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今回は、I’m exhaustedの意味について分かりやすく紹介します。
Exhaustedは高校3年生レベル、英検2級レベルの英単語です。
普段聞きなれない単語かもしれませんが、カジュアルな英会話ではよく登場します。日本人があまり知らない単語を英会話で使えたらかっこいいですよね。
ここではI’m exhaustedの意味と使い方、他にも同じような意味のフレーズの紹介をしていきたいと思います。
この記事を読めば、I’m exhaustedが簡単に理解できて、明日からの英会話がレベルアップしますよ。
I’m exhausted.の意味
Exhaustedは「使い尽くされた、枯渇した」「疲れ切った、ヘトヘトになった」の意味の単語です。
主語はIなので、「疲れ切った」と言う意味を採用して、I’m exhausted=「ヘトヘトに疲れました。」と言う意味になります。
形容詞として使用するため、exhaustを過去形、または過去分詞形に変える必要があります。
発音は「hを発音せずにイクゾゥステッド」です。
I’m exhausted |
では具体的にどのような場面で使われてくるのか、もう少し詳しく見て行きましょう。
I’m exhausted.の使い方
「疲れました」の一般的なフレーズはI’m tired.ですね。
ではなぜわざわざ違うフレーズを覚える必要があるのでしょうか。
それは、exhaustedとtiredでは疲れているレベルが違うからです。
I’m tired.の場合は、口癖のように
「ふぅ、疲れた。」くらいの疲労レベルで使われますので、日本人にも馴染みがあります。
一方でI’m exhausted.は、「もう、クタクタだ。」と言う強い疲労感を表します。
例文をいくつか見て行きましょう。
(とても疲れて見える、どうしたの?)
I worked 14 hours today. I am exhausted.
(今日14時間も働いた。もうクタクタだよ。)
I couldn’t sleep at all last. I’m exhausted.
(昨日は全く眠れなかった、クタクタだよ。)
このように、「疲れた」のレベルがいつもよりも高い状態であり、うんざりした様子を説明したいとき、exhaustedはとても便利です。
私は海外に住んで数年が経ちますが、exhaustedと言う言葉を聞くと、その人が相当疲れた1日を送っており、かなりイライラした様子であることをイメージしてしまいます。
Exhaustedを使う文法ルール
さて、少しだけ文法的なルールの話をしたいと思います。
先ほどから、Exhaustと言う単語は全て過去形に変えられて、exhaustedの形で登場していますね。
この形は、感情を表す英単語においてよく登場します。
主語 + Be 動詞 + 感情 という形で使う、と言うルールです。
実は、多くの人が自然に使っている、
I’m tired. |
も同じルールに則り、原型であるtireを変化させてbe動詞+tiredとして使われます。
他に同じような使い方をする単語に、「怖い」を意味する scaryがありますね。
これも、
I am scared. |
のように、Be動詞を挟んで、scaredの形で使います。
このBe動詞がfeelと言う単語に変わっても使い方は同じです。
I feel exhausted.
I feel tired. I feel scared. |
全てamをfeelに置き換え可能です。
また、amをgetにも置き換え可能です。 (過去形got)
I got exhausted.
I got tired. I got scored. |
と言うフレーズになりますが、be動詞、feel、got、どれを選んでも、それぞれ「クタクタだ」「疲れた」「怖い」の意味になります。
ちなみに、exhaustingは全く使う機会がないかと言うと、確かにexhaustedに比べれば少ないです。
しかし、主語以外を修飾する時に使うことがあります。
例えば、
What an exhausting day!
(なんて疲れる日なんだ!) |
と、dayを修飾する形容詞の形で使うことができます。
しかしながら、「私は、疲れています。」と言いたいときは、
I am tiring.
とは言わないので、注意が必要です。
ですので、現在進行形に自分が「疲れている」ときも、疲れた1日を送った後でも、ingの形は使わずに、
I am tired.
「疲れた」を表すフレーズ一覧
さて、他にも「疲れた」の意味で使うフレーズがいくつかありますので、ここで一緒に覚えて行きましょう。
Bushed
Exhaustedと並ぶほどに疲れており、かつよりカジュアルな表現がBushedです。
I’m bushed. |
で同じように「とても疲れた」の意味になります。
Exhaustedのスラングバージョン、という風に紹介されることが多い単語です。
先ほどのルールに従って、be動詞+edの形で使いましょう。
また、目上の人や、フォーマルな場面では使わないように気をつけましょう。
Wear
疲れ切っている、体力も尽きてもう動けない、と言う状況であれば
I’m worn out. |
と言う表現も使えます。
こちらもWearを変化させて、Be動詞と一緒に使うルールに従っています。
意味はexhaustedと同じく「疲れ果てました」です。
fatigue
他にも、少しレベルが上がりますが、フォーマルな場面や英語の試験で自分の実力を見せたいとき、
I feel fatigue.
(倦怠感があります。) |
と言うフレーズがあります。
Fatigueとはファティーグと読みますが、「倦怠感」といった専門的な意味で訳されると覚えておけば良いです。
こちらは名詞なので、be動詞+edの形に直すことはできません。
この単語が使われるのは、主に医療の現場でしょう。
病院で症状を説明するときや、薬局で副作用の説明を受けるときなどに、稀に耳にするかもしれませんね。
hassle
さらには、
「面倒くさい、そんなことしたら疲れる」
と言うニュアンスで、
It’s such a hassle. |
と言うフレーズもあります。
ハッスルしなくてはいけない = すごく面倒で疲れる
と言う少し面白いフレーズになります。
(友達を金曜の夜にダウンタウンに迎えにいかないといけない。めんどくさい。)
などのように使われます。
ちなみに、この例文で、pick upを使うケースはおそらく「車での送迎」であることが多いですから、金曜の夜の渋滞がひどい道を危惧していることが想像できますし、
All the wayを使うことで、ダウンタウンまでの道のりがかなりあることが伺えます。
「めんどくさい」と言いたい時に、ぜひ使って見てください。
I’m exhausted.になんと返事をしたらいい?
会話中にI’m exhausted.が登場したら、なんと返事をしてあげたら良いでしょうか。
日本語でも、「もうヘトヘトです。」と言われたら、
「それは大変でしたね」とか、「ゆっくり休んでね」などと声をかけるかと思います。
これらに相当する英語のフレーズとしては、
大変な時間を過ごしましたね=それは大変でしたね
That sounds hard.
大変そうに聞こえます=それは大変でしたね
Take care of yourself.
自分をケアしてあげてください=ご自愛ください
Please have a good rest.
良い休息をとってください=ゆっくり休んでください
など少し意訳しましたが、相手をいたわるフレーズをかけてあげると良いでしょう。
また、自分が疲れ切っている時に相手にねぎらってもらったとしたら、しっかり
Thank you for your kind.
ご親切にありがとう。 |
とお礼を言いましょう。
まとめ
- I’m exhausted. は「ヘトヘトに疲れた」の意味
- I’m tired.よりもI’m exhausted.の方が、より疲れている
- 「疲れました」と言いたいときはingではなくbe 動詞+edの形で使う
- 似たような表現に、bushedやworn outなどがある
- 返事の仕方としては、相手をねぎらう That sounds hard.などがある
この5つのポイントを押さえておけば、「疲れた」の表現がいつもI’m tired.である英語初心者から、一歩差をつけることができます。
また、新しい単語を知ることで相手の気持ちをより細かく正確に汲み取ってあげることができるので、英会話の内容もぐっと濃くなることと思います。
ぜひ、今回ご紹介したフレーズを実践して、I’m tired.との相手のリアクションの違いを体験して見てください。
他にもI’m exhausted.のように英会話が深まるフレーズがありますので
2語で表現できる簡単フレーズを紹介しますので、
ネイティブとの会話に役立ててください!
最後までご覧くださりありがとうございました。