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今回は,kind ofの意味についてわかりやすく紹介します。
私はアメリカに留学中で現在1年目になります!
また高校生の時にカナダでの2週間の留学経験もあり
長いこと英語を勉強しています。
そんな私が,毎日毎日聞くフレーズが Kind of です。
実は,この表現はほんとうに誰しも使う超頻出表現です。
文脈によって意味が少し意味が変わる表現なのですが,
Kind of の使い方は,なかなか学校で学ばないですよね。
日常会話の表現なので,仕方がないです。
今回は,kind ofを海外生活や英会話で使うことができるように,
この記事を最後まで読んで学んでいってくださいね!
今回は,Kind of の意味と具体的な使い方を紹介します!
マスターして,こなれた英会話の表現を身に着けてください
Kind ofの意味とは?
Kind ofがネイティブ同士の何気ない会話で使われるとき,
多くは「~みたいな」という意味です!
Kind of を使うことで断定を避ける言い方ができ、
「その物事ではないけれど,それらしい,たぶんそれっぽい」という意味になり、
しかも,Kind of ~で,「~っぽい」,「~みたいな」,「~のような」という意味にもなります。
学校で習う “kind“ の意味は大きく2つありますよね。
- 「親切な」という形容詞
- 「種類」
1つは「親切な」という形容詞です。
名詞の前につけて,「親切な」,「優しい」といった意味を表します。
そして2つ目は「種類」という名詞です。
こちらは,kind of ~という形で,~の種類という意味になります。
しかし,上にも書いた通り,
Kind of は文脈によって意味が変わり,細かく分けると複数使い方があるのです。
では、本題のkind of の意味を大まかに3つ紹介しました。
以下にまとめてみます。
Kind ofの3つの意味
- ~ぽい,~みたいな,~のような
- なんか,まあ
- One’s kind of の形で,~のお気に入りの
この3つの使い方はネイティブが実際によく使っています。
親切という意味でkindが使われるよりも,はるかに上の3つの用法で使われるほうが多いです。
私もアメリカにくるまでここまで多様な表現に使われているなんて,
全然知らなかったので,やはり教科書と実際の英語は別物だなあと感じます。
一つ一つ紹介していきますね。
「~っぽい,~みたいな,~のような」
1つ目は上で書いたとおり,~っぽい,~みたいな,~のような という意味です。
私あんな感じのバッグが欲しい
というように,物事をあいまいに言うときによく使われます。
「なんか」,「まあ」
ネイティブがよくいうkind of,
二つ目の意味は,「なんか」,「まあ」です。
ええ,なんか?ってどういう意味?
って思うかもしれませんが,
これは,日本人はよく使ってます。
たとえば「なんかおなかすかない?」「あのお店なんか気にならない?」のように,
自分でも気づかないうちに言っているあの「なんか」です。
これも,kind = 種類 の意味から派生してきています。
なんかおなかすいた
I kind of like this song.
なんかこの曲すき
のように副詞的に使われます。
形容詞や動詞の前につけて,なんとなく,なんか,まあという意味になるんですね。
「好みの」
Kind of 3つ目の意味は,
「好みの」という意味です。
こちらは,one’s kind of 1という形で使われます。
これは私のタイプの曲だ。
Kind of ~ は ~の種類という意味ですが,
そこにone’s をつけることで,その人のお気に入りのという意味になります。
意味としてはfavoriteに近いです。
それでは,「kind of」が使われる場面を,より詳しく例文とともにご紹介します!
Kind ofを使うタイミングはいつ? 使い方や場面は?
Kind ofがどのような場面で使われることが多いか詳しくみていきましょう!
先ほど書いた通り,「kind of」は,
大きく分けて3つの種類で頻繁に使われます。
ネイティブのkind of の使い方を観察していると,
もはや口癖のようになっているのかなと思います。
例文をみてみましょう。
➀~ぽい,~みたいな
あの家すごい大きい!あれはお金持ちの家みたいな感じだね。
I’m talking about the kind of dress which you wear at a party.
パーティできるようなドレスについて話しているんだよ。
このように,名詞(のかたまり)の前にkind of を置くことで,
「~みたいな」,「~のような」という意味になります。
ちなみに,kind of と同義のsort of も同じような使い方をできます。
Kind of はアメリカ英語で,
sort of はイギリス英語でよく使われるという違いがあります。
②なんか,まあ
授業でプレゼンするとき,なんか緊張してたよ。
I kind of like her.
なんか彼女のことがすきなんだ。
形容詞において副詞的な意味で,
「なんとなく」,「なんか」という意味で使われています。
A : You look pale. Are you okay? Are you sick?
A : 顔青く見える,大丈夫?体調悪いの?
B : Kind of. But I’m alright.
B : まあそんな感じ。でも大丈夫だよ。
動詞の前において
副詞的な意味で,「なんとなく」,「なんか」という意味で使われています。
しかも2つ目の例文では
「I’m kind of sick.」の「I’m sick」が省略されて,
Kind of = そんな感じ という意味になるパターンです。
Kind of のみで言うことも結構多いので,覚えておくとよいですね。
このような使い方の場合も,sort of を使うことができます。
③~の好みのタイプの
あれは僕の好みの車だ。
I have a present for you! I think this is your kind of thing.
あなたにプレゼントがあるよ!あなたの好みのものだと思う。
このように,One’s kind of ~ で,
~のお気に入りの,好みの
という表現をすることができます。
ちなみに,favorite や one’s type of ~ という表現が類似表現であります。
恋愛関連の英語と一緒に覚えると、定着しやすいですよ!
覚えておくと表現の幅が広がりますね。
Kindaの意味とは?
海外ドラマや洋画などで,kinda (カインダ)という言葉を耳にしたことがありませんか?
実は,Kindaはkind of の省略表現です。
Kind of と意味は全く同じなので,上の3種類の場合に使うことができます。
この Kinda はネイティブの会話ではめちゃくちゃ使われます。
私が聞いている限り,「なんか」,「まあ」という意味で、
口癖や,言葉に詰まった時によくネイティブの人が言うことが多いです。
Kinda を使いこなしてネイティブみたいにかっこよく話せるようになりたいですよね。
Kind ofは誰に使えるのか?
ちなみにkind ofはカジュアルな会話な表現です!
友達同士や親子,恋人同士などの間で使われることが多いです。
ただ,カジュアルとは言いつつも,
一般的な会話表現なので,フォーマル場面で使うのを避けるべき言葉というわけではありません。
というのも,1年大学に通ってみて,
生徒と教授が名前で呼び合うなんてこともしょっちゅうなので,
その状況に合わせて使えばフォーマルな場面でも問題なく使えると思います!
相手との心理的距離がある程度近ければ,特に気にすることなく使ってよい表現です!
形式的な言葉ではないのでスピーチなどでは使われませんが,
人と人の会話では場面を選ばずしょっちゅう使われると思います。
いろいろな使い方をここで学んで,どんどんアウトプットしていってください!!
まとめ
「kind of」についてまとめると,
- Kind of は,「~みたいな」という意味の表現
- Be out には様々な意味がある
- 3通りの意味
①「~みたいな」
②「なんか」,「まあ」
③one’s kind of 「~の好みの」 - Sort of は類似表現
- kinda は省略の形
- kind of はカジュアルな表現
このように,3つの意味と,合計5つのポイントを押さえれば,kind of をネイティブのように使いこなせるようになります。
洋画や海外ドラマも字幕なしでたのしめるようになれますね。
では最後にkind ofのような便利で
2語で表現できる簡単フレーズを紹介しますので、
ネイティブとの会話に役立ててください!
フレーズのバリエーションを増やすと、英会話がもっともっと楽しくなると思います。
このブログを参考にして,どんどん生きた英語力を身に着けていってくださいね!