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こんにちは。
MustとHave toは
中高の英語の授業でよく習いますね。
ドラゴン桜でも解説されるほど重要単語です!
しかし、いざ文章や会話に使うときに
「この文章にはどっちを使うんだっけ?」
「これはMustじゃなくてHave toでもいいのかな?」
と迷うことってありませんか?
理解しているようでキチンと理解しきれていない。
そんなMustとHave toの違いをここで詳しく見ていきましょう!
私は、大学と大学院でイギリス文学を専攻したり、
アメリカへホームステイ経験もあるので、
その経験から「MustとHave toの違い」を分かりやすく紹介します。
必ず英会話の上達に非常に役立ちますよ!
MustとHave toの違いとは?
「Must」と「Have to」はどちらとも
「〜しなければならない」という意味です。
しかし、意味を詳しく見ていくと
この二つには次のような違いがあります。
- 「Must」は基本的に現在形で使われる。
否定文では意味が変わり、意志や命令の意味が強い。 - 「Have to」は現在・過去・未来・完了形でも使える。
否定文でも意味は変わらない。客観的な義務やすべきことに使われます。
そして、
「Must」は「Have to」より意味が強い
という違いがあります。
では、それぞれの違いについて詳しく見ていきたいと思います。
「Must」の意味から見ていきましょう!
Mustの意味
「Must」の意味には次のようなものがあります。
- 「〜しなければならない」
- 「〜してはいけない」
- 「〜に違いない」
- 「〜に相違ない」
- 「必ず〜する」
- 「〜する必要がある」
それぞれに強い意志、義務、確信というものが感じられますね。
これで「Must」が「Have to」より
意味が強い理由が分かったかと思います。
それでは例文を見ていきましょう。
(生きるために水を飲まなくてはならない)
(母親の言うことは聞かなければならない)
(夏に日焼け止めは必要です)
(寂しいです)
(イギリスは今ごろ寒いに違いない)
強い必要性を表しています。
聞かなくてはならないことを表していますね。
「絶対に必要になるもの(必需品)」を表しています。
思いを表していることがわかります。
「〜に違いない」という絶対的な推測を表しています。
このように「Must」の意味にはどれにも強さがあります。
「それ以外の選択肢はあり得ない」といったような義務や命令、
「それにしかない」というような絶対的な確信や予測が込められています。
いずれも自分主体のものが多いです。
- 「〜しなくてはならない」
- 「絶対に必要」
- 「〜違いない」
などなどすべて自分の意思が含まれます。
それに対して「Have to」はどうなのでしょうか?
Have toの意味
たくさん意味があった「Must」に対して、
「Have to」の意味には
- 「〜しなければならない」
- 「〜ねばならない」
柔らかい意味に感じられますね。
これが「Must」と「Have to」の意味の違いと言えるでしょう。
それでは例文を見ていきます。
(私は学校に行かなくてはならない)
(TOEICのために英語の勉強をせねばならない)
客観的な目線で要求されていることを表しています。
「学校に行かなくてはならない」のは
社会的に求められていることであり、すべきことです。
「〜ねばならない」という意味を表しています。
状況的に(勉強を)しなくてはならない
と自分主体じゃないことが理解できますね。
このように「Have to」は「Must」のように自分主体ではなくて、
客観的に見た時のすべきことや必要性を表しています。
さて「Must」と「Have to」の両方の意味を理解したところで、
それぞれの違いについて詳しく見ていきましょう!
中学で学ぶ MustとHave to 文法上の違い
「Must」と「Have to」は中学で学び通り、
文法的に違いがあります。
それが語形変化です。
- 「Must」は語形変化がない単語であり、
基本的に現在形で使われることが多いです。 - 「Have to」は語形変化がある単語であり、
現在・過去・未来・完了形でも使われる。
例文を見てみましょう。
(本当にもう行かないといけない)
(夜中に宿題をしなければならなかったんですか?)
(チャリティーパーティーについて週末までに考えなくてはいけないでしょう)
(長い間耐えてこなければなりませんでした。しかし、私は今自由です!)
*引用:weblio英和和英辞典
- は語形変化のない「Must」の現在形の文章です。
- からすべてて語形変化のある「Have to」の過去、未来、完了形の文章になっています。
見て分かる通り、
2から4は「Did you〜」「will」「I’d」などの単語が使えます。
これは語形変化のある「Have to」でしか使われません。
「Must」と「Have to」で語形変化のある文章を使う時は、
文法上の違い注意しましょう!
否定文の違い
次に紹介するのは、
「Must」と「Have to」の否定形の違いについてです。
- 「Must」は否定形で意味が変わる単語です。
- 「Have to」は否定形でも意味は変わらない単語です。
例文を見てみましょう。
(水曜日は学校に来てはいけません) (水曜日は学校に来なくても結構です) 上記のように、 「Have to」では禁止ではなく不要という意味であり、 否定文では「Must」は禁止の意味に変化しますので それでは最後に、 「Must」と「Have to」では意味が違うので、 例文を見てみましょう。
(明日までに論文を提出しなければなりませんよ!) (明日までに英語の論文を書かなければなりません) 「Must」の場合はこの例文を言っている人が 「Have to」の場合は 少しややこしいですが、 ということです。 ただ例外として 「Must」や「Have to」を使った文章を 実際にどんな場面で 「Must」と「Have to」は 例えば、 誰かに注意を促す場面で 他にも勉強をしなくてはならない時や 様々な場面で使うことができる 「Must」と「Have to」は そして「Must」の方が「Have to」よりも強く相手に伝わります。 以上の点に注意して、使い方には気をつけましょう。 中学で学ぶ「Must」と「Have to」ですが、
禁止の意味になります。
「〜しなくても結構です」または
「〜する必要はありません」の意味になります。
「〜しなくてはならない」「〜する必要がある」という
肯定文の反対の意味になります。
同じ「〜しなければならない」という意味を持っていても気をつけてください!MustとHave toの使い方の違いとは?
「Must」と「Have to」の使い方の違いを紹介します。
使い方が違ってきます。
自分主体で使われます。
客観的な目線からの義務、必要性で使われます。
論文の提出を強制しています。
誰から論文の執筆を義務付けられています。
規則や取り扱い説明書などには「Must」が使われます。
書くときや英語を話す時は、
以上のことに気をつけて使いましょう!MustとHave toを使う場面
「Must」や「Have to」を使うのか紹介します!
その意味からも幅広い場面で使うことができます。
「Must」を使えば「禁止」の意味として
より相手に伝わります。
どこかに行かなくてはならない時などは、
「Have to」を使って
客観的に自分がやらなくてはいけないことがある
と説明できます。
出来る限り自分に向けて使いましょう。
自分以外の他の人に対しても使えます。
「Must」と「Have to」なので
使い方の違いに気をつけて活用してください!まとめ
意味が似ていても使い方しだいで
まったく違う意味にもなる単語です。
また、否定文で変化して現在形でしか使われません。
また、否定文でも変化しませんが語形変化があります。
細かい違いを理解して、
ぜひ英語学習にぜひ役立ててくださいね!