人とのコミュニケーションで相手を褒めるのはとても大切なことですね。
褒められればうれしいですし、相手がうれしければこちらもうれしいです。
それは英語の場合でも同じになります。
むしろ、英語圏では相手を褒めることは会話を円滑に進めるうえで重要な要素になります。
日本の文化だと相手を過度に褒めることは返ってマイナスに働く場合がありますが、英語圏では大げさなくらいな表現でも好まれることが多いです。
そこで「すごいね」と褒めるスラング英語をビックアップしました!
「すごい(ね)」は形容詞になりますが英語は形容詞の数が他の言語より多いと言われています(語学学校の先生が言ってました)。
私は言語学者ではないので詳しいことは分かりませんが、それだけ英語は表現方法が豊かなんだと思います。
ちなみにアメリカの会社で働いていたころ同僚にアメリカ人やインド人がたくさんいたのですが、彼らは日本語でする会話の中で「すごい」って良く言ってました。
初めは何でこんなに「すごい」を多用するのかなと思ってたのですが、よくよく考えると「すごい」は英語で「Great」と言いますね。
英語の会話の中で「Great」は相槌の感覚で良く出てくるんです。
日本語で「すごい」と言われるとちょっと照れちゃいますね。
では、「すごいね」を英語で言うと何と言うのかご紹介していこうと思いますが、数がたくさんあるのでここでは良く使われる表現に絞ってご紹介します。
ネイティブが使う「すごいね」とは?
まずは、ネイティブが良く使うフレーズで会話に良く出てくる表現です。
どれも一度は聞いたことがあると思いますので、すぐに覚えることができると思います!
great
That’s great.
すごいね、さすが
個人的には老若男女に一番使われる表現だと思います。
正直、日本語にもなっている(=グレイト)のでなじみ深いフレーズですよね。
amazing
That’s amazing.
すごい、信じられない
こちらも良く聞きますね。
cool
That’s cool.
すごい、かっこいい、クールだね
これはスラングになりますが、日本語でも良く使っていますね。
もともと「涼しい」といった意味です。
Good
Good for you.
おめでとう、よくできた
こちらはテイストが少し違うかもしれませんが、意味的には「すごいね」ということです。
使うシチュエーションで訳し方も変わります。
CHECK IT!
Wow
Wow
ワォッ
一番簡単なのがコレ!
「ワォッ」ですね。
「すごいね」の意味だけではなく、声のトーンや表情など言い方を変えるだけで色々な場面で使える万能表現です。
Perfect
Perfect
最高だ、完璧だ
パーフェクト!こちらもすでに日本語になっていますね。
awesome
That’s awesome.
素晴らしい
このフレーズは良く聞くフレーズですね。
ネイティブと話しをすれば一度は聞くフレーズではないでしょうか?
「すごいね」をスラング表現で言うとき
とても砕けた表現になりますが、ネイティブが良く使う表現なのでうまく使えるとかっこよく喋っている感じになります。
Holy Shit
Holy Shit
すごい、なんてこった
あまり良い言葉ではないですが、実際ネイティブの間ではよく使われる表現です。
もともとの意味は「まずい」「なんてこった」などネガティブな意味なのですが、シチュエーションによっては「すごい」といったポジティブなワードになります。
Holy cow
Holy cow
すごい、なんてこった
「Holy Shit」と同じ意味ですが、女性や子供も使っているイメージで「Holy Shit」に比べ、
少し柔らかく聞こえる表現になります。
Badass
Badass
すごい、かっこいい
「bad(悪い)」と「ass(お尻)」という単語からもわかる通り本来はネガティブな言葉です。
しかし、最近の若者の間では「最高」の意味の褒め言葉になっています。
Sweet
Sweet
すばらしい、きれいな、かわいらしい
本来は「甘い」を表す語ですが「Cool(いいね)」などと同じように「Sweet(すばらしい)」として使えます。
Crazy
Crazy
すばらしい、狂気じみた
こちらも基本はネガティブワードですね。
しかし、実際には「すごい」、「すばらしい」と言った意味で使われることが多いです。
Sick
Sick
やばい、かっこいい
通常は、病気に関係する言葉ですが、「Crazy」などと同じように良い意味にも使えます。
Chill
Chill
かっこいい、ひんやりとする
色々な意味を持つ単語です。落ち着かせるという意味でも良く使います。「Chill out.(落ち着いて)」
日本で使われてる「チルッてる」という表現は
この「Chill out.(落ち着いて)」からきています。
Epic
Epic
最高、叙事詩的な
「Epic」は叙事詩(英雄や神話、民族の歴史の長編物語)の意味で「大作のような」というニュアンスがあります。
「That movie was epic.(あの映画は最高だった)」など創作されたものなどに良く使われます。
Slick
Slick
かっこいい、なめらかな、すべすべした
もともとの意味はなめらか、すべすべしたと言った意味です。
車好きなら「slick tire(スリックタイヤ)」って聞いたことないですか?溝がないタイヤのことですね。
Kickass
Kickass
かっこいい、ぶちかます
意味はお分かりの通り「お尻を蹴る」ですね。
「Badass」と同じく若者の間では「かっこいい」の意味で使われています。
Kickassについてはこちらの記事で
もっと詳しくまとめました。
CHECK IT!
Rad
Rad
最高
「Rad」は「Radical」の略語で「急進的な、革新的」なと言った意味があります。
Super-duper
Super-duper
非常に素晴らしい
ネイティブとの会話に良く出てくる表現です。
英語は韻を踏むのが好きです。
他にも「holy moly」「easy-peasy」「Okey Dokey」など楽しい表現があります。
Tight
Tight
かっこいい、きつい、堅い
この表現も最近は「すごい」の意味で使われるようになりました。
年配の人には通じないかも知れませんね。
若者の間では「That’s cool!」が「That’s tight!」に置き換わっているようです。
Terrific
Terrific
すごい、ひどい、恐ろしい
この言葉ももともとは「恐ろしい」という意味だったらしいのですが時と共に「すごい」というポジティブな意味に変化していったようです。
ちょっと古臭い感じがあり現代の若者はあまり使わない言葉です。
Insane
Insane
すごい、正気でない
「Crazy」と似た単語です。
こちらも基本ネガティブな意味の言葉ですが、反対に「すごい」、「素晴らしい」といった意味もあります。
Slay
Slay
最高、殺害する
この言葉は「殺害する」という超ネガティブワードですが、若者表現では「最高」の意味でも使われます。
こうしてみてみるとスラング系の言葉はもともとネガティブな意味のワードが多く、それを反対の意味として使っていますね。
英語圏の人たちの性格が反映されているんでしょうか。
日本語でも「やばい」はもともと良くない意味ですが、今では両方の意味を持ちますね。
最高に「すごいね!」と驚きのフレーズ
多少、「すごいね」の意味から外れるものもあるかも知れませんが、
まだまだたくさんあるので類語をあげておきます。
Unbelievable
信じられない
That’s fantastic!
最高だね!
That’s incredible!
信じられない!
You gotta be kidding!
ほんとに!?、冗談でしょ!
Too good to be true!
夢のようだ!
Excellent
素晴らしい
Marvelous
素晴らしい
Splendid
素晴らしい
Tremendous
すごい
Superb
すごい
Fabulous
素晴らしい、とても愉快な
That’s impressive!
素晴らしい
Brilliant
見事な
Outstanding
傑出した
Extraordinary
並外れた
Remarkable
すぐれた
Good job
よくやった
Way to go
いいぞ
Well done
お見事
シチュエーションによって訳し方も変わるのでこれらの訳は一例です。
副詞でさらに強調!
「so」、「 really」、「 freaking」などを使うと
さらに強調して「すごいね」を伝えられます。
「超すごいね」みたいな感じです。
That’s so great!
超すごい!
That’s really amazing!
本当に素晴らしい!
Freaking awesome!
めっちゃすごい!
ネイティブが会話で使う表現一覧
では実際にネイティブは会話の中でどのように「すごいね!」と褒めるのでしょうか?
Youtubeに分かりやすくまとまってたので
こちらの動画を確認してみてください!
明日から使える英語表現が身につくはずです。
まとめ
たくさんのスラング表現をご紹介してきましたが、
これらはポジティブなワードなので会話ではどんどん使っていきたいですね。
中には「shit」といった汚くて
あまり強くおすすめできない表現もありますが、
知っておくと会話を理解するのに役立ちますね。
ここまで来てあれ?と思っていませんか?
そういえば「nice」が無いって。
「すごいね」といえば、「That’s so nice!」じゃないのと。
でも実は「Nice」は、
ネイティブの間ではあまり使われない表現なんです。
やっぱり直訳はダメですね。
ありがとうございました!!