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今回は,I’m comingの意味についてわかりやすく紹介します。
私は現在アメリカの大学に留学中で, ちょうど1年たちました。
受験英語で一通り英語は学んだつもりだったのですが,
アメリカに来て,自信が崩れ落ちました。
教科書で習ってきた英語とネイティブが実際に使う英語は全く違ったからです。
たくさん単語覚え,たくさん長文読んだのに,わからないことだらけでした。
周りの子に「それってどういう意味?」と質問する毎日です(笑)
でも日々ネイティブに囲まれているおかげで,生きた英語を学べています!!
そんな私が「この表現はめちゃくちゃ使われるし,知ってたら超便利だなぁ」と感じるのが
「I‘m coming」というフレーズです!!
これはすごく使いやすい言葉です!英語話者との会話で自分も相手もよく使います!
ただし「私は来ています。」と直訳しません!
これはそういう意味ではないのです。
ではI’m comingとはどんな意味なのでしょうか?
意味や使い方を詳しく説明しますね。
I‘m coming の意味とは?
come は自動詞で,「来る」を意味します。
be – ingは現在進行形ですね。
なので「I‘m coming」は直訳すると,
「私は今来ています」という意味になりますが、
実際は「今行くよ,今向かっているよ」を意味します。
この表現はカジュアルな会話でよく耳にします。
海外ドラマなどでもよく使われていますね。
しかし,学校の教材や受験英語ではあまり取り扱われません。
カジュアルな会話表現なので仕方がないですね。
ここで発音も学んで,英語での会話に取り入れちゃいましょう!
2語だけなので一度覚えちゃえばこっちのもんです!
「今向かってるよ」と言うとき,相手に面と向かって言うことは少ないですよね。
なので,I‘m comingはスナップチャットやインスタのDMなどのチャット上でよく使われます!
実は,アメリカでできた友達から初めてこの言葉が送られてきたとき,意味をキチンと知らなかった私はちょっぴり戸惑いました。
だって,「今行くよ」,「今向かっているよ」と聞くと,「I’m going」の方がしっくりきませんか?
なぜI’m goingではなくI’m comingなのでしょうか。
詳しく見ていきましょう!!
Go と Comeの違いとは?
goは「行く」,comeは「来る」と習いましたよね。
だったら「今行くよ,今むかっているよ」はI’m goingとなるはずです。
しかし,実際はI’m comingが正しいです。なぜなのでしょうか。
実は,どちらも移動を意味する動詞なのですが,移動のイメージが異なるのです!!
goは一定の場所から“離れる”移動を意味します。
一方で,comeは一定の場所に“近づく”移動を意味するのです。
「今行くよ」というとき,自分は相手に近づく動きをしますよね。
なので,goではなくcomeを使うのです!
逆に,“離れる“イメージのある場面ではgoを使います。
例えば,友達とごはんを食べおわって「そろそろ行こうか」というときは「Shall we go?」と言ったりします!
ごはんを食べていた場所を“離れる”のでgoなんですね。
goのフレーズを分かりやすく次の記事で紹介しました!
I‘m comingを使った例文
I’m comingがどのような場面で使われることが多いか詳しくみていきましょう!
小さい頃お家で,「ごはんできたよ!おいで!」とお母さんに呼ばれ,
「今行くよ!」と答えた経験はありませんか?
この「今行くよ!」こそI’m comingなのです。
海外ドラマなどでも,子どもがI‘m coming!と答えている場面をみたことがあるのではないでしょうか。
この時、子どもだけでなくお母さんもcomingを使います。
(夕飯よ、降りて来ないの?)
日本語にはないルールなので面白いですね!
また,先ほど書いた通り,I‘m comingはテキスト上でよく使われます。
I‘m comingは,“まだ出発していない状態”,“出発して向かっている途中”のどちらでも使えます!
「今から行くよ」,「今向かってるよ」のどちらの意味も持っているということです!
向かっている途中で待ち合わせ時間になってしまったら,チャットで「I’m coming」と送ったら良いんですね。
例文をみてみましょう。
(今ちょうど準備できたよ,今行くね)
I‘m coming! Go ahead and order first at the restaurant!
(今向かってるよ,先にレストラン入って注文してね!)
では,待ち合わせでは,他にどのような言葉が使えるのでしょうか。
待ち合わせで使える表現を3つ紹介します!
待ち合わせで使えるフレーズ3選!
待ち合わせ場所に自分が着いたことを伝えるときはどう伝えればよいのでしょうか。
「着いたよ」はI’m here!と言います。
待ち合わせ場所に着いたことを相手に伝えたい時には,I‘m hereと送れば伝わります。
「〇〇分後に着くよ!」という表現は、I’ll get there in 〇〇 mins! と言うことができます。
これも使えたらかなり便利です!
似た表現で,I’ll be there「私も行きます」も使えます!
getはそこに“到着する”ことに着目していますが,
beはそこに“いる“ことに着目しています。
I’ll be thereもI’ll get thereと同じように使うことができます!
I‘m comingはカジュアルな表現
ちなみにI’m comingはカジュアルな会話な表現です!
友達同士や親子,恋人同士などの間で使われることが多いです。
LineなどのSNSで,単にComingというだけでも伝えることもあります。
しかし,これらはカジュアル表現なので
ビジネスの場や,教授や上司などには使わないように気を付けましょう!!
もし丁寧に言い換えるとしたら、I’m on my way. を使いましょう。
まとめ
「I’m coming」についてまとめると,
- I’m comingは「今行くよ」,「今向かっているよ」という意味
- goは離れる,comeは近づくイメージ
- チャット上で使われることが多い
- 向かう前,向かっている途中のどちらでも使用できる
- 待ち合わせに便利な表現
- I’m here, I’ll get there, I’ll be there も待ち合わせ場面の頻出表現
- I‘m comingはカジュアルな会話表現
この7つのポイントを押さえれば,
ネイティブ相手でもスムーズにコミュニケーションを取れて進行が深まること間違いなしです!!
英語への理解を深めてどんどん生きた英語力を身に着けていってくださいね!