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最近、英語が身近になって、
街中で英語を耳にしたり、仕事で英語を使用したりする機会が増えてきていますよね。
「これからは英語が当たり前に必要になる時代が来る!」
と思って英語の勉強を始めてみても、
「全然英語が聞き取れるようにならない。。」
「聞き取れるようにならないから英語の勉強が楽しくない。。」
と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
私も「英語耳」を作りたいと思って、
ひたすら英語の聞き流しをしてみたり、
映画を字幕版でたくさん見てみたりしましたことがあります。
しかし、英語に耳が慣れることなく、
全然聞き取れるようになる気配がありませんでした。
そのため、英語を勉強するのが苦しかった時期もあります。
「どうしよう、私に英語は向いていないかも。。」
と悲観的になっていた時もありました。
そんな英語が苦手な私でしたが、
英語の勉強法を変えたことで、
今では英語を使った仕事をしています!
勉強法を変えるだけで、
英語の勉強が楽しくなり、
どんどんと英語力は上げることはできます。
そこで今回は「英語が聞き取れなくて英語学習が楽しくない。」と思っているあなたに、
面白く・楽しく勉強できる「英語耳の作る勉強法」を紹介しますね!
この学習法は、私だけでなくこれから英語力を伸ばしたい人なら、
誰でも再現が可能な勉強方法なので、
ぜひ最後まで読んでみてください。
まずは音を理解して早口言葉で口の動きをマスター
「日本語にない音があるから、聞き取れないんだ!」
「英語耳には、まず英語の音を理解せねば!」
と、まずは英語特有の音を理解して、口の動きを練習することから始めました。
中学校で、
“ F “ や ” V ” を、下唇をかんで発音する、
と習ったことを覚えている人は多いのではないですか?
ほかにも ” L ” と “R” や、” S “ と “SH” 、” TH “ など、
日本語の発音にはない音が、英語にはいろいろありますよね。
これを改めて練習したんです。
L や R の発音
私は、特に ” L ” や ” R ” の発音が苦手で、毎回のようにレッスンで注意を受けていました。
そのたびに、中学でならったあの口の図解(わかりますかね?)を見ながら、
実際に口の動きをしてもらって、教えてもらっていました。
言葉で説明されるのと、実演してみせてくれるのとでは、
わかりやすさが全然違うので、すごく勉強になりました。
こちらの動画で
” R “ と “ L “ の発音の仕方をわかりやすく説明してくれているので、参考にしてみてください。
勉強になって理解はするのですが、いかんせん身につかないのです。。
どうしたものかと思っていたら、
英会話教室の先生がユニークな口の動かし方(舌の動かし方)の練習法を教えてくれました。
英語で早口言葉の練習をする!
練習というと楽しくなさそうなイメージですが、
それが楽しく続けられる方法を紹介します。
それが、早口言葉です!
教えてもらったものをいくつか紹介しますね。
Red lorry yellow lorry
(赤いトラック 黄色いトラック)
< B と V >
Vivian brought very beautiful violets
(ビビアンがとてもきれいなスミレを持ってきた)
< T とTh >
Tom, the thin twin tinsmith
(スリムな双子のブリキ職人、トム)
これをどれも5回ずつ繰り返して練習します。
発音の練習って、単調で退屈してきますけど、
早口言葉に合わせると楽しくありませんか?
特に tinsmith なんてよくここに持ってきたな、と。
単語の勉強にもなりました。
これ、楽しくて、
ほんとに口の動きの練習になるんです!
RとLの早口言葉なんて、一見簡単に見えますけど、
口の動きに注意して言ってみると、意外に難しいんです。
私は、初めのころ、かみまくりでした。。
はじめは、早く言おうと無理をせず、
ゆっくり発音を意識して言うことから始めてみてください。
すぐに試せるので、ぜひトライしてみてくださいね!
慣れてきたら、自分で早口言葉を作って練習するのも楽しそうですね!
何回も練習を繰り返して、英語の発音を自分のモノにすることが、
「英語耳」への第一歩ですよ!
好きな洋楽や洋画のワンシーンで楽しくアウトプット
音が理解できたら(並行して勉強するのもアリだと思います)、
次は、自分の好きな洋楽や洋画で楽しくお勉強しましょう!
好きなアーティストや俳優さんの生の声を理解したいって思ったことはみなさんあるはず!
楽しく勉強しながら、
夢を実現させちゃいましょう!
もし、
「仕事で英語を使う予定がある」
「日常会話を聞き取れるようになりたい」
など、英語を聞き取れる目的がある人は、
目的にあった題材を選ぶのがオススメですよ。
例えば、日常会話が聞き取りたい!という人は、
海外ドラマや映画の中でも、アクションやサスペンスものとかよりも、
日常会話が出てくる恋愛ものや家族ものを選ぶ、などがいいと思います。
しかし「結局は「聞き流し」したり、「英語の字幕版を見る」の?
それで失敗したって初めに言ってなかったっけ?」
と思った方もいるかもしれません。。
違うんです!
「聞く」のではなく、
「話す」んです!
洋楽の歌詞や洋画のセリフを、
口に出して話してアウトプットするんです。
早口言葉の練習で音は理解できたけど、
日常生活の中で、文章を理解しようと思ったら、
やはり、単語や文法が必要になってきますよね。
そこで、
練習した英語特有の発音に気をつけて、
「文章ごとアウトプットする」ことを繰り返すことで、
そこで使われている単語や、英語の文章を自分のモノにしようと思ったんです。
例えば日本語でも、地域によってや世代によって方言がありますよね?
初めて聞いたときは、同じ日本語のはずなのに何を話しているのかわからないよ。。なんてこともあると思います。
でもそれは、
その方言を ”知らない” からで、
話している言葉(単語)の意味やその人の話し方の特徴を知っていれば、
聞き取れるってことないですか?
つまり、
まずは、英語の文章を聞いて、
わからない単語を調べて、
英語特有の発音を意識して、
文章を口に出して、アウトプットを繰り返し練習する。
ということをしていました。
洋楽だと、CDを持っていれば歌詞はついているし、
ダウンロードをしたとしても割と容易に歌詞を手に入れることができるので、
始めやすいと思います。
洋画も、DVDであれば英語の字幕がついているものもありますし、
最近は動画も豊富ですし、字幕が出せたりもします。
こちらの動画ではワンシーンごとに解説もつけてくれているので、より練習がしやすいと思います。
私の個人的な趣味で、パイレーツカリビアンを題材にした動画を選びましたが、
ほかにもいろいろと映画を題材にした動画がありましたよ。
ぜひチェックしてみてくださいね!
洋楽、洋画と話を進めてきましたが、
「アウトプットするだけなら、
英語の本の文章をアウトプットするのでもいいんじゃないの?」
と思われる人もいるかもしれません。
本だと文字だけですが、
洋楽や洋画には音声があることで、
アウトプット練習をした後に、
ほんとに英語耳になれたかどうか実際に聞いて確認することができます。
私もそうでしたが、
英語に触れる機会が増えたとはいえ、
日常生活で勉強した英語耳を試す機会というのはそう多くありません。
そこで、アウトプットを練習した洋楽や洋画のその部分を聞くことで、
ちゃんと聞き取れているか確認をしていました。
しかも、
「好きなアーティストが歌っている歌詞が理解できる!」
「好きな俳優が話している内容がわかる!」
ってなったら、すごく素敵じゃないですか?
もっと勉強しよう!って気になりますよね?
私は完全にそれで英語学習に対するモチベーションを上げていました!
歌詞の日本語訳を見るより、
映画の日本語字幕を見るより、
英語で書かれた歌詞や字幕を見るより、
やっぱり自分の耳で、好きな人の言っていることが理解できたときはすごくうれしかったです!
聞き取れた!
↓
うれしい!
↓
もっと勉強しよう
↓
どんどん聞き取れる文章が増えていく
という、好循環が生まれます!
それでもやっぱり聞き取れない.。。難しい。。っていう人は、
動画の選び方を工夫するのはいかがでしょうか?
海外のこども向けアニメは基礎を勉強するのにうってつけ!
洋楽や洋画の中の文章は、ものによって、難しいものもたくさんあります。
私も医療ものやミステリーが好きなのですが、専門用語が出てきたりして、
恋愛ものの映画と比べても格段に難しいですよね。
そんな人に最初は、
英語圏のこども向けのアニメを題材にするのをオススメしてます。
こども向けなので、
専門的な言葉は使われませんし、スラング(俗語・くだけた表現)も使われにくい傾向があると思います。
私もよく利用しますが、
こども向けだからといって、スピードが遅いわけでもなく、むしろ、早くない!?と思える動画もあります。
基本的な発音や単語、日常会話など学べることがたくさんあるので、
英語の基礎を勉強するにはうってつけだと思います!
こちらは、美女と野獣のワンシーンの動画です。
ディズニーだと、なじみもありますし、勉強していて楽しめますよね!
短い動画なので、ぜひこの動画からアウトプット練習挑戦してみてください。
ネイティブスピーカーと会話を繰り返す
さて、文章でのアウトプットの数をこなしてくると、
聞き取れる文章量が増えてきます!
そうすると、
実際に会話で試してみたくなりませんか?
なので次に私がしたのは、
実際にネイティブスピーカーと会話をすることです。
私の英語学習の目的は、
海外の人と英語でコミュニケーションがとれるようになること、だったのもあり、
だんだん聞き取れる英語が増えてくると、
自分の「英語耳」が通用するか試したい!、会話を楽しみたい!
と思うようになりました。
といっても、やることは同じです。
日常会話のなかで知らない単語がでてくるので、
それを自分のモノにしようと、
1度学んだ文章や単語を繰り返しアウトプットし、次その文章や単語を聞いたときに聞き取れるようにしていました。
実際会話をしてリアルタイムで聞き取れたときの嬉しさは、
映画などのすでに出来上がったものを聞きとれた時の喜びとはまた別の喜びでした!
この喜びがまた英語学習のモチベーションをあげていきました。
私は、英会話教室に通っていたこともあり、
ネイティブスピーカーの話し相手は、レッスンを通じてですが、簡単に見つけることができました。
みなさんのなかで、
仕事で英語を使用する人は、
仕事関係でネイティブスピーカーと話す機会を得られると思います。
仕事でそういった機会を得られそうになければ、
前にも書いたように、
日常生活の中で、英語を試せる機会はあんまりないんじゃないでしょうか。
じゃあ、どうすればネイティブスピーカーと出会えるの?となりますよね。
私が住んでいる町には、
「定期的に外国人と交流する会を開いてくれるカフェ」や、
「いろんな国の人が集まって文化交流をする場である国際交流会館」や、
「外国人が集まるバー」、など
いろいろとネイティブスピーカーが集まりそうな場所があります。
いきなりバーに行って初対面の人に話しかけるのは、
とっても勇気がいるかと思いますが、
上にあげたカフェでの交流会や国際交流会館でのイベントなどは、
比較的行きやすい感じがしますよね?
国際交流会館と検索してみると、いろいろな地域で出てきます。
ぜひ検索してみて、家や職場の近くにあったら、一度寄ってみてはいかがでしょうか。
ネイティブスピーカーと交流できる面白そうなイベントに出会えるかもしれませんよ。
カフェでの交流会は、地域によるかと思いますが、
されているところも少なからずあるのではないでしょうか。
Facebookやお店のホームページなどで、参加者を募集していることもあるので、検索してみてもいいかもしれません。
英語の音をモノにして、ネイティブスピーカーと会話を楽しみましょう!
まとめ
- まずは英語特有の音を理解して、早口言葉で口の動きをマスター
- 好きな洋楽や洋画のワンシーンのセリフを口に出して楽しくアウトプット練習
- 基礎を勉強するには海外のこども向けアニメがおすすめ
- 最後の仕上げとして、ネイティブスピーカーと会話を繰り返す
これが私が楽しんでできた勉強法です!
もう、英語が聞きとれない!と悩むこともなくなりますね。
ネイティブスピーカーとの楽しいコミュニケーションが待っています。
好きなもので楽しく英語耳を手に入れましょう!