて、効果が高かった4つの英語表現を紹介します!
自己紹介は笑顔ではきはきと話しましょう!
初対面の人と話すとき、自己紹介はかなり重要です。
日米関係なしに、その人の第一印象がほぼ決まってしまいますよね。
そのため、ホストファミリーと仲良くなれるかどうかは、「初対面の自己紹介」が重要なポイントになります!
ぜひ、押さえておきましょう。
実は、私はホームステイへ行く前、日本で軽く英語の面接がありました。
その時、私はかなり緊張していましたが、面接官の人が微笑みかけながら質問をしてきたことでちょっと緊張がほぐれたのを覚えています。
初対面なのは相手も同じ。
どう楽しく会話しようかと悩むのは相手も同じとわかった瞬間でした。そして、笑顔が緊張をほぐすポイントになることも知りました。
そしてアメリカへ行き、ホストファミリーと初めて会い、
自己紹介をした時は、どうやって楽しく話そうか?この話は笑ってくれるかな?と考えながら、とにかく笑顔で一生懸命話しました。
ホストファミリーからすれば拙い英語でしたでしょうが、
「あなたたちと仲良くなりたい!」という思いが伝わったのか、ホストマザーとホストシスターは笑顔で聞いてくれていました。
自己紹介はホストファミリーとの初めてのコミュニケーションです。よい関係を築くために、会えて嬉しい気持ちと、感謝の気持ちを表す表現を覚えておきましょう!
自己紹介のコツ
例文を紹介します。
中学生の英語なので難しくないですよ。
こんにちは!はじめまして!私の名前は○○です。あなたたちに会えて嬉しいです!
私が中学生のときはラジオ学習が盛んだったのですが、
いまはYoutubeで無料でホームステイ準備ができます。
たとえばホストファミリーに
自分の趣味について話したくとはありませんか?
そんなときはこの動画をご覧ください!
表現のまとめ
(会えて嬉しいです)
I’m happy to meet you!
(会えて嬉しいです)
Thank you!
(ありがとうございます)
Thank you for warm welcome!
(温かく迎えてくれてありがとうございます)
完璧に言えなくてもいいんです!
大切なのは、仲良くなりたい気持ちをこめて笑顔ではきはき話すことです。
例えば、無表情やぼそぼそした声で
「I’m glad to meet you!」と言うより、
笑顔ではっきり「I’m happy!」という方が、会えて嬉しい気持ちが伝わります。
単語一つ、ワンフレーズでもいいんです。その一言をはっきりと恥ずかしがらず、笑顔で言えれば、必ずあなたの気持ちはホストファミリーへ伝わります。
私自身、ほとんどが片言でした。
I’m glad to meet you! じゃなくて焦ってしまい、
I’m happy! といった記憶があります。
しかし、それでもホストファミリーは微笑みかけてくれましたから!
自己紹介は、表現と一緒に「笑顔ではきはき」と話してみましょう!
親御さんが手紙で自己紹介する場合
もしも子どもの代わりに親御さんが自己紹介文をメールか手紙で書く場合もあるかと思います。
長い間お世話になるホームステイ先の方々に向けて手紙を書く場合は
次の記事に定番フレーズをまとめましたので
ぜひ確認してみて下さい。
感情表現を豊かに伝える
海外では、日本より感情を素直に表情に表します。皆さんも海外ドラマや映画を見たことがあれば、わかりますよね?
日本人にしてみればオーバーなくらい、感情を表情に表します。そのため、ホームステイ中は表情まではいかなくても、自分の気持ちをしっかりと伝える努力をしましょう。
簡単に言えば、喜怒哀楽です。嬉しいのか、気に入らないのか、悲しいのか、楽しいのか。はっきりと表現しましょう。
場面ごとに例を挙げてみました。
場面ごとの感情表現
食事の時
(これ好きです)
I don’t like this very much. I’m sorry.
(あまり好きじゃないです。すみません)
It’s big (or large)! I surprised.
(大きいですね!びっくりしました)
It’s delicious!
(おいしいです)
テレビを見ている時
(面白いです!)
I can’t understand that. Please teach me.
(よくわかりません。教えてほしいです。)
特に、食事の時はしっかり自分の好みを伝えていた方がいいですよ。
慣れない海外の食事を数日又は数週間食べることになりますから。
また、アメリカなどは食事の量そのものが多いです。アメリカへホームステイに行くなら、
(お腹いっぱいです)
という表現は覚えていた方がいいです。
私自身、初めてのアメリカ料理はホストファミリーに連れていってもらったハンバーガーショップでしたが、ハンバーガーのSサイズが日本のLサイズ、ペプシのSサイズが日本のLサイズでした・・・・。
I’m full.という表現はホームステイ中かなり使ったかもしれません・・・・・。
何かを頼みたい時や質問したい時ははっきり丁寧に
ホームステイ中は洗濯やシャワーなど、ホストファミリーへお願いしたり、聞きたいことがたくさんありますよね?
私がホームステイしたお宅は、洗濯や掃除はホストマザーがやってくれましたが、それは一週間という短い期間のホームステイだったからかと思います。
長期の滞在なら、きっと洗濯や掃除は自分の役目になります。
日本でも、いろいろな洗濯機や洗濯の干し方があるように、アメリカの各家庭にもそれぞれのルールがあるかと思います。
掃除に関しては、入ってはいけない部屋や掃除しなくていい場所があるかもしれません。
必ず、ホストファミリーにどうしたらよいか聞きましょう!
質問フレーズの定番例文
(シャワーを浴びていいですか?)
Could you tell me how to use this washing machine?
(この洗濯機の使い方をおしえてくれませんか?)
May I clean this room?
(この部屋を掃除していいですか?)
~していいですか?と聞く場合は「May I~」か「Can I~」を使いましょう。
「May I~」の方が丁寧な言い方ですが、ホストファミリーはあまり気にしないと思います。
まあ、中には言葉の表現に厳しい家庭があるかもしれませんから、覚えておくといいでしょう!
しかし、言い間違えたりすることもありますよね。そういう時にホストファミリーを不快にしないために、
自己紹介の時でも、言い間違えた時でもいいですから、
(すみません、私は少ししか英語が話せません。)
といっておいてもいいかもしれません。
初めのうちはこれで許してくれると思います。ホストファミリーはあなたが英語を勉強しに来ていると分かっていますから、はじめのうちは拙い英語を話していても、気にしないと思いますよ。
そして、~してくれませんか?と頼むときは
「Could you~」という表現を使いましょう。
私が滞在したホストファミリー宅は基本フレンドリーな人たちでしたが、やはり「親しき中にも礼儀あり」といいますか、何かを頼むときは丁寧に頼みました。
もちろん、「Please~」でもいいんですよ!大切なのは相手に「お願いしている」ということが伝わることです!
私は「Please~」を連発していましたよ。
実はホームステイが終わって日本へ帰る前、恥ずかしながら、お土産がスーツケースに入りきらなかったんです。
そこで、ホストマザーにお願いして、スーツケースを一つもらった経験があります。もちろん、丁寧に「Please~」といって頼みましたよ!
帰国する時は感謝の気持ちを伝える!
長期期間でも、短期間でも帰国する時は寂しいものですよね。お世話になったホストファミリーには必ず感謝の気持ちを伝えましょう!
感謝フレーズの定番例文
(ありがとうございました!)
Thank you for helping me!
(お世話になりました)
I’ll not forget the time I spent with you.
(あなたたちと過ごした時間を忘れません)
ちょっと難しい表現がありますが、
一緒に過ごしたホストファミリーへ感謝を伝える表現です。
「Thank you!」でも構いません。
何度も言うように、相手に自分の気持ちが伝わる表現、その時の自分が使える英語を話せばいいんです!
私は帰り際、言葉詰まってなかなか言えませんでしたが、
「Thank you」は言えました。
それでも、ホストファミリーはしっかりハグしてくれました。
まとめ
初めてのホームステイはいろいろと不安な人もいるかと思います。しかし、言葉は気持ちと一緒に言わないと伝わりません!
完璧な文法の英語を言ったとしても、そこに相手に対する気持ちがなかったら、学校のテストで「よし、うまく言えた!」と自己満足するのみです。
英会話は字のごとく、会話をするものです。
気持ちを伝えることで、本当に楽しみながらホームステイを過ごすことが出来ます。
ホームステイをするためにも、何度も記事を見返して正しい表現が出来るまで練習してみましょう!
英会話のコツは恥ずかしがらず、とぎれとぎれの単語や文法でも、しっかり相手を見て話したほうが、英語力は必ずアップします!
なぜなら、相手が会話したいと思い、英語で話しかけてくれるようになるからです。
私自身、ホームステイ中それを実感しました。気持ちのない言葉では相手は会話したいなんて思ってくれません。
ちょっと勇気を出して、一歩進んでみたら今まで感じ事のない世界が広がっていました。
この記事で小さな一歩でもいいので後押しすることが出来たら嬉しいです。
この記事で紹介した英語表現とあなたの「英語を学びたい気持ち」を一緒にして、楽しいホームステイを過ごしてくださいね!
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