海外の顧客とビジネスをすると、電話でコミュニケーションを取る機会が増えてきます。
国は違いますが、相手は同じ人間なので時として間違い電話をしてしまうときはあります。
逆に、ご自身でも間違い電話をしてしまうと言うこともあるかもしれません。
間違い電話に遭遇したときに、焦ってしまってどのように対応すれば良いかわからなくなることがあることでしょう。
私自身、実際のビジネスシーンで間違い電話に何度か遭遇して
焦ってうまく会話をすることができなかった経験があります。
私が考えた改善策は、定型表現を用意しておくことです。
最初はカンペとして定型表現を書いたメモを用意していました。
そして場数を踏むことで定型表現を覚えて、スムーズにコミュニケーションを取れるようになりました。
間違い電話に遭遇しても定型表現さえわかれば、
スムーズにコミュニケーションを相手と取ることができます。
今回の記事では間違い電話に対応するときの英語表現について紹介します。
みなさんもぜひ、手元に定型表現を書いたメモを用意して、覚えるまで定型表現を使ってみてくださいね!
間違い電話がかかってきたとき
相手から突然間違い電話がかかってきたときに使える英語表現です。
知らない会社の担当者から突然電話が来て動揺してしまうことがあるかと思いますが、
落ち着いて定型表現を使えば上手にコミュニケーションが取れます。
ここからは間違い電話が来た時に使える英語表現を紹介します。
(おかけ間違いかと思われます。
(恐れ入りますが、おかけ間違いかと思われます。)
CHECK IT!
(おかけ間違いかと思われます。)
(そのような名前のものはこちらにいません。)
(どの番号におかけですか?)
(その番号で試していただけませんか?)
(別の番号におかけください。)
(こちらの番号は間違いです。)
(間違えた番号にかけていますよ。)
(間違い電話ですよ。)
突然見ず知らずの海外の人から電話が来たら焦りますよね。
私自身、初めて海外営業の部署に配属して間違い電話を受けて焦った記憶があります。
間違い電話への対応にはテンプレを用意しておくことで
突然の間違い電話にすぐに対応できるようになります。
ぜひ、テンプレを活用してみてくださいね。
間違い電話であることを指摘する
間違い電話がかかってきたら、かける番号が違う旨を相手に伝えてあげる必要があります。
電話をかけてきた相手に対して、間違いであることを指摘するのは難しいですよね。
間違い電話であることを相手に伝えるときにも、テンプレがあると便利です。
ここからは間違い電話であることを指摘するときに使える英語表現を紹介します。
(あなたは間違った番号にかけているに違いない。)
実際にこの文章を使用するのも良いですが、
次に紹介する一言を文頭に持ってくるとより丁寧さが増してきます。
(恐れ入りますが、間違った番号にかけているのではないかと思われます。)
(申し訳ありませんが、番号を間違えています。)
(番号を間違えていると思われます。)
よりカジュアルに言うのであれば、次の文章も良いです。
(番号を間違えてますよ。)
そのほかに使える文章は次の通りです。
(そのような名前のものはこちらにはいません。)
(どの番号におかけですか?)
(その番号で試していただけませんか?)
(別の番号におかけください。)
(もう一度ご確認ください。)
CHECK IT!
間違い電話を指摘する表現は、日本語では割とよく使う表現でも英語になると何て言えば良いのかわからなくなってしまいますよね。
テンプレを活用して間違い電話が来てもスムーズに対応をしましょう。
正しい電話番号を伝える
間違い電話であることを相手に伝えれば、相手も納得して会話が終わることもあります。
間違い電話を指摘した後に正しい電話番号まで相手に教えることができれば尚良いです。
ここからは正しい電話番号を伝える英語表現を紹介します。
(こちらは1234-5678です。567ではなく、576です。)
(もう一度電話番号をご確認ください。)
(電話番号を教えます。)
(正しい電話番号をお伝えします。)
(正しい電話番号を伝えるのでメモをしてください。)
(こちらの電話番号まで連絡してください。)
(ご案内する電話番号にお問い合わせください。)
(正しい電話番号をお伝えしますので、こちらの電話番号まで連絡してください。)
(こちらは〇〇ではありません。)
(こちらは〇〇ではありませんのでもう一度ご確認ください。)
正しい電話番号を伝えることで相手からの信頼も獲得することができます。
ぜひ今回紹介した例文をテンプレとして活用してください。
自分が間違い電話をかけてしまったとき
相手から電話を間違えられることもあれば、
自分でかけた番号が間違えていたということはありますよね。
でも安心して下さい。自分から間違い電話をしてしまった時の表現はほとんど決まっています。
またバリエーションもそれほど多くありません。
(すみません、間違った番号に掛けてしまったようです。)
(すみません、番号を間違えました。)
(すみません、違う人に掛けているつもりでした、)
CHECK IT!
国際電話をかけるときに、間違えてしまったら焦ってしまうことは間違いありません。
今回紹介する例文を活用してスムーズに対応してみてください。
しかし、ここで大事になってくるのが、二度と同じ間違った番号に掛けてしまわないように、
相手に正しい電話番号を聞くことです。
正しい電話番号を聞くとき
間違い電話をしてしまったときに、相手に正しい電話番号を質問できたらすぐに正しい電話番号に電話をかけられますよね。
ここからは相手に正しい電話番号を質問するときに使える英語表現を紹介します。
是非、一歩踏み込んだコミュニケーションを取ってみましょう。
(電話番号を教えていただけませんか?)
(正しい電話番号を教えていただけませんか?)
(正しい電話番号を教えていただけませんか?)
(正しい電話番号を教えていただけませんか?)
(この電話番号に電話する方法を教えてください。)
(電話番号を聞いても良いですか?)
(連絡先を教えていただけますか?)
(連絡先の詳細を教えていただけますか?)
(正しい電話番号を教えていただけますか?)
(正しい電話番号が知りたいので教えてください。)
電話番号を相手に尋ねるときは、シンプルな表現で質問をしてみましょう。
余計な表現は使わず、シンプルに質問を投げかけると相手も回答しやすくなります。
ぜひ、今回紹介した英語表現のテンプレを活用してみてください。
まとめ
今回の記事では間違い電話の時に使える英語表現の例文を紹介しました。
海外と仕事をしていると、国際電話をかける機会が増えてきて英語のコミュニケーションを取る機会が増えてきます。
国際電話の中には、間違い電話を受けたり、逆にかけてしまったりすることも出てくることでしょう。普段電話のコミュニケーションで使う英語表現になると焦ってしまうことがあるでしょう。
間違い電話に遭遇したら、あまり焦らずに深呼吸をして、
今回紹介した英語表現テンプレを使って冷静に対応してみてください。
メモに取って机の見えるところに置いておけばすぐに会話に使えることでしょう!
何度も繰り返しつつ少しずつ覚えていってくださいね。