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こんにちは!
私たちは毎日必ず服を着替えますね。
朝起きたら、パジャマから外出着に・・・
また、会社に行ったら、ユニフォームや作業着に着替えるという方もいらっしゃるでしょう。
英語で「着がえる」って言うには、
シチュエーションによって使い方が全然違っており、
決まったフレーズがあります。
今回は、日常シーン別に「着替える」の3つの使い方と英語表現を一緒に学びましょう。
着替える:基本フレーズ
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change, change clothes
英語で着替えるの一番シンプルな言い方は、
動詞のchange または、change clothesです。
着替える=change、服=clothes、
あわさると、「服を着替える」 ですが、change だけで意味は通じます。
すでに服を着ている状態で、違う服に着替える時に使います。
例えば、パジャマから外出着、普段着などです。
次の例文を読みながら、出かける前の
シーンを思い浮かべてみてください。
(さっとシャワーをして着替えたい。)
Will you wait for me? I want to change my clothes before we get going.
(ちょっと待ってくれる?出発する前に着替えたいんだけど。)
友達同士の会話文では・・・
A: Do I look ok? Should I change clothes?
(変じゃないかな?服を着替えたほうがいい?)
B: Not at all. You look perfect.
(そんなことないよ。完璧だよ。)
と、いうような使い方をします。
ところで、clothesの発音については注意が必要です。
発音は[kl’ouz]、と辞書に記載されており、
動詞の close と同じ発音と覚えておいてくださいね!
change into 〜
これからどのような服装に着替えるか、
具体的に言う場合は、「change into ~」を使います。
(仕事のために制服に着替える必要があります。)
I change into pajamas when I come home.
(私は帰宅したらパジャマに着替えます。)
He will change into suits to meet my parents.
(彼は私の両親に会うためにスーツに着替えます。)
get dressed
dressed=服を着た、身支度をした、
という形容詞の意味から、着替えるという意味になります。
ですから、get dressed のイメージは、
着がえるプラス出かける準備、というところでしょうか。
親が子どもに急いで身じたくをさせたい時に使うフレーズがこちら。
(急いで着替えなさい!)
私は英会話講師をしていた経験から、
なるべく自然に英語に親しんでほしいと思って、
”Hurry up and get dressed!!”と
自分の子どもたちに、英語で話しかけることにしています。
さて、話をもとに戻して、その他に、
親が子どもに対してよく使うフレーズでは、
(着替えて、公園に行きましょう。)
と、着替えをグズる子どもに呼びかけることも多いですね。
ネイティブがよく使う「着替える」フレーズ
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先ほど、着替えるは、change だけで通じると紹介しましたが、
着替えることを、ネイティブは get changed とも言います。
(着替えてくるから、ちょっと待ってて。)
というような使い方です。
さらに、get changed の前に、go をつけて、
Go get changed. または、Go get dressed. と使います。
こちらは両方とも「着替えてきて」の意味になります。
これは、実は、Go and get changed. が
文法的には正しいのですが、ネイティブは andを省略することが多いです。
(着替えてきて、もうすぐ出発するよ!)
I just got out of the shower. I’ll go get dressed.
(シャワーを浴びたところだから、着替えてくる。)
のように、使います。
ちなみに、go and =〜しに行く、〜してきて、
の意味を表していて、次のようにも使います。
(お昼ごはん食べに行こう。)
I’m just gonna go get a coffee.
(ちょっとコーヒー買いに行ってくる。)
put on, wear とchange の違い
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中学校では、
put onやwear,change、
この3つすべて「着る」と学習したのではないでしょうか。
しかし1つ1つ意味は全然違うのです。
くわしく解説しましょう。
put on
違いとしては、
put on=着ている、
「着る動作」を表しています。
wear
wear=着ている状態、
「身につけた状態」を表していて、
既に着る動作は完了している、という状態のことを表しています。
change
change は最初にも説明したように、
今着ている服から違う服へ着替える、という使い方です。
ですから、厳密には、
着るという日本語に訳すのは、違うかなぁと思いますが、
中学英語では、まるっと一緒にしてしまっているようですね。
では、次の3つの例文を比べてみましょう。
さらに理解が深まるはずです。
例文で比較する
A: I’m putting on my jacket.
B: I’m wearing my jacket.
C: I’m changing my jacket.
混乱してしまいそうですが、
日本語訳するとどうなるでしょうか。
A: put on と B: wearを使った例文は、
「私は上着を着ている。」となります。
そうなんです、
この2つの文章は英語では違う動詞を使い、
ニュアンスが違いますが、日本語では同じ訳になりますね。
もう少し詳しく説明すると、
A: I’m putting on my jacket.
⇒今、まさに上着を着る動作をしていること
B: I’m wearing my jacket.
⇒上着は既に着ている状態のこと
C: I’m changing my jacket.
= 「私は上着を着替えています。」となるので違いは明らかですね。
となります。
大切なことは、今どのような状態であるか、
というところに焦点を当てると、
使い分けることができるでしょう。
まとめ
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今回は、「着替える」について学びました。
まとめると、
- change, change clothes = 着替える
- change into 〜 = 〜に着替える
- get dressed=着替える、身支度をする
と、3つの意味について紹介しました。
get dressed は、着替えて身支度をするという
意味も含まれていることがchange との違いでしたね。
そして、ネイティブは、
change にget をつけて get change と言ったり、
着替えてくることを、
go get change、go get dressed のように使います。
服を着ることの英語フレーズが分かるだけでも、
日常会話に自信を持てますね!
さらに日常英会話を勉強したい方は、
こちらに記事をまとめたのでぜひご覧ください。
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