こんにちは、ベルです。
僕はもともと英語が苦手だったけど、
大学生の時に1ヶ月で400⇒600点に上がり、
その後870点を取ることができました。
一般的にTOEIC400点から800点に上げようと思ったら
およそ1000時間必要みたいですが、
僕が費やした期間はたった3ヶ月です。
このスコアを知り合いに話すと驚かれますが、
僕からしたらごく普通なことで
良い単語帳で学び、くり返し勉強しただけです。
ここまで短期的にスコアが伸びている人は
僕が探した限りいませんでした。
というか、僕が教えた生徒さん以外では
いまだ聞いたことがありません。
じゃあ、どうやってTOEICスコアを急激に伸ばすのか?
この記事では大学生がTOEIC対策するオススメ英単語帳をランキング形式で紹介しながら、
短時間でのスコアアップできる英単語の勉強法についても
触れていきたいと思います。
大学受験の時に使っていた
ターゲット1900・ユメタン・キクタン・ランク順入試英単語2300・システム英単語
といった使い慣れた英単語帳をそのまま使うか、
新しくTOEIC専用の単語帳を買うか迷う人もいるかと思います。
個人的にTOEIC対策できる
新しい英単語帳を購入したほうが良いと思います。
なぜならTOEICに出題される問題は、
ビジネス英語を土台に組み立てられてるからです。
大学受験のときに使ってた英単語帳は
TOEIC問題に頻出ではない英単語も混ざってるため、
もちろん役に立ちますが、
残念ながら頻出単語を載せておらずムダが目立ちます。
だからオススメ5冊の英単語帳で学ぶだけで
TOEICスコアに差が生まれますので、
ぜひ記事を最後まで読んでみてくださいね。
TOEIC対策できる単語帳の特徴
書店に行くといろんな英単語帳が並んでおり、
どれがベストなのか迷ってしまうかと思います。
僕も同様に迷いまして、
どういう判断基準で英単語帳を選んだか?
その3つの選び方を紹介しますね。
TOEIC英単語帳の選び方
- 目標点数に対応してる
- リスニングが付属してる
- 例文が覚えやすいと直感的に判断できる
目標点数に対応してる
たとえば大学生はTOEIC600点を目標にしてる人も多いかと思います。
僕も大学院試験のときにTOEIC600点が必要となり、
スキマ時間を見つけては
参考書を広げて対策していました。
で、もし仮にスコアが600点に達していないのに、
800点といった高い目標を掲げてしまうと、
高いレベルについてけなくなります。
だからTOEIC初めて受験する初心者は
まず600点を1つの目標として、
600点対応してる英単語帳を選ぶようにしてみてください。
リスニングが付属してる
単語帳にリスニングできる音声が付属してることはとても大事です。
おそらく英単語を勉強するシチュエーションは
机の前だけに限らず移動時間も勉強するかと思います。
その時、英単語帳を広げることなく、
リスニング教材で聞きながら暗記できる単語帳を選びましょう。
僕が1ヶ月でTOEIC400点から600点に伸びたとき、
大学までの登下校、バイトへ出勤、寝る前、
といったスキマ時間に
リスニングして英単語を覚えました。
なのでリスニング教材が充実してるかどうかは、
TOEICスコアに大きく直結します。
ぜひリスニング音声が付属してる単語帳を選んでくださいね。
例文が覚えやすいと直感的に判断できる
僕はTOEIC対策するために
大学の生協に行って10冊ほど
英単語帳を購入したことがあります。
けど、その9割の単語帳は例文に馴染みがなく
肌に合いませんでした…。
肌に合う合わないは、個人差があるとは思いますが、
1ページ見ただけで直感的に
「この例文、言い回しが分かりずらい…」と思った単語帳は控えて、
「この例文、短くてまとまってる!」と思ったら購入するようにしましょう。
たとえ図が見やすくても
例文のクオリティーに英語力は左右されます。
図とか絵とかイラストとか
これらは枝葉なのです。
大事なことは単語を見たときに、
その意味がパッと思い出せるかどうか。
それに図やイラストがあると
どうしても単語帳は分厚くなりますからね。
僕は分厚い単語帳を見るたびに
モチベーションが下がっていました。
持ち歩くのも大変です。
だから単語帳に記載されてるクオリティーの高い例文を
すべて暗記する勢いで学習して
高い英語力を身につけましょう。
TOEIC対策におすすめの単語帳ランキング
繰り返しになりますが、
TOEICでは、過去に出題された問題と
まったく同じ問題が出題されます。
なので過去のデーターが分析されてる単語帳から
TOEIC頻出の単語を徹底的に学びましょう。
次のランキングでは「超初心者」「初心者」「中級者」「上級者」の
レベルを4つにわけて紹介するので、
実力に合ったものを選んでみてください。
金のフレーズ
600点未満の初心者
金のフレーズ(通称キンフレ)が1位です。
おそらく今後どんな英単語帳が出版されようが、
「コスパが良さ」で金フレの右に出る単語帳はないでしょう。
というのも
過去に出題された単語(と例文)を学べる
目標点数ごとに学べる
リスニング教材が充実してる
この3つの条件を見事に見たし、
数々のTOEIC受験者のスコアをブチ上げてます。
著者のTEX加藤は、
TOEIC満点の990点を110回取っており、
その経験則からTOEIC頻出単語をまとめ
金のフレーズは誕生しました。
だから金のフレーズは、
TOEICに頻出する単語だけを
恐ろしいほどの高効率で学べるのです(笑)
極論、金のフレーズを上手く活用できれば
初心者から始めても、満点を取るだけの単語力は身につきます。
このコスパの良さでこの値段か。
と圧倒されましたね。
また、国立大学の書店でベストセラーにも選ばれ、
Amazon人気ランキングで1位を獲得してる
お墨付きなので安心ですね。
金のフレーズは
噛めば噛むほど味がするように
復習すれば復習するほど味わい深いです。
また、金のフレーズは
「TOEICの世界あるある」も
掲載してくれます。
例えば、
「TOEICの世界ではしばしば、とてもフレンドリーの町長や市長が登場する。」
TOEIC界は人情に厚いようです。
「TOEICの世界では、求人内容は常に高給・充実した福利厚生・会社は高成長中といったあり得ないほどの好待遇である。
TOEIC界の会社は不景気がないのです。
「TOEICの世界だと商品に不具合があっても泣き寝入りしない」
TOEIC界はとことん主張する世界のようです。
とかとか。
TOEICの世界は現実世界とは
かけ離れてる部分もありますね(笑)
こういったTOEICの事前準備もできて
当日に焦ることがなくなるでしょう!
ちなみに金のフレーズを
ムダなく勉強する方法をまとめたので、
興味ある人はぜひ読んでみてください。
世界一わかりやすいTOEICテストの英単語
600点未満の超初心者
この単語帳では、
単語の語源・日常使用例を紹介することにより
丸暗記に頼らない英単語の覚え方が分かります。
だから暗記が苦手な大学生でも
難しい単語も習得できるのは嬉しいですね。
例えば「currenntly」という単語。
この意味はTOEICを勉強している方なら
「現在は」という副詞だ!と
パッと出てくる初歩の単語です。
しかし意味だけに収まらず、
なぜこの単語を問題文に入れたか?
この英単語があることで、その後の文章展開はどうなっていくのか?
という理由を丁寧に解説してるのが
「世界一わかりやすい TOEICテストの英単語」
という単語帳なのです。
つまり、一つの単語を味わいながら覚えられます。
しかも得点に直結する語句の解説だから
TOEICスコアが伸びるのです。
あと、ちょっとしたことではありますが、
ページ右下の「REVIEW」という
前のページの復習が役立ちます。
更に、更に、この単語帳には、
単語の語源も分かります。
語源は、単語学習するときに
僕も活用して覚えるから
ぜひしっかりと学んでほしいですね。
600点レベルを目指す初心者に
ぜひオススメしたい一冊です。
ただ、この単語帳の唯一のマイナス点は、
ちょっと「古い」という点です。(2015年出版)
TOEICの改定があったのが2016年だったので
気になるという方は金のフレーズを購入しましょう。
TOEIC L&R TEST 上級単語特急 黒のフレーズ
800点以上を狙う上級者
金のフレーズを卒業した方にオススメするのが
この黒のフレーズです。
金のフレーズのシリーズ物ということで、
TOEICに出題される難解な英単語を中心に学べて、
とても使い勝手が良かったです。
問題文に知らない英単語が5%でも混ざってると
推測しながら読解しなければなりません。
そういうストレスから卒業して、
読解スピードを上げるために活用できます。
あえてマイナス点を挙げるなら
700点達成してる方でも難しく感じる点ですかね。
とは言え、その壁の向こうに
800点以上の世界が待ってるので、
挫折せずに単語力を磨いていただければと思います。
TOEIC高得点を狙ってる方には
強くオススメしたい1冊です。
TOEIC Listening & Reading 公式ボキャブラリーブック
500点未満の超初心者向け
TOEIC公式が出版した
頻出単語1000語を集めた英単語帳になります。
試験の手の内をさらけ出してるから
学習した単語が得点に直結する
という確信が得られるのも嬉しいですね。
しかし、正直なところ
すでに知ってる単語も多くありまして、
TOEIC500点を目指す方向けの教材です。
とは言え公式が出版してるだけあり、
やはり例文の質はとても高いです。
だから例文をすべて覚える覚悟で
何度も繰り返し単語を学べば
確実に英語力は身につきます。
さらに余白が多くあるため
メモ書きを残しやすく、
初めて使用する単語帳には嬉しいです。
あとアルファベット順に並んでいるのも
個人的には好印象でした。
そしてもちろん無料でリスニング音声をDLできます。
「米国→英国→日本語→米国で例文」の順で聞くことができ、
米国と英国どちらの発音もマスターできます。
音声のダウンロードはこちらからどうぞ。
キクタンTOEIC score800
800点未満の中級者
キクタンという単語帳は
受験対策、日常英会話の単語をまなべる
単語帳として有名です。
そのTOEIC版です。
800点対応版を掲載しましたが、
ほかにも500点、600点、990点レベルがあります。
800点対応してるだけあって
やや難しい単語がチラホラ掲載されてるため
単語を完璧にしたい!
というTOEICマニアにオススメできます。
しかしキクタンは元々、
TOEICの単語帳として開発されてないため、
初心者はやはり
「金のフレーズ」もしくは
「世界一わかりやすい TOEICテストの英単語」
で勉強した方が良いですね。
TOEICを勉強する時にはやや不向きかと思います。
番外編:銀のフレーズ
「銀のフレーズ」は金のフレーズがあまりにも売れたため、
シリーズ物の後継版として出版されました。
この銀のフレーズには単語だけでなく、
「TOEICスコアが上がる人の25箇条」も記載されてるなど
最短ルートで600点を取ることを目標にしてますが、
個人的に銀のフレーズは必要ないと思います。
なぜなら単語帳は、
金フレ1冊だけで十分です。
金のフレーズ1冊あれば
銀のフレーズが目標にしてる600点レベルは
余裕で達成できますからね。
だからムリして銀のフレーズを購入する必要はないでしょう。
英語業界は悲しいことに、
書籍を発売すれば売れてしまうため、
ある意味、出版社が金稼ぎに走った可能性も考えられます。
繰り返しますが、
銀のフレーズは購入しなくて大丈夫です。
つまり「金のフレーズ」で
600点レベルの単語と例文すべて覚えれば、
600点は取ることは可能です。
僕自身が金フレ1冊だけを
1ヶ月勉強したら600点を取れたし、
メルマガ読者も600点以上になった人は大勢います。
だから銀のフレーズを買うか迷って人は
大船に乗ったつもりで
金のフレーズで勉強してみてください。
番外編:ターゲット1900
ターゲット1900は
受験用の英単語帳ですね。
そのためターゲット1900はTOEIC対策としては
オススメではないので気を付けて下さい。
僕のメルマガ読者から
ターゲット1900について質問があったので
この記事でも答えておきます。
大学受験で使いこんだ単語帳を使いたい気持ちはすごく分かります。
しかしTOEICの単語を勉強するなら
過去に出題された単語を載せた
TOEIC専用の単語帳を新しく買いましょう。
僕も大学1年生になったころは
TOEICは初心者過ぎて、
受験の時に使い慣れている単語帳が効率良い!とか
使い慣れたものを手放したくない!とか、
買うのがもったいない!
・・・とTOEIC対策できる
単語帳を買うことを渋ってました。
しかし、全部言い訳たったのです。
昔の自分に「甘えんなよ」って言いたい。
当時、意地を張って
金のフレーズを買わなかったので、
そりゃ、点数が伸びるわけがありません。
400点台を右往左往して、
受験料をムダにしてました。
TOEICを受験すると地味に高いですからね。。。
改めて断言しますが、
大学受験の英語と、
TOEICのビジネス英語はまったく別物なのです。
いや別物と言うと大げさかもしれませんが、
TOEIC頻出単語を知ってからは
自分でも驚くほど点数は上がりました。
だからもっと早くからプライドを捨てて、
TOEIC対策用に買い替えたかったなと。
受験料も時間も無駄にしてしまったと
今でも後悔しています。
英単語を暗記する正しい勉強法
ではTOEICの頻出単語を
どのように覚えれば良いのでしょうか。
コチラの記事を参考にしてサクッと覚えましょう。
かんたんに結論だけ解説すると、
英単語を勉強する正しい方法は、
「復習する」ことが何よりも大事です。
どんな天才でもすぐ忘れてしまいますからね。
1回で完璧に覚えようとしなくても大丈夫です。
脳科学でも言われてることですが、
脳みそは、
「忘れていい情報」と
「覚えるべき情報」
の2つに分けると言われてます。
(エビングハウスの忘却曲線とも言われてます)
どうせ暗記したことの80%は忘れてしまうので、
1つの英単語に時間をかけずに
流し見しながらサクサク単語を勉強して、
その後、少なくとも3回は同じ英単語を勉強してみてください。
良くも悪くも回数をこなせば
イヤでも覚えることができますからね。
繰り返して英単語に目を通すことによって
定着した深い記憶にしていきます。
だから、最初は単語帳に付属してるリスニングを聞き流すくらいでもいいのです。
何度も言いますが
初めから完璧に覚えることは難しいので
完璧主義は捨てましょう。
では、どのように復習すればいいのか?
英単語を正しく勉強する方法は、
こちらのPDFに載せましたので、
英単語を学ぶとき参考にしてみて下さい。
PDFを見た方からは
「TOEICの点数が上がった!」
「もっと早く知りたかったです、、、」
など、嬉しい感想を頂いております。
知らなかったらヤバかったです。
と、そっちのコメントも多いです。
ぜひ英単語学習のバイブルとして活用してください。
TOEIC単語だけでなく過去問も勉強する
まず知っていただきたい事として、
どんな課題にも共通してますが、
1つの解決策がすべてを解決します。
どういうことかと言うと、
TOEICにおいて過去問を解いて
各パートのコツを知ってしまえば
必ず点数が伸びるのです。
いや当たり前かもしれませんが、
意外にちゃんと対策する人が少ないのです。
だからTOEICを受験する1週間前に
過去問を1回でも解いて、
時間配分、解く順番、各パートの解き方、
時間をかけるべき問題の取捨選択、
こういったコツを知るだけでも
600点を取ることは簡単になります。
模試を1冊買えばコツは掴めるので安心してください。
僕がオススメする模試問題集は記事にまとめました。
無料で模試を解けるオンラインサイトもあるので
ぜひ参考にしてみてください。
TOEIC600点をどうしても達成したい方へ
大学生卒業するまでにTOEIC600点を達成するなら、
まずは英単語のみを重点的に勉強しましょう。
リスニングや文法や読解対策する前に
単語力が足りてませんので、
まずは土台を鍛えることが一番の近道になります。
単語力さえあれば長文対策せずとも
英文がスラスラと読めるようになります。
これってかなり効率良くないですか?
さらにリスニングの理解も早くなりますので、
短期間で点数を伸ばしたいなら
やっぱり先に英単語を勉強するが一番効率的なのです。
僕が1ヶ月でTOEIC400点から600点まで
伸ばすことができた、その理由は、
弱点を対策して、やるべき勉強を絞ったからです。
やるべきことを淡々とこなせば、
あなたも同様に1ヶ月で劇的に点数を伸ばせますので、
ぜひ自信をもって勉強してみてください。
僕が1ヶ月でどんな方法で勉強したのか
この記事にまとめました。
600点を目指す方はぜひ確認しましょう。
最後に
自信とは怖いもので、
自分はできるぞ!と思えば、
いつも以上の結果が出てしまうものなのです。
逆に、自信ないわ~~
と思って受けたTOEICでは
いい点数を取れた試しがありませんでした。
だからこそ英単語だけは自信がある!!
と思ってTOEICを受験すれば、
いつも以上の実力が引き出せるかもしれません。
そもそも
単語力=英語力
だからこそ
たくさん単語が分かれば
TOEICの点数は必ず高くなります。
目安として次のTOEICスコアを達成するには、
これだけの単語数を知っておく必要があります。
- 600点: 5,000語
- 700点: 7,500語
- 800点: 8,500語
- 900点: 10,000語弱
「どれだけ単語知ってるんだろう?」と気になったら
このサイトから語彙数を3分で確認してみてください。