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今回は、英語フレーズ「That’s it」の意味・使い方について分かりやすく紹介します。
私は高校時代と大学時代、アメリカの東海岸の方へ留学をしていたのですが、
とにかくよく出てくるフレーズという印象があります。
特に、飲食店などで耳にすることが多かったように思います。
では、「that’s it」というフレーズは実際にどのような意味があるのでしょうか。
そして、具体的にどんな時に使われるのでしょうか。
それでは意味からご紹介していきます。
「That’s it」 の意味とは?
「That’s it」の意味からご紹介したいと思います。
「That’s it」は、「That is it」の略です。
ここでの「it」は、文脈的に「it」の前に話していたこと「全て」を意味します。
ですので、「That’s(それは) it(全部です)」 = 「以上です」 という意味が基本となります。
「以上です」という意味以外にも、
「その通り!」 「まじそれ!」 「それでおしまい」など、
シチュエーションによって違う意味で使う時もあります。
これは知っていた方が、使える場面が必ずあるので、是非マスターして欲しいフレーズのひとつです。
That’s allとの違いは?
現地でネイティブたちの会話の中で、「That’s it」と同じように、「That’s all」もよく耳にしました。
最初は「何が違うんだろう?」と思って聞いていましたが、
両方ほぼ同じように使っていましたので、
その時の気分や雰囲気や、使う人のクセで使い分けられています。
ただ、感覚的に使われている頻度として、「That’s it」の方が少しだけ割合的に多いかなという印象です。
それではいくつか例文でご紹介させてください。
「That’s it」の正しい使い方・例文
「That’s it」の代表的な使い方は、飲食店で注文を終えた際、「以上です」と最後に伝えたいときです。
しかし場面により意味が変わりますので、それぞれのシチュエーション別でご紹介できればと思います。
- 「以上でお願いします」(飲食店で注文を終えたとき)
- 「その通り!」「まじそれ!」(相手に同意するとき)
- 「それでおしまい」(それ以上ないことを伝えるとき)
- 「それだけ?」(相手に聞く時)
以上の4つのパターンが一番多いです。
それでは実際の例文をご紹介していきます。
① 飲食店で注文を終えたとき
(チーズバーガーとコーラのLをください。以上です。)
(かしこまりました、以上でよろしいですか?)
(はい、以上です。ありがとうございます)
② 相手に同意するとき
(平野歩夢選手が金メダル取ったぞ!)(キターーー!!!)
(先生が大量に課題出しやがった、しかも明日まで!絶対無理だよ、先生にそう言いに行こうか、それともとりあえずやっちゃう?でもどうせやらないといけないもんね。。。)
(まじそれ。)
③ 「それでおしまい」
(今日のお菓子はそれで全部だからね、わかった?もうないからね、それでおしまい。)
(聞きたいことは全て聞けました。それでおしまいです。)
④「それだけ?」(相手に聞く時)
(おなかすいてないの?それだけ?)
(何か買ってきてあげるよ。ホットドッグ1個って言ってたけどそれだけ?)
と、「That’s it」の例文をみていただきましたが、どれも映画や海外ドラマで聞いたことがあるかもしれません。
特にお店で、それ以外にも友人同士、学校、家庭、職場、いろいろな場面で、「That’s it」というフレーズが出てくることがとても多いかと思います。
「That’s all」 も同じように使いますので、好きな方を使うといいでしょう。
便利ですね!
マイケル・ジャクソンの This is it の意味とは?
This is it、というマイケル・ジャクソンの映画がありましたね。
That ではなく、Thisですが、
考え方は一緒です。
さあ、果たしてどういう意味だったでしょうか。
これはマイケルジャクソンのセリフより引用しながら解説します。
I just wanted to say that these will be my final show performances in London. When I say this is it, it really means this is it.
ただ私が言ったかったのは、これがロンドンで僕の最後のパフォーマンスです。これが最後だと言ったら、本当に最後なんですよ。
このようにマイケルジャクソンは this is it を「それでお終い」という意味合いで使ってます。
そのためMichael Jacksonのアルバム「THIS IS IT」は
「まさにこれ」より、「これで最後」という意味になります。
That’s it の発音
日本人でよくあるのが、That’s itを、「ザッツイット」と発音してしまうことです。
ちょっとやそっと発音が悪くても、文脈的に伝わってしまいますが、日本人がどうしてもザ、と発音してしまいがちの「th」ですが、「ダ」にしてみるだけで伝わりやすいですよ!
that’s it
ダツィッ |
ですので、「that’s it」の発音をカタカナで表現すると、「ザッツイット」ではなく、
「ダツィッ」となります。日本語の、「脱衣」と言う方が、「ザッツイット」より伝わります(笑)。
まとめ
「that’s it」についてまとめると、
- 「that’s it」は、とてもよく出てくるフレーズ
- 「that’s it」は、いくつかの意味があり、全て使用頻度が高い
- 「That’s it」は、相手から質問されるときにも使う
- 「That’s all」もほぼ同じ意味なので覚えておくとバリエーションが増える
- 「That’s it」は、「脱衣」と発音すると伝わりやすい
会話の最後につけたり、そのままで使うことで
店員さんを惑わせずスムーズに注文できたり、相手に同意できたり
コミュニケーションをとる上でに役立つこと間違いなしです。
では最後にthat’s itのような便利で
2語で表現できる簡単フレーズを紹介しますので、
ネイティブとの会話に役立ててください!
フレーズのバリエーションを増やすと、英会話がもっともっと楽しくなると思います。
このブログを参考にして、より実用的な英語の知識をゲットしてくださいね!
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