どうもベルです。
英語上級者でも the と a については、
分からないって人が多いはずです。
初心者ならなおさらですよね。
しかし、ある1点を理解すれば
たとえ英語初心者だとしても
スラスラと理解できるんです。
これから英語を使って自由に喋るためにも
今日でしっかりと the や a をマスターしてください。
Wine is the drink for such a celebration.
という英文から
「冠詞」「無冠詞」を紹介していきます。
無冠詞の意味とは?
さて
Wine is the drink for such a celebration.
という英文をみたら、
まず、wineに冠詞がついていないことがわかります。
冠詞がない(無冠詞の)理由は、
具体的に存在するワインを思い浮かべてないからです。
「ああ、ワインね、ワインって飲み物は」くらいの感じ。
具体的な種類とか、銘柄とか、
頭の片隅にもありません。
一切考慮されてないんです。
無冠詞を使うときは、具体的なイメージがないとき。
抽象的な「モノ」だけど、1つの「これ」としたイメージがないことが想定されます。
使い方:「お菓子食べたいな~」
(お菓子なら何でもいい。メーカーも種類も気にしない。)
冠詞 the の意味とは?
そしてthe drinkと定冠詞がついている理由は、
「これっきゃないよ」
という感じがしているからです。
お祝いにはワインで決まりだぜ、って感じ。
よくある間違いとして、
全文を読んで
「for such a celebration」があって
for によって限定されているから the があるのでは?
と考えることです。
もちろん、全文から推測することは大事なんですけど、
会話するときには
ぜったい左から聞こえてくるんです。
for以下が限定しているから、
ってのは後付けの考え方です。
まず「ワインこそが飲み物だぜ!」ときて
それから具体的なイメージを持たせるために
forを使っているんです。
だから、for 以下は
theがつく主な理由というわけではなくて、
theがついたから「補足」として足し算されただけです。
無冠詞のときは「なんでもいい」に対して、
冠詞 the が使われたときには「これだ!」と超具体的なイメージがあります。
使い方:「お菓子を食べる。(もちろん、のり味のポテチな。)」
(お菓子と言えば「これ」とみんなで共有している。周りは「あ~、あのポテチね!」と共通した1つのイメージがある。)
冠詞 a の意味とは?
最後に、a celebrationです。
冠詞の a は
「数あるお祝い事の中のひとつ」
という意味です。
a になっているので何でもOKなんですよ。
誕生日、クリスマス、ハロウィン、イースター、正月、などなど。
その中のひとつなんだ、
と言っているだけなんです。
「こんなタイプのお祝いなら、ワインで決まりだぜ」
ってイメージになります。
冠詞 the と似ている。が決定的に違う。
違うポイントは「どれでもいい」ということ。
使い方:「お菓子食べたい。(種類はポテチがいいな~)」
(種類は決まっている。だけど1つには決まってない。)
まとめ
無冠詞や冠詞(the , a)がある英文を読んで
自分なりにその「絵」が浮かんでくることが大事なんです。
あらゆる英文で「絵」が浮かぶようになったとき、
もうあなたの感覚はネイティブですよ。
パッと英文を読んで、
いろいろ考えてしまっているうちは
まだまだネイティブの感覚が身についていません。
これからも英語の感覚を勉強して
素直に感じられるように頑張りましょう!
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メールを読んだ方からは、
けっこう好評いただいているので
一生役に立つかもしれませんよ。
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