目次
こんにちは!
英語学習するなかで
英語でのメール文を見ることは多々あるかと思いますが、
自分から英語で依頼メールを書くとなると難しいですよね。
そこで今回は
恥ずかしくないプライベートの英文、ビジネスの英文の
2つを併せて紹介していきますね!
英文メールの読解には慣れていても、
いざ作成となると時間がかかってしまうかもしれません。
アメリカ在住の私が、
職場でのメール作成やプライベートでのメール作成の経験を元に、
恥ずかしくない英語で依頼する際のメールの書き方について紹介します!
英文依頼メール作成の注意事項
まずは注意事項から。
日本語をそのまま英語に置き換えることは控えましょう!
日本語で考えて英語にするので、
日本語の部分をそのまま単語だけ英語に変える方も
いらっしゃるかと思いますが、その方法だと、
全体的に不自然な文章になることがあります。
そのため英文メールを作成するときは、下記を心がけましょう!
- 事前に伝えたいポイントをまとめる
- シンプルな表現にする
- プライベート(カジュアル)なのかビジネス英語(フォーマル)なのか
ビジネスでの依頼メール
職場での英語メールで依頼する時が一番緊張しますよね。
ちゃんと丁寧に伝えることができているか、言い方に問題がないか。
ビジネスの英語フレーズ5選
- 〜して頂けませんか?
・Could you (please)〜?
・Will you (please)〜?
・Would you (please) 〜 ?
- 〜して頂けると光栄に存じます
・I would appreciate it if you〜.
- 〜して下さい。
・Please〜
それでは例文を見ていきましょう。
- Could you please email me when you finish this project?
このプロジェクトが終わられましたらemailを頂けないでしょうか?
- Will you please sign this document by Friday?
今週金曜日までにこの書類にご署名頂けないでしょうか?
- Would you please attend this important conference?
当重要会議にどうかご参加頂けないでしょうか。
- I would appreciate it if you join our team.
私達のチームに参加して頂けるととても光栄です。
- Please make a hotel reservation for his business trip.
彼の出張の宿泊先の予約をお願いします。
カジュアルなフレーズの違いがわかりましたか?
少しずつ英語の依頼を理解していってくださいね!
ビジネスでのメール例文
それではフォーマルフレーズを使った問題にも取り組んでみましょう。
リナ様 昨日は当社プレゼンテーションのお時間を頂きましてありがとうございました。 つきましては書類サインの件、今週木曜日までにお願いできないでしょうか。 ところで次の企画について来月にビジネスランチができればと思います。リナ様の3月1週目のご都合をご教示いただけませんでしょうか。 ご返信お待ちしております。 ローレン |
<英文例> Dear Rina, Thank you for attending our presentation yesterday. Could you please sign the document by this Thursday? By the way, we would appreciate it if we can have business lunch next month to discuss the next project. Would you please inform us your first of week of March availability? We are looking forward to hearing from you. Sincerely, Lauren |
太字の部分を以下のその他のフレーズように書き換えることもできます。
- Could you (please)〜?
- Will you (please)〜?
- Would you (please) 〜 ?
- I would appreciate it if you〜.
- Please〜
ポイント
英語メールを送る際は、次の3つの基本を押えておきましょう!
- メール本文に改行なし
- シンプルに伝える(「お世話になります」などの挨拶文はない)
- 自分の名前の直前に結語(「Sincerely」などを加える)
プライベートでの依頼メール
友人同士や家族間、つまり親しい間柄と
コミュニケーションをとる際の、カジュアルな
依頼メールをするときのいくつかの聞き方をご紹介します。
プライベートの英語フレーズ4選
- 〜してくれない?
・Can you〜?
・Would you like to〜?
・Do you want to〜?
*この場合「〜したい?」と訳さない
- 〜してもよい?
・Do you mind if 〜?
この4つの表現のいずれかを使うとよいでしょう。
全てカジュアルな表現になります。
例文を見ていきましょう。
- Can you call me when you finish working?
仕事が終わったら電話してくれない?
- Would you like to grab lunch today?
今日ランチでも行かない?
- Do you want to watch a movie this weekend?
今週末、映画を観に行かない?
- Do you mind if I smoke in your car?
あなたの車の中でタバコを吸っても構わない?
<注意点>
敢えてフレーズ4選の中に入れた「Do you want to〜?」ですが、ここでは×です。
× 「あなたは〜したいですか」とは訳しません。
○ 「〜してくれない?」と訳します。
私がアメリカ人の旦那や友人からよく言われるフレーズなのですが、
以前「〜したい?」の意味しか知らなかった私は、
「Do you want to」のフレーズを言われるたびに混乱していました。
「Do you want to」のフレーズは下記のように使うことができます。
- Do you want to drop me off at the airport?
空港に送って行ってくれない?
- Do you want to grab a cup of coffee for me at Starbucks?
スターバックスでコーヒーを買ってきてくれない?
- Do you want to turn down the music volume?
音楽のボリュームを下げてくれない?
プライベートでのメール例文
それでは、本日学んだカジュアルな表現で練習してみましょう。
下記の日本語を英語に翻訳してみますね!
リナへ 元気? 明日だけどランチに行こう! ところで妹が車使うから私の家まで迎えにきてくれない? リナに会えるのを楽しみにしてるね! ローレン |
<英文例> Hi Rina, How are you? Let’s have lunch tomorrow! By the way, can you pick me up at my house since my sister will be using my car? I’m looking forward to seeing you! Lauren |
「Can you〜」の部分を以下のように書き換えることもできます。
- Would you like to pick me up?
- Do you want to pick me up?
- Do you mind if you pick me up?
カジュアルとフォーマルとで単語は違う
先ほどカジュアルな表現とフォーマルな表現をご紹介しました。
それではここでカジュアルな表現とフォーマルな
表現の単語の使い分けについてご説明します。
Can & Could
元々「can」は「〜できる」という意味を持ち、
「could」は「can」の過去形ですね。
しかしながら先ほどのフレーズでご紹介したように、
疑問文として「you」を含めて使用する際は
「〜が可能か」どうか、ではなく、
「can you = 〜してもらえない?」
「could you = 〜してもらえませんか?」の意味になることがあります。
さて、どのように見分ければよいでしょうか。
それは、、、
文章の前後で見分けることができます。
下記の例文をご参照下さい。
- ①Can you speak English?
英語を話すことができますか?
- ②Could you speak English because I don’t understand French?
私はフランス語が理解できないので、英語を話して頂けませんか?
①の文は「可能かどうか」を聞くのに対し、
②の文では「〜してもらえませんか」という依頼の文になっています。
これはbecause(の理由)をつけることによって依頼文だと判断できます。
さらに詳しく「Could」について知りたい場合は、
次の記事を参考にしてみてください。
Will & Would
さて、次は「will」と「would」について。
基本的に先述した「can」と「could」と同じように、
「will」は「〜つもりです」であり、
「would」は「will」の過去形です。
しかしながら疑問文として
「you」を含めて使用する際は「〜するつもり」かどうかではなく
「 Would you like to = 〜したい?」
「Will you (please) = 〜してもらえませんか?」
の意味になることがあります。
さて、「will」と「would」の見分け方も簡単です。
これも文章の前後で見分けることができます。
下記の例文をご参照下さい。
- Would you like to speak English since we learned it at school?
学校で英語を勉強したし、英語で会話しない?
- Will you please speak English because I don’t understand French?
私はフランス語が理解できないので、英語を話して頂けませんか?
上の文も下の文も「〜するつもりかどうか」ではなく、
sinceやbecause(の理由)をつけることによって
依頼文だと判断できます。
さらに詳しく「Could」について知りたい場合は、
次の記事を参考にしてみてください。
見分けかたの区別が分かると英語の表現力も大幅に広がると思いますので、ぜひ覚えてみて下さいね!
まとめ
さて、今回は状況に合わせた英語で依頼メールを
作成する際のフレーズをいくつかお伝えしましたがいかがでしたか。
フレーズをそれぞれまとめますので再度復習してみて下さいね。
ビジネスのフレーズ5選
- 〜して頂けませんか?
・Could you (please)〜?
・Will you (please)〜?
・Would you (please) 〜 ?
- 〜して頂けると光栄に存じます
・I would appreciate if you〜.
- 〜して下さい。
・Please〜
フォーマルなメールを書きたいときは
上記のビジネス英語フレーズ5選を
上手くまわして使用すれば問題ありません。
プライベートのフレーズ4選
- 〜してくれない?
・Can you〜?
・Would you like to〜?
・Do you want to〜?
*この場合「〜したい?」と訳さない
- 〜してもよい?
・Do you mind if 〜?
最初は覚えること自体一苦労ですが、
慣れればビジネスでの英文依頼メール作成も楽しくなるかと思います。